予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 『イ・ウー』との戦いの狼煙が・・・今、上がろうとしていた。


潜入開始。

武偵局の第0課が去ったのを見て防人は一夏とキンジを集めてこう言った。

 「それじゃあ作戦説明だけどもう一つ付け加えたいからよーく、聞いてくれ。」

 そう言うと防人はあるデータを二人の携帯に転送させた。

 それは・・・。

 「何ですか?これは。」

 一夏が送られてきたデータを見て何だと思うとキンジはこう言った。

 「これって指紋の戻し方か?」

 「そうだ、こいつは万が一指紋が消えてしまった際に戻すために使われる

液体の取り扱い説明書だ。」

 防人はそう言って説明した。

 この薬はISが作られた後に製造された薬で現在ではインケスタやレピアが

使用している。

 「何でそんな薬を俺達だけに?」

 「いや、こいつは前もって第0課や武偵には知らされていない。国連軍だけだ。」

 「どうしてだ・・・いや、何かあるのか?」

 キンジは何かあるのかと思っていると防人が耳打ちしてこう言った。

 「・・・第0課の連中がナニカした時に備えてな。」

 「・・・・・。」

 防人がそう言った後に本当に解散となった。

 

 

 

 

 

 

 

 そしてその日の深夜。

 

 

 

 

 

 

 防人達は『レインボー・クルージング』会社が運営している造船所に来ていた。

 それなりに大きいだけではなく設備も整っているように見えるが防人は

ある物を見てこう言った。

 「キンジ、あの大型車『トランスフォーマー』型じゃないぞ。」

 「え?」

 キンジは防人の言葉を聞いてそのトラックを見た。

 トランスフォーマー型は大体であるが『スタークインダストリー』の

マークが描かれているのだが其れすらなかったのに気づいた。

 「成程な・・・そう言う事か?」

 「?・・・どういう意味ですキンジさん」

 側にいたレスティアが何事だと聞くとキンジはこう説明した。

 「本来こう言うところは『トランスフォーマー』型が多くいるんだ。

人件費削減も兼ねてな。だけどここの乗り物は全部旧型ばかりだ。」

 「成程ねえ、そう言うところは大抵黒い噂があるって事ね。」

 キンジの答えにレティシアが追加した。

 『トランスフォーマー』型は全て『スタークインダストリー』が運用している

軍事ネットワークで常時監視し、ディセプティコンや犯罪組織の撲滅に

使っているのだがそれがないとなると・・・そう言う事になるのだ。

 「それじゃあ第0課と同時に突撃することになるが全員準備できてるな?」

 防人の言葉を聞いて全員武器やISの待機状態、キンジと防人は変身用ベルトを

見せると・・・後ろから声が聞こえた。

 「準備良いか」

 そう言って頭を掻きむしりながら来たのは・・・獅堂であった。

 無論他の第0課も来ていた。

 全員がスタンバイして暫くすると・・・防人がこう言った。

 「突撃」

 それだけを言うと全員・・・各々の獲物を構えた。

 「来い、『灰墓』」

 「来なさい、『桜炎』」

 「来い!『黒式・焔天』」

 一夏達はISを出現させた。

 「『HENSIN』」

 「『キルバス・スパイダー』!」

 「『ガシャット!』

 「変身。」

 「『レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!

アイムアカメンライダー!』

 キンジと防人は変身するためにベルトを、システムを起動させた。

 「『ARE YOU READY』?」

 「キャストオフ」

 「・・・レベルアップ。」

 「『Cast Off』」

 「変身!」

 「『キルバス、キルバス、キルバススパイダー!!』」

 「『Channge Wasp ”Thebee"』」

 「『レベルアップ!デッドセット!デッドバック!

死を運ぶデッドクエスト!』」

 キンジは装甲が外され、『ザビー』に、防人は『キルバス』に、

金一は『グレイブ』にへと姿を変えた。

 カズキ達も自分たちの武器を持つと・・・全員出て行った。

 向かうところは敵がいると思われる造船所に・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 「国連軍と第0課だ!大人しくしてもらうぞ!!」

 防人がそう言って扉を破壊するとそこにあったのは・・・。

 「これって・・・一体」

 キンジが見たもの、それはこれだ・・・。

 「大量の武器や弾薬、ISの機体にセッケーズに、魔法術式。・・・

正にアンダーワールドのセールスだぜ。」

 獅堂はそう言いながら周りを見渡していた。

 周りにあるのは大量のアンダーワールドの溜まり場そのものであった。

 キンジ達は目移りしながら船を見つけた。

 「こいつは!!」

 「やっぱりな・・・。」

 キンジはそれを見て驚きながらも防人は納得していた。

 すると金一がキンジに向けてこう言った。

 「そうだ、こいつこそ俺達の因縁の船。」

 「『アンリ・マリーベル』号だ。」

 そう言って金一はその船、『アンリ・マリーベル』を見ていた。

 その大きな船を一瞥した後に全員に向けてこう言った。

 「良いか、ここからは『イ・ウー』のメンツが山ほどいる。ここは慎重に」

 

 

 

 

 

 

 

 「それはどうかな?」

 

 

 

 

 

 

 『『!!』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 その声を聴いて全員が身構えるとそこにいたのは・・・人間たちであった。

 その中にいた漢服を腰に巻き、槍を持っている青年がそこにいた。

 いや・・・彼だけではない。

 多くの人間たちがそこにいた。

 全員が身構えると・・・青年がこう言った。

 「さてと、アンタたちは・・・まあ、俺達に喧嘩吹っ掛けてきた政府の子飼いと国連軍の暗部組織って言った処だな。」

 「悪いが『プロテキシオン』は今大事な用があるから・・・足止めさせて

もらうぜ。」

 そう言うと船にいた全員が・・・武器を持って・・・降りてきた。

 『『『『『ゥおオオォォォォおおおお!!!!!』』』』』

 「全員攻撃開始!!」

 「突破して船内に入るぞ!!」

 防人と獅堂はお互いそう言って全員に指示を与えて攻撃を始めた。

 今、『イ・ウー』との戦闘が・・・始まった。




 ISJー参五四型「灰墓」
 第三世代型のISで主にISのハイパーセンサーの阻害やステルスに特化した機体。
 篁技研が開発した機体で軽量であるがスピード特化に出来上がっているが
社長の武曰く・・・。
 「これって対人戦特化じゃねえか?こういうの要らねえだろ?」
 そう言ってきたのだ。
 第3世代の特徴はセンサーの無力化であり、ウイルスを与えることが出来る。
 見た目は『ガンダムW』に出てくる『ガンダムデスサイズ』と『ガンダムSEED』の『フォビドゥンガンダム』を足して2で割ったような感じ。
 武装 デスサイズ*1
    腕部内臓アンカー*1
    腰部搭載式荷電粒子砲*2




 ISJ-参六七型『桜焔』
 同じく第3世代型のISで遠距離特化型。
 同じく篁技研が開発した機体で大型のガトリング砲とミサイルにおける
飽和攻撃が主目的とされているため近接兵装は搭載されていない。
 主にバックアップに秀でている
 見た目は『ガンダムW』に出てくる『ガンダムヘビーアームズ』と
『ガンダム✕』に出てくる『ガンダムレオパルド』を足して2で割った様な感じ。
 武装 大型ガトリング砲*1
    ミサイルポッド(肩に搭載するタイプ)*2
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