予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 彼女が等々・・・出ます。


ひと夏のバケーション/再開のデンジャー  後編

そんなこんなでキンジはレスティア達と共に『東京ウオーターアイランド』にへと向かった。

 既に多くの人間が並んでいるようだ。

 目的は恐らく当日券目当てのようであるが・・・。

 キンジは予め貰ったチケットを持って並ぼうとすると・・・後ろから

声が聞こえた。

 「あれ、キンジさん?」

 「?・・・一夏。」

 キンジが振り向くとそこにいたのは白のカッターシャツと青いジーンズを履いた

一夏と黄色の薄い上着とワンピースタイプの赤色の服を着た唯依がそこにいた。

 「ねえ一夏、この人達は?」

 唯依が一夏にそう聞くと一夏は少し濁して自己紹介した。

 「ああ、この間仕事があった時に一緒になった『遠山キンジ』さん。」

 「おう。」

 「それと『レスティア』さんと『レティシア』さん。」

 「こんにちは。」

 「はあい。」

 三人がそれぞれ挨拶すると唯依も自己紹介した。

 「初めまして、一夏と同じIS学園に通っている『篁唯依』です。」

 唯依もするっとお辞儀しながら自己紹介をした。

 それを見たキンジ達はちゃんとした娘だなと思っていた。

 すると一夏がこう聞いた。

 「それにしてもどうしたんです?三人ももしかして?」

 そう聞くとレスティアがこう答えた。

 「はい、防人さんが『遊んでいきなさい』と言われてここのチケットを。」

 「そう言うお前は如何なんだよ?」

 キンジはそう聞くと一夏はこう答えた。

 「俺はこの間福引でここの前売り券が当たったのでそれで。」

 「何だそりゃあ・・・。」

 キンジは何の因果化と思いながら空を見渡した。

 するとアナウンスが鳴った。

 『只今より受付を始めますが前売り券をお持ちの方は案内役の職員にチケットを見せて下さい。』

 そう言う声が聞こえたのでキンジと一夏はそれぞれそっちに向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 そして着替え室にて・・・。

 一夏はキンジの行動を見てこう確信した。

 「(多分防人さんが考えたんだろうな、立ち直れるようにしたいって思いで。

俺ももし千冬姉に何かあったら・・・やめよう。考えると何だか

暗くなっちまいそうだ)」

 一夏はそう思って思考を止めて着替えを続けるとキンジの体を見て・・・

こう思っていた。

 「(正に昔の自分を見ているようだな。)」

 そう思いながら着替えを再開した。

 今のキンジの体は幾つもの痣が残っており下手したら虐待の後のような

状態であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから暫くして・・・。

 「キンジさ~~ん。遅れてスイマセン!!」

 「別に良いじゃない?どうせこう言うことなければ特訓ばっかしてるん

だから。」

 そう言ってキンジと一夏の目の前にレスティアとレティシアが来た。

 レスティアは白のビキニ

 レティシアは黒のビキニ

 そして・・・。

 「一夏(m´・ω・`)m ゴメン待った!?」

 「ええと、そこまで・・・・・」

 「?どうしたの」

 一夏は唯依の水着を見て呆然としていた。

 今の唯依は青緑色の装飾もないビキニであるのだが胸の谷間が目立つくらいに

見えているのでビックリしているのだ。

 「・・・変・・・かな?」

 「いやいやいやいや、スゲエ綺麗だぞ!!」

 一夏は慌ててそう言ったがこれには理由があった。

 それは・・・。

 「(もし佑唯さんに唯依を泣かせたなんて知られたら・・・殺される!!)」

 あのラ〇ボーみたいな阿修羅真っ青の重装備付きでとそう思っていた。

 「良かった・・・。」

 唯依はそう言ってほっとした様子であった。

 そしてこれからどうしようかと思っていた。

 するとレスティアがこう提案した。

 「其れでしたら皆さん一端別れてお昼ご飯になったらまた集まるというのは

如何でしょうか?」

 そう言うとまあ・・・いっかという風に全員納得して別れた。

 

 

 

 

 

 

 「一夏、早く早く」

 「分かってるよ。唯依」

 一夏と唯依はそう言いながら流れるプールに向かって行った。

 因みに浮き輪も持参している。

 そんな中で唯依はある人物を目にした。

 その人物は・・・。

 「あ、織斑先生」

 「え、千冬姉!?」

 唯依の言葉に一夏はそっちの方を向くと・・・。

 「誰もいないぞ?」

 「あれ、可笑しいな?」

 唯依はあれえと思いながら遊び始めた。

 少し離れた場所から・・・一組の女性と男性が水中から出てきたことも

知らずに。

 

 

 

 

 

 

 

 「それじゃあ俺達はどうするか」

 キンジはそう言って波が出るプールにいた。

 ノープランであるため何をしようかと考えていた。

 するとレスティアがこう言った。

 「でしたら・・・えい!」

 「うおわ!!」

 突然レスティアがキンジに向かって水をぶっかけた。

 「何しやがる!!?」

 「えへへへへ、そーれ!!」

 「当たるか!」

 「うわっぷ!?何するのよ姉さん!!」

 するとキンジが避けた先でレティシアに当たった。

 そしてまあどうなるかと思えば・・・こうなる。

 「やりましたねえ!!」

 「こっちの台詞だ!!」

 「負けないわよー!!!」

 お互い水の掛け合いをしていた。

 すると何処かで・・・何やら声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 「おい、あの子スゲエ美人だな!」

 「ああ、胸なんか超でけえし!!」

 「一体何処のグラビアアイドルかなあ!?お近づきになりてえ!!」

 そう言う声が聞こえた。

 「何だ?」

 キンジは何だろうと思ってその人だかりの方に向かった。

 そしてそこで目にしたのは・・・・。

 「ねえねえねえねえ?何処から来たの!?」

 「何処のアイドルですか?できればサインと電話番号を!!」

 「困ります!!私はそう言うのじゃなくてですね!!??」

 それを見てキンジは・・・思い出してしまった。

 「!!????!!?!?」

 「(あ・・・あいつは!?)」

 嘗てお金持ちの学校にある生徒の護衛任務に就いていた時に知り合った女性。

 長い黒髪

 美人と言われるほどの顔立ち

 何よりも目に映るのは巨大な・・・胸。

 赤い水着を着ているが胸の谷間が大きく見えていた。

 そしてそのスタイルの良さに・・・ヤバいと思った。

 「ここは・・・・逃げ」

 キンジは直ぐに逃げようとすると・・・後ろから・・・声が聞こえた。

 「遠山・・・キンジ・・・・君?」

 「!!!」

 ぎくうとキンジは冷や汗垂らしながら後ろを向くとその女性を・・・

見てしまった。

 「やっぱり遠山キンジ君!!」

 「よお・・・久しぶり・・・だな・・・『初音ヶ丘』・・・・」

 キンジを見てうれしがるその少女の名は『初音ヶ丘 優衣』

 嘗てキンジが潜入していた高校『一桜学園』の・・・クラス委員長であると

同時に・・・初音ヶ丘財閥の・・・御令嬢であった。




 一方一夏と唯依が来る少し前。
 「気持ちいなあ。千冬」
 「ああ・・・そうだな、響」
 千冬は前に一夏が推薦した水着を着て響と一緒にいた。
 買い物している時に偶然ガラガラ抽選をして当たったので千冬は響を誘ったのだ。
 「(あのお邪魔な女もいないしこれを機に響と・・・手を・・・//////)」
 考えてることはまるで乙女であった。
 然し・・・。
 「この声は篁!!不味い!!」
 ここで見られたら一夏に何て言われていじられるか分かったものじゃないと思った千冬が取った行動は・・・。
 「へ?千冬どうし・・・おわあ!!」
 響と一緒に水中に潜って流れに乗ったままやり過ごすことだ。
 その際に響は千冬の大きな胸の谷間に顔を挟まれる形になっているのだが・・・。
 そして暫くして・・・
 「大丈夫かひび・・・響~~~!!}
 千冬が目にしたのは・・・。
 「ふひゃあああ~~~~。」
 顔を真っ赤にした響であった。
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