あの後キンジたちを屋形船に移送させた半蔵達はそのまま何処かに行っているが
当のキンジはと言うと・・・。
「・・・・・・。」
あれからと言う物今度は窓際でボーっとしていた。(黒影に殴られた傷は
その時に雪泉が治した。)
「キンジさん・・・。」
「やれやれ・・・如何やら一過性だったようじゃな。」
雪泉はキンジの様子を見て心配している中半蔵はもう少し時間がかかりそうだなと思った。
それを見ている焔たちはと言うと・・・。
「やっぱもう一発殴るか?」
「いやそれは流石にだめじゃろう?」
焔の提案に夜桜は待ったを掛けた。
「・・・あ、半蔵さん達の事がネットで色々出てるよ。」
紫がネットで先程の事が出てるのを言った。
「・・・誹謗中傷があるけど大多数は金一さんの事で同情や賛同者が出てるよ。」
それを見て少し笑顔になっていた。
「でも誹謗中傷を書いているような連中なら嫌がらせが起きそうっすね?」
華毘が半蔵達にも被害が及ぶんじゃないかと危惧しているが黒影達はこう返した。
「なあに自らの身ぐらいは守れるわい。」
「もし他の連中に何かしようものなら・・・百倍返しでやってやるわい。」
半蔵はふぉっふぉっふぉっと軽い感じで返した。
「じっちゃ~~ん。」
「おお、飛鳥の声が聞こえるという事は合流地点か。」
半蔵は飛鳥の声が聞こえたことにより集合地点に来たのだと気づいた。
すると飛鳥は橋の近くにある船着き場から・・・跳び上がった。
そして見事に屋形船の天井に着地した。
「じっちゃん!遠山君は!?」
「あそこでボーっとしておるわい。それと飛鳥、今からちょっとある物作るから
それをキンジ君に渡してくれんかい?」
「うん。」
すると半蔵は実家である寿司屋の装束に着替えて厨房に立った。
「おおい皆。もう少しで昼食じゃから皆で食べんか?」
「「「「「ハーーイ!!!!!」」」」」
半蔵が全員に向けてそう言うと寿司を出した。
「さあたっぷり食べてくれ!」
「「「「「いただきま~~す!!!!!」」」」」
全員がそう言った瞬間傍にあった寿司を食べ始めた。
すると半蔵は飛鳥にもう一つの寿司を出すと飛鳥はそれをキンジの前に出した。
「はい、遠山君!じっちゃんが作った握りずしだよ。これを食べて元気を出そう!」
そう言って飛鳥はキンジにそれを箸で持って・・・
「はい、あ~~ん。」
あ~~んをしようとしていた。
「良いよ!自分で食べるから」
「駄目だよ!カナメちゃんのご飯を食べてないからこうしないと食べないでしょ!!」
飛鳥はキンジにそう注意するとキンジは慌ててこう返した。
「分かった、分かった!!食べるって!!」
そう言ってキンジは飛鳥の箸からそれを取って食べた・・・。
「くぇtwyていろ7pyp!!」
突如鼻を摘まんでもだえ苦しんだ。
「ふぇ!!遠山君!?」
「キンジさん!!これって・・・。」
カナメはキンジの状態を見てそれを食べると・・・。
「さdsghfdhfkgllk!!」
同じようになった。
「え!え!!なにこれ!?」
飛鳥はさらに混乱するとキンジは近くに置いてあったコーラを飲むと大声で
こう言った。
「飛鳥!!これ山葵巻きだぞ!!」
「えええ!!山葵巻きって・・・じっちゃん!?」
飛鳥はそう言えばと思って半蔵の方を見ると・・・。
「ほっほっほっ。大成功じゃな。」
どうやら半蔵の悪戯の様であった。
「じっちゃん!何やってるの!?」
「爺さん!!なんの冗談だよおい!?」
飛鳥とキンジが大声でそう言うと半蔵はキンジの方を見てこう言った。
「ようやっとしみったれた顔じゃなくなったのお。」
「へ?」
キンジは半蔵の言葉を疑問すると半蔵はこう続けた。
「遠山君。世間は金一君の事を悪く言っておるしお前さんにも言われのない言葉を
投げかけられるが・・・儂らが最後まで君を守るからほれ、心に思っている
言葉を出せ。楽になるぞ。」
半蔵はキンジの心を気遣いながらそう言うとキンジは壁に背を持たれついて
こう言った。
「・・・なあ、爺さん。」
「ん?なんじゃ?」
「・・・正義って何だろうな?」
その問いの答えは一体。