「ぐうおおおおお・・・石頭でも痛~~。」
キンジは何か狭い箱のような空間に尻もちをついた姿勢で収まっている。
「・・・ここは・・・ああ跳び箱の中か。」
キンジは自分が現在いる状況を確認した。
「多分倉庫に入った時に一番上を吹き飛ばしてそのままボッシュートしたんだな。」
そう思いながら上に行こうとすると腹と額の上に何かが乗っかっているような感触と甘い匂いを感じた。
「?」
キンジはそれが何だと思い額と頬でぷにぷにとした感触の物体を押しのけようとすると・・・目の前に女の子の顔が真正面に現れた。
「可愛!!」
キンジはそれを見て驚く瞬間ある事を思い出した。
それは先程ハンググライダーで自分を助けた女の子だったのだが現在その少女を自分が抱えているような状態であった。
見れば見る程ファンタジー映画に出てきそうな人形みたいな少女であった。
体格から見て中等部かインターン制度で入ってきた小学生と見て取れるが
あの救出劇が出来るあたりそれ相応の実力を持っていると直感したのだ。
「・・・すげえなこいつ。」
キンジは感心しているが一つ問題が出来た。
「・・・腹に収まってて息が出来ねえ。」
キンジは何とかここから出ようと藻掻くとある物が鼻に当たっていた。
「?・・・『神崎・H・アリア』。」
学年とクラスは始業式の為か未記入だったが名札に名前が書かれていたのだが
何でそんな高い位置に名札がと思って見ると・・・。
「!!!」
アリアのブラウスが捲りあがってトランプマークがぽちぽちプリントされた
ファンシーな下着が目に映った。
『65A⇒B』
下着の縁にあるタグを見てああと思い着いた。
「・・・これって・・・寄せブラか。」
そう確信してゆっくりとブラウスを下に下げながらこう思っていた。
「(もしこれで胸がもっとデカくて顔なんかに押し付けられたらたまったもんじゃねえぞ。)」
「飛鳥とか・・・」
黒い下着を身に付けた飛鳥
「雪泉姉とか・・・。」
風呂上がりの全裸になっている雪泉
「カナメとか・・・」
下に何もつけていなくエプロンを付けたカナメ
「ふぁあああ!!」
「(何思い出してんだ俺は!?)
キンジはそう思いながら自分を殴りつけた。
「・・・あぶねえ。危うくなっちまうところだったぜ。」
(*´Д`)はあはあはあと荒く息切れをしてそう思っているキンジだが・・・
お前目の前でそう言うことしたらどう思われるか分かってんのか?
「・・・へ・・・へ・・・・変態ーー!!!」
アニメ声で起きたアリアが大声でそう言った。
・・・そら思うわな。
キンジ「・・・何でさああ!!」