『《リバティー・メイソン》、イギリスにある秘密結社。
主に貴族の暗部で構成されており《シャーロックホームズ》も
その一人だって言う噂がある程の組織だ。』
「何でその組織が《MI6》と手を組むんだよ!同じイギリスだろう!?」
『ところが兄貴、そうは問屋が降りねえんだよなこれが。』
「?」
『《リバティー・メイソン》と《MI6》、片や貴族主体だが後者は
女王陛下御用達の特殊部隊。命令権や戦闘指揮とかは主に《MI6》が上でな、
《リバティー・メイソン》から見れば自分達よりも上の立場だ。
正直な所あっちの方が最も国に貢献していると言っても良い。』
「・・・だからだが何故奴が情報提供するんだ?ワトソンって奴は・・・あ!」
『どうしたんだよ兄貴大声なんて出してよ?』
「そういえばベル・ファレストって奴がこう言ってたのを思い出したんだ。!!」
【「これは私を満足させてくれたお礼として一言・・・『エル・ワトソン』は
信用なさらないように。」】
「そう言ってたのを思い出したんだ・・・まさかあの事件は!!」
『兄貴、如何やら俺達の思っている答えは同じっぽそうだぜ?』
「ああ・・・つまり。」
そう言ってキンジと曹は揃ってこう言った。
『「エル・ワトソンとベル・ファレストは繋がっていて
あの騒動はフェイク!」』
キンジと曹はそう言うと曹がこう言った。
『兎にも角にもエル・ワトソンを止めなきゃいけねえようだぜ兄貴?』
「その前に聞いても良いか?・・・何でメーヤさんが出たんだ?
あの人はこの間飛行機に乗っているはずじゃあ?」
『簡単さ、《リバティー・メイソン》は教会にも顔が利くって意味さ。
大体が十字教派だし大方緋弾についての情報提供とかって理由で
おびき寄せたんじゃねえのか?』
曹があっけからんにそう言うとこう続けた。
『急いだほうが良いぜ、奴らは今建設中の東京スカイツリーに向かっているって情報だ。』
「済まない曹!この礼は必ずする!!」
『よせよ兄貴、俺達は兄弟なんだぜ?この戦に関係なく
俺はアンタに情報を送るって決めてるし先生も了承してくれてる。だからさ・・・張り切って暴れて来いよ。』
そう言って電話を切った曹に対して感謝しながらキンジはレスティア達に向けてこう言った。
「済まないが支度してくれないか!!」
「一体どうしたんですキンジさん。」
「何があったのよ?」
レスティア達がそう聞くとキンジはこう答えた。
「走りながら話す!!」
そう言って部屋から出て行った。
すると外から宅配業者がそこに立っていた。
「ウォわ済まない!」
「いいえ・・・ああ、びっくりした。遠山キンジさんで宜しいでしょうか?」
「あ、はい。そうですが?」
「『ZEX』からお届け物ですのでサインを。」
配達業者はそう言うとキンジは仕方ないと言わんばかりにサインをすると
配達業者はありがとうございましたと言って去って行った。
そしてキンジはもしかしてと思って開けてみると入っていたのは・・・・
「何だこいつは?」
そう言って出てきたのはザビーではなく・・・別の物であった。
青いベルトとそれに装備されている機械
そして何よりも目を引くのは2つのデータキーの様なナニカがあった。
蒼と黄色の2色でそれぞれ何かが描かれていた。
青い方は犬みたいな?
そして黄色い方は蜂でありそれぞれこう書かれていた。
青い方は『BALLET』
黄色い方は『SANDER』と。
そして手紙が同封されていた為急いで読むことにした。
内容はこうだ。
『キンジへ、ザビーのシステムは一度初期化しなければ直らなかったため
初期化したんだがその途端にあいつどっかに飛んでいっちまったから済まない。
その代わりと言っちゃあ何だが新しく作った奴があるからそれ使ってくれ。
変身方法は同封されているから。
防人 衛』
「マジかよ・・・・」
キンジはそれを聞いて嘘だろうと思っているが時間が惜しい為
それらをぶんどる形で出して向かって行った。
「はあ!?エル・ワトソンとベル・ファレストがグル・・・
だからあの時に大人しく退いたって訳か!!」
レティシアが事のあらましを聞いてそう言うとレスティアがこう聞いた。
「ですが何故そのような真似を?幾ら組織に於いて仲が悪いからって
裏切るような真似を?」
そう聞くとキンジはこう答えた。
「分からねえが取敢えず今重要なのはメーヤさんを助けて緋弾を
手に入れる事だ!!」
キンジは2人に向けて目的を述べた。
緋弾の奪取とメーヤの救出と言う任務の中に於いてどうするべきかと
考えている中でキンジ達は到着した。
よく見ると既にエル・ワトソンの車でもあるポルシェが止まっていた。
するとキンジはマフラーの熱を確認してこう言った。
「未だ暖かい、大体だが止まって15分って所だ。」
そう言っているとレティシアがこう言った。
「姉さん、キンジ。ちょっとこっち。」
そう言って2人が近づくとそこにあったのは・・・足跡である。
「多分あいつ消していなかったよね。」
「不用心ですね。」
「それにしても何でアイツココニ?」
キンジはそう言ってスカイツリーを見上げた。
既に9割がたの完成が見込まれており工事用車両が立ち並んでいると
一台のトレーラーが突如ライトを付けて変形した。
「ここで何しているって・・・ナンダまた武偵かよ?」
「悪いがこう言う奴らを見なかったか?」
キンジはそう言ってトランスフォーマーに向けてエル・ワトソンと
ベル・ファレストの写真を見せるとこう答えた。
「ああ、銀髪の女は知らねえがこっちの方ならさっき入っていったぜ?
何でも調べたいことがあるて言ってな。」
そう言うともう良いかと聞いてきたトランスフォーマーに対して
キンジはこう答えた。
「ああ、悪いな。もう休んでくれ。」
「言われなくてもそのつもりだ。」
そう言ってトレーラーに戻って下がっていった。
「行くぞ。」
「ええ。」
「はい。」
レティシア達はキンジの言葉を聞いてそう答えると内部に入っていった。
するとキンジ作業用のエレベーターがあるのに気づくが動くとバレるかもと
思っていたがレスティア達が頷いて3人はエレベーターで上に上がった。
そして地上350m上空にある第一展望台に侵入した。
周りには機材以外に何もなかったが辺りを見渡していると・・・ぞくりと背筋が凍るのを感じてキンジは2人に向けてこう言った。
「伏せろ!!」
そう言って全員が伏せた瞬間に・・・蒼白い光が3人の頭上を横切った。
そして着弾と同時に・・・爆発した。
「何だと!?」
キンジはそれを見て驚いていると途端に声が聞こえた。
「まさかこんな所に来るとはね。」
「「「!!」」」
三人はそれを聞いてエル・ワトソンだと分かると臨戦態勢に入った。
「何処だエル・ワトソン!メーヤさんは何処にやりやがった!!」
「あの女を助けに来るとは驚きだね、君は矢張り女の子を助けることに関しては天下一品な訳だ。」
エル・ワトソンそう言いながら・・・外から現れた。
するとキンジは殺気を感じて後ろを振り返って・・・目を見開いて驚いていた。
エル・ワトソンがいたのはスカイツリーの・・・外なのだ。
然し驚くのはそれだけではない。
今エル・ワトソンが纏っているそれに・・・驚いているのだ。
それを・・・男性で纏えるのは世界でただ一人だけなのだから。
「何で・・・何で・・・手前が・・・・・・・
・・・・・IS使っているんだよ!!」
そう、ISを纏っているのだ。
するとエル・ワトソンがこう答えた。
「紹介しよう、僕のIS。『ダーク・フレイム』だ。」
そう言ってIS『ダーク・フレイム』を紹介した。
両腕両足に先が尖った刃状の武器が、持っているのは
ロングレンジライフルであろう、身長ほどある。
するとエル・ワトソンはキンジ達に向けてこう言った。
「これを見た以上仕方ない・・・・
・・・君たち全員殺してあげるよ。」
「「「!!!」」」
それを聞いてキンジ達が驚いた瞬間に攻撃が再開された。
そしてそれらを見ている色違いの・・・二体の飛蝗の様な機械が
それを見ていた。
IS『ダーク・フレイム』
見た目は『機動戦士ガンダムSEED』からイージスガンダム
本機は潜入と近接格闘に特化された機体で先行量産された
『ブルー・ティアーズ』の改造機である。
ビットは破棄された代わりに近接格闘を重点にする為に
エネルギーパックを増幅し、またステルス能力を底上げした。
更に火力を上げる為に背面部にビーム砲が増設された。
武装
ロングレンジライフル*1
エッジソード*4
背面部搭載大型レーザー砲*2