「・・・あいつが・・・キンジの・・・兄貴・・・?」
武偵校から少し離れたレストランでキンジは飛鳥達を誘ってカナ・・・いや、
遠山金一についてを話していた。
そこでキンジが言った後に焔は顎を大きく開けながらそう言ったがそれに
続くかのように夜桜達もこう言った。
「いやいや待つのじゃ!お主の兄上は確か・・・」
「ああ俺も会うまでは半信半疑だったが間違いねぇ。」
その言葉にキンジもそう言うが紫もこう言った。
「じゃあ・・・あの事件は・・・?」
「これは間違いなく武偵局も一枚噛んでいると思ったほうが良いっすね。」
そして華毘もそう言うが当の飛鳥と雪泉はと言うと・・・。
「・・・どうして・・・戻ってこなかったんだろう」
「皆さん心配していました。・・・お爺様も・・・・皆。」
そう言って落ち込んでいた。
できれば何かしらの方法でも良いから生存報告ぐらいはしてほしかったと
思っているようだ。
「・・・何にしても兄さんの目的が何なのか俺は知りたい。・・・分かったら
電話する。それでいいか?」
キンジが全員に向けてそう言うとそれぞれこう言った。
「ああ分かったぜ。」
「儂はここにおるから何か分かったら気兼ねなく伝えてくれ。」
「・・・じゃあ私はあの事件について調べ直しとくね。」
「何かあったら何でも言って欲しいっす!」
焔と夜桜、紫、華毘がそう言った後飛鳥と雪泉はと言うと・・・。
「遠山君。もし分かったらこう伝えて。」
「私もです。」
キンジはそれを聞いて?と思うと飛鳥達はこう言った。
「「ちゃんと後でじっちゃん(お爺様)達に謝ってほしいと・・・
私達の分も殴ってね(欲しいです)♡(# ゚Д゚)」
「・・・おお分かった・・・。」
流石のキンジも二人の怒りの表情に返事せざる追えなかったようだ。
「それにしてもアンタの兄さん強すぎよ。」
「あそこで私達が割り入っても勝てるかどうかですね。」
キンジとレスティア、レティシアは家に帰る道中でそう言っていた。
何せ金一自身はプロの武偵で然も二つ名もあるほどだ。
あそこでキンジ達が入っても焼け石に水になる事は明らかであったであろう。
キンジ自身もそれが分かっていた。
あそこで無理に割り込んでも勝ち目などない事ぐらい。
そしてキンジは家の部屋の鍵を開けると・・・玄関前に見慣れない靴があった。
「?・・・誰か来てるのか?」
キンジは不振だなと思ってレスティア達に武器を携帯するように告げた後三人は
物音を出さないように静かに歩いた。
「(まさかアリアの奴・・・合鍵を仕込んで入ってきたのか?)」
全開アリアはキンジの所まで突撃してきた事があってかキンジは怪我したのに
元気だなと思っていた。
そしてリビングに誰かいるという気配を感じてさんそれぞれ部屋の前に言って・・・銃を構えて出てきた。
そしてそこにいたのは・・・。
「スー・・・スー・・・スー・・・。」
「・・・カナ?」
ソファーの上でカナが寝ていた。
アリア「むっぎー!!あの女ーー!!」
あかり「アリア先輩!落ち着いて下さ~~い!!」
保健室でこのような事が起きていた。