「カナ先輩が・・・殉職?」
「ああ、俺の目の前で亡くなった。とある犯罪組織の壊滅の際に皆を庇って。」
「そうでしたか・・・カナ先輩ハ何時も言っていました。」
「?」
「『私にはたった一人の家族がいる、だから何時か帰って来た時に
今度は一緒にいたいなって思ってるの。』と・・・何時も口ずさんでいました。」
「!!」
キンジはメーヤの言葉を聞いて涙ぐみ始めた。
もう二度と逢えない・・・自分にとっては兄でもあり姉でもあった存在。
2人は何時も自分の事を想ってくれていた事にこう思っていた。
「(今度は一緒に何て・・・もういられねえじゃねえかよ・・・!!)」
そう思っている中でメーヤは十字架を持ってこう呟いた。
「神よ、どうかかの者達の魂に安らぎを与えんことを・・・アーメン。」
そう言って十字を胸の上で刻むとメーヤは酒を飲みながらこう続けた。
「私は明日・・・いえ、今日の朝には教会に電話した後にバチカン市国に戻ろうと思ってます。カツェの事もありますし恐らく彼女たちは
カオスブリケードのいる場所に潜伏しているかと。」
「あのう・・・一つ宜しいでしょうか?」
「?」
「カオスブリケードって何なんですか?」
レスティアがメーヤに向けてそう聞くとメーヤはこう答えた。
「簡単に言えばテロリスト、それも人間ではなく悪魔や堕天使、
魔法使いなどと言った裏の生命体が中心となったテロ組織で
自分たちに都合の良い世界を作ろうとしている存在です。」
「・・・『イ・ウー』とはまた別の意味で、いえ、
それ以上に厄介な組織ですね。」
「その通りです、ですからそれに対してあらゆる勢力が同盟を結ぶという
『弦神条約』が締結され私も今はそこの後方部隊として配属されています。
特に彼女たちとは前々から因縁の中でして必ずや殲滅させて貰います!!」
そう言いながら袋から菓子パンを取り出して食べていると取敢えずはと
曹はキンジに向かってこう言った。
「まあ、取敢えずは目先の事だな。『殻金七星』の収集だがどの組織にあるのか分かったら連絡するぜ。」
「元々は貴様が始めたことだが私の一応組織の一人としてやらなければ
ならんようだしな。」
ウエイバーもそう言って立ち上がるとこう続けた。
「私は明日帰るが遠山キンジ君、今後も曹とは仲良くしていてくれないか?」
「まあ・・・何とかするよ。」
「頼りにしている。」
ではと言ってウエイバーが出て行くのと同時に曹も出て行くと
赤璃がキンジに向けてこう言った。
「それでは私は彼女を見はっておきますので今日の所は隣の部屋で
泊っておきなさい。」
「ああ・・・じゃあ宜しくお願いします。」
キンジは赤璃に向かってそう言った後の部屋から出て行って曹から部屋の
カードキーを貰って取敢えずの所は一泊した。
そしてあの後家に帰って学校に来て普通に授業受けたり(アリアとは昼休みに『あいつらは何処だ!ママの冤罪連中は!?』とぎゃーすか問い詰められたので
適当にはぐらかした)とあった中で放課後に体育館に集合と言う事もあって
現在いるのだが何故集合させられたのかと言うと・・・こう言う理由だ。
「ガキども!それじゃあ文化祭でやる『変装食堂(リストランテ・マスケ)』の衣装決めをするぞ!!」
蘭豹がそう言いながらドンと大型ライフルを撃つと綴先生がこう続けた。
「そんじゃあ各チーム同士で集まって待kげほげほ!!」
「・・・煙草吸うなよな。」
キンジは綴先生の咳を聞いてそう呟きながら集まった。
『変装食堂(リストランテ・マスケ)』とは早い話が
コスプレ喫茶見たいな物であるが着た衣装によってその職業をそれらしく
演じないといけないのだ。
これは潜入捜査の際にちゃんと察知されにくくさせるためである。
そんな中で飛鳥がこう言った。
「遠山君、くじ箱が来たヨ?」
「ああ、悪いって・・・何でいるんだ『清明』。」
「おはようございます先輩~~。」
くじ箱を持ちながら現れたのは蒼髪の何やら眠たそうな少女。
『阿辺 清明』と言い武偵ではキンジと同じく『アサルト』で
主に銃火器(特に大型)を好んで使っており彼女が使用した際に爆発音など
日常茶飯事と言えるものである。
因みに寝る事が趣味であり『昼行燈』と言う仇名が付いている。
「くじは直し一回迄ですから慎重にねエ~~ふあ~~。」
「お前本当に眠たそうだなって言うかまあ何時もの事だな。」
キンジはそう言ってくじを引いて出てきたのは・・・
『神主』
「チェンジ。」
そう言ってもう一度引いた。
さっきのままだと白雪が何か言いかねんと判断したためであり英断であろう。
そして二度目で出てきたのは・・・。
『警官(警視庁・巡査)』
「真面だな。」
取敢えずはなとそう言うと次にレスティアが引いたのは・・・女の子側とは
引く奴が違う為予め2つある。
『巫女』
「巫女ですか・・・SSRの人に聞いてみましょう。」
「あの白雪以外はね。」
レティシアがそう言って引いたのは。
『ウエイトレス(アットホーム・カフェテリア)』
「チェンジ」
「ア、駄目ですよレティシア。変えちゃいけません。」
「そんな殺生!?」
ガーンと言った表情でレティシアレスティアを見た。
「次は私だね。」
そう言って飛鳥が引いたのは。
『婦警』
「あ、遠山君と同じっぽい奴だ。」
「次はアタシだな。」
次に焔が引いたのは。
『泥棒(漫画《キャッツアイ》風)』
「・・・何だこれ?」
恐らく読んだことないのであろうこの剣馬鹿はとそう思っているがやバイと
キンジはそう確信した。
あの衣装はぴっちりタイツ衣装だからこいつが来た日にはとそう思ってキンジはこう思っていた。
「(こいつとは離れて接客)」
そう確信したキンジであった。
「じゃあ次は儂じゃの。」
そう言って夜桜が引いたのは。
『チャイナドレス』
「これを儂が!?・・・いやこれでキンジを」
「(何だか変なこと言っているような感じがするけど
聞かなかった事にしよう。)」
「じゃあ次私。」
最後に紫が引いたのは。
『魔法使い』
「チェンジ」
そう言ってすぐ様に変えたのだが次に引いたのは。
『アイドル』
「・・・・・・」
「(くじ運悪すぎだろうが!!)」
そう思っているがいや待てよとこう考えた。
「(こいつ確かネットアイドルやっていたから意外にはまり役かも)」
そう思っていると同時に紫がアイドルの服着て踊っているところを想像して・・
「(駄目だ!こいつ躍らせたら色々とヤバい!!特に俺が!?)」
そして特に胸がとこいつが踊ったら色々と大きなあれが揺れる事
間違いなしと直感したキンジは心に決めた。
「(絶対にこいつらとは離れて接客しよう!!)」
そう心に決めたキンジであった。
「じゃあ最後はうちっす!」
そう言って華毘が引いたのは。
『魔法使い』
先ほど紫が引いて引き直すきっかけとなった奴であった。
「まあ、良いっすね!」
「(良くねえよ!!)」
それしたらお前のスタイルで色々とヤバいだろうとキンジはそう思いながら
先ほどの決心をもう一度決めていた。
因みにだがアリアが『小学生』を引いて同じメンバーである白雪、レキ、理子、辰巳、尽は大爆笑だったのは付け加えておこう。
因みに辰巳は科学者で尽はダンサーである。
次回は衣装から。