弾丸込めて
「キンジさん起きて下さい!もうすぐ皆さんが来ますよ。」
この金髪の少女「遠山 カナメ」が扉をノックしながら大声でそう言った。
さてその本人はと言うと・・・。
「ふぁああああ。よく寝た。」
そう言う黒髪の青年「遠山 キンジ」ベッドから起きてパジャマから制服に
着替えた。
そして携帯の時計を見た。
「今7時5分か。もうじきかな。」
ピンポーン。
そう思う中インターホンが鳴った。
「は~い。」
カナメは慣れた動作で扉に向かった。
「今開けますねぇ。」
カナメは先ずドアの覗き穴から見た後にそう言って扉を開けた。
「いらっしゃい。飛鳥さん。」
「~~~ヾ(^∇^)おはよー『カナメ』ちゃん!」
そこにいたのはキンジの幼馴染の「服部 飛鳥」と・・・。
「おはようさん。」
「オハヨウなのじゃ。」
「・・・おはよう。」
「オハヨウっス!」
「おはようございます。『カナメ』さん。」
焔、夜桜、紫、華毘、雪泉がそこにいた。
そしてそれぞれ部屋に入る中キンジも自室から出てきた。
「お前らよく来るなあ。」
キンジは呆れながらも嬉しそうにそう言った。
それを見て満更じゃないなと確信して全員がテーブルの方を見た。
「ほう、今日は又旨そうだなあ。」
焔が品を見てそう言った。
テーブルにあるのは目玉焼きとカリっと焼いたベーコンとキャベツとトマトが乗ったサラダの皿、エビの刺身、魚の身が入った味噌汁、白いご飯と言った少し量があるが
それなりにきちんとした朝食であった。
それぞれ自分の配置に着くと両手を合わせてこう言った。
「「「「「「「「いただきま~~す!!!!!」」」」」」
そう言って食べ始めた。
「は~~。食った食った。」
焔がそう言って持たれている中カナメが残ったエビの刺身で何かを作っていた。
「何作ってるんだカナメ?」
「ああこれですか?むこうで「飛鳥」のおじいちゃんが作っていた醤油漬けです。
晩御飯に食べようと思って。」
キンジはカナメが何作っているのかを聞き、答えたことに納得して新聞を見ていた。
「へええ。『武偵殺し』の犯人は同一犯濃厚、犯人は収監中の重犯罪者か!?って
これ信頼できるのか?新聞なんて政府の犬みたいなもんだろ?」
キンジは経験則からか新聞批判をしている中紫がある事を言った。
「・・・それ裏があるよ。」
「「「「「「え?」」」」」」
紫の言葉に全員がそっちに向いた。
「私それの時間帯と犯罪時刻とその人の経歴、PCのデータを調べてたんだけど
どうにも食い違いが幾つかあってもっと調べていたら・・・ウイルスかまされて
使い物にならなくなった。」
紫の言葉を聞いた全員は何があるのかと思って考えている中カナメが全員に向けて
こう言った。
「あのう皆さん。・・・バスの時間宜しいんですか?」
そう言って時計を見ると・・・バスの時間が迫っていた。
「「「「「「「・・・遅刻だあ!!!!!!」」」」」」
「ただでさえIS学園の入学式で通行規制かけられてんのに!!」
焔が他校について文句を言った。
何せ今日は人類史上初めての・・・男の新入生が二人も来るからだ。
全員荷物を持つ中キンジは荷物を取りに行く中写真に向かって手を合わせて
こう言った。
「・・・行ってきます。兄さん。」
「遠山君!早く早く!!」
「分かった!!」
キンジは飛鳥にそう言われて部屋を出るも・・・彼女達で満員になったため
自分は自転車で登校することになったがこれが間違いであった。
この時彼は最悪な出会いをするのだ。
最強にして当時最悪な武偵「神崎・H・アリア」こと『独唱のアリア』に出会った事が彼の運命を全く違った意味で引き寄せてしまうからだ。
その出会いはある意味想定された通りである。