・・・ジャスト7か月ぶりに驚いた!!
作戦説明。
「それでは作戦会議を執り行う。」
防人の言葉が周囲に響き渡った。
ここは武偵校における視聴覚室だ。
ここは防音対策がしっかりとしているため秘密の作戦会議に丁度いいのだ。
今ここにいるのは防人達国連軍と一夏、ジャンヌダルク姉妹、金二、金一、
そして・・・この人たちだ。
「「「「「・・・・・」」」」」
無言で話を聞いているこの服を着崩した集団こそ、武偵における戦闘集団
「第0課」である。
元来第0課は防人達が活動する以前から日本国内で活動していた・・・
ダークヒーロー的立ち位置であった。
だが国内限定である事と、事件における計画や、後始末のしやすさから
防人達国連軍が担う事となり、自身たちはそのまま東京地方検察局に降った。
その点からかどうか分からないが防人達国連軍を見る目は何だかあまりいい印象でもないような感じであるのだが防人達も彼らのある思想から毛嫌いしていた。
その理由は・・・本人曰く。
「あいつらは正義のためならそれを錦の旗として法すら無視して好き勝手やってたからな。」
だからあいつら嫌いと防人はこれが始まる前に金二にそう告げた。
防人達国連軍もそれに近いようであるが実際は入念な下調べと戦力集め、
証拠集め等を行ってから戦闘を行うが彼らの場合は、殲滅が主なため証拠などは後で集めるが証言が取れず物的証拠しか揃えられないのだ。
まあ、話は逸れたがと思ったが金二は第0課の方を見た。
「・・・やっぱり居たか。」
そう言って目を向けると・・・。
「・・・・・・。」コク
何人かがそれに気づいて会釈した。
元々第0課の何人かは金二の父親が勤めていた武偵局の知り合いが多くおり、
その中に入っていたのだ。
そして金二は前に向き直した。
「今回の作戦は『レインボー・クルージング』会社が所有する造船工場に
いるとされている秘密組織、『イ・ウー』の構成院の逮捕、又は殺しだ。」
「ここは最近だが船が安置されているという情報が入っていたがこの倉庫は
調べたところ・・・誰も使っていないことが分かった。」
「なら何故使用された痕跡があるか?簡単だ、それは」
「そいつは『イ・ウー』が関与しているからだろ?」
防人の言葉に割り込んできたのはこの第0課の纏め役でもある大柄の男性。
「獅堂 虎厳」であった。
「そうだ、これまでこいつらにさんざん煮え湯飲まされてた挙句にキンジに殆ど全部手柄取られたもんなあ、武偵局と第0課さん?」
ドン!!!と・・・大きな音が聞こえた。
その音の正体は・・・。
「手前・・・喧嘩売ってるなら買うぞ?」
獅堂が机をへこますぐらいに殴ったからだ。
然し防人はこう続けた。
「事実だろ?手前勝手な正義の為に多くの人間を苦しめた挙句にガキに
全部持ってかれてるからなあ!!」
そう言いながら防人は獅堂の目の前に行きながらそう言うと獅堂は頭の額を
ぶつけるぐらいの距離まで近づいてこう言った。
「誰のおかげでこの国が守られてるんだああ!!」
「少なくともお前らよりかはちゃんとやってるわ」
防人と獅堂、双方とも睨みつけながらお互い火花が散っていた。
そして防人はふんと鼻息荒らして前に戻った。
「今回は船を出させない様にするのが狙い目だ。その為俺達国連軍は武偵局と
第0課と合同で執り行うものとなった。」
「作戦はこうだ。」
「先ず武偵局は『レインボー・クルージング』を取り押さえる。」
「その間に俺達は『イ・ウー』に潜入しこれを叩く。」
「そして敵のトップ『プロテキシオン・シャーロックホームズ』を捕まえる。」
「これは時間との勝負だ!各員健闘を祈る!!」
防人はそう言って全員を解散させた。
イ・ウーとの戦いが遂に始まる。