予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 バンディーレの説明です。


ルール説明

 曹の言葉と共に席に座っている面々が少し喋り始めていると曹はこう続けた。

 「尚、皆様にお茶などを出しているのは『MI6』の面々でございます。」

 「・・・マジでか。」

 キンジはそれを聞いて嘘だろうとそう感じた。

 MI6と言えばイギリスにある非公式政府機関。

 と言っても公式に開示されることがない為他国の情報を引き抜けることが

出来るという長所を持っているため表立ってイギリスに反論できない。

 然し何故メイド服なのかと思っているがまあ取敢えず目に毒だとそう思って

視線を曹の方に向けると曹はこう続けた。

 「この中には初めての人間がいるようだが何時もと変わらないさ、

裏で求めるものを巡って奪い合うというシンプルな物さ。」

 そう言っているとある一人の人間の声が響いた。

 「皆さん・・・あの戦乱の時代に戻らない道はないのですか?」

 そういうのは大人っぽい体つきを金糸の刺繍を施した純白のローブに包んで

小さな十字架を白い長手袋で持ち、ふんわりとした長いブロンドの髪を持つ・・・

その隣に冗談みたいにデカい剣を置いている女性はこう続けた。

 「バチカンは『イ・ウー』を必要悪として許容しておりました。高い戦力を有する彼等がどの組織と同盟するか最後まで沈黙を守り続けていた事で

誰もが互いに手出しできずに長き休戦を実現できたのです。私はバチカンが・・・

教会ひいては勇者、天使勢力が戦乱を望まぬ旨を伝えに」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「出来る訳がねえだろメーヤ、この偽善者が!」

 彼女の斜め横の机でそういうのは黒いローブを身に纏った・・・

典型的な魔女であった。

 すると隣に座っていた青い長髪の胸元が大胆に露出した赤い制服の女性が

こう言った。

 「けどよ『ベラルーシア』!こいつら休戦なんて全然してねえじゃねえか!」

 「だからと言ってここで戦闘はやめろ、上に何言われるか

たまったものではない。」

 そういう少女の眼帯は逆卍を斜めにした

旧ナチス・ドイツの「ハーケンクロイツ」が刻まれていた。

 すると『メーヤ』と呼ばれた少女は『カツェ』と呼ばれた少女に向けて

こう言った。

 「黙りなさい『カツェ=グラッセ』。この汚らわしい深い害虫。お前たち

魔性の者共は別」

 「おいおいおいお前このご時世に何言っているんだよ時代錯誤女!

今は『絃神条約』における三大勢力の戦闘禁止と

アタシらみたいな魔法使いが表立って仕事できるこのご時世に

何言ってるんだか!?」

 「何言ってるんですか?貴方達は『カオスブリケード』とか言う

テロリストに協力しているではありませんか。」

 「ハン!それがあたしらの仕事でな!!傭兵は戦争が起きてなんぼってな!!」

 「ならばその汚い性根事八つ裂きにして火刑にして神の身許に送りましょう!」

 「やってみろや!!」

 そう言いながら戦争だというと今度はウエイバーがこう続けた。

 「それに『メーヤ』とか言ったがそんなの無理な話だ、

我々が『イ・ウー』を手出ししなかったのは単に同盟関係を築いて

攻撃させないようにしただけであって水面下な戦争は行われていたのだよ。」

 そう言いながら懐から葉巻を取り出して一服しているとこう続けた。

 「然しこの状況では過去のバンディーレを少し調べたのだが

どっちに転んでも不和が起きて内戦確実だが曹、

その辺りは無論考えているのだろうな?」

 そう聞くと曹はこう答えた。

 「ええ、無論ですよ先生。そもそもこのバンディーレに於いては

そのルールについて変更すると言ったものです。」

 そう言うと曹は右手を見せてそこから3本の指を見せるとこう答えた。

 「それではルールからいくが先ず一つ目は『何時誰が誰に挑戦することを許し

決闘に準じているが手段は問わず一対一の上であるならばどの様な事も許す。』」

 「2つ目だが『際限なき殺戮を避けるため決闘に値しない雑兵は使わない事。』こいつは先ほどの奴よりも重要だから覚えておくように。」

 それを聞いてキンジは成程とこう思っていた。

 「(こいつは組織同士でやりあうが総力戦じゃなくて

それぞれの戦闘タイプの代表選手を選出して戦いあって決めて戦うことが

出来ない人間だけになったら白旗って事だな。)」

 昔みたいな一騎打ちみたいな感じだなとそう思っているとこう続けた。

 「そして3つ目だが

『戦闘は主に《師団(ディーン)》と《眷属(グレナダ)》の双方の連盟』と

なっているがこのご時世互いに浅かったり深い因縁があるよな各々に。」

 それを聞いて互いにその通りだなとそう思っている。

 このご時世互いの組織は殺し殺されたり因縁がありまくっているのが

今のご時世だ。

 縁がない・・・裏社会でそんなの有り得ない話だとそう思っていると

曹は全員に向けてこう言った。

 「そこでだ、互いに期間を設けてその間に多くの戦果を挙げた者達の

勝利としたいんだがそれでドウダ?」

 『『『『『!‼!!!』』』』』

 それを聞いて全員が目を見開いて驚いていた。

 詰まる話がバトルロワイヤルだ、それならば遺恨など残るはずがないと

思うからだ。

 そして曹は全員に向けてこう締めくくった。

 「帰還は1年だ。最後に注意事項だがたった一つだ・・・

『表社会に手出しすれば残った全員がその組織を潰す』。以上だ。」

 そう言って下がろうとすると・・・ウエイバーがこう聞いた。

 「曹よ、一つ聞く。」

 「何でしょうか先生?」

 「勝利条件はどうするのだ?まさかこの1年の間に参加につかせた

組織の数などと言うものか?」

 それを聞いてそう言えばと全員が曹を見ると曹はにこりと笑ってこう答えた。

 「ああ・・・それなら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここにいるんでしょ!『イ・ウー』の残党共!!」

 「キンジさん・・・今のって。」

 「ああ・・・アイツだな。」

 キンジはレスティアの言葉を聞いて思い当たったのか頭を抱えていると・・・

扉を壊してその人間が入ってきた。

 その人間の名は・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「今月のママの最高裁に備えて良い手土産が手に入れられたわ!全員逮捕よ!」

 アリアであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ほら、来たぜ?」

 賞品がなとそう呟いた。




 次回はアリアがピンチです。
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