予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 続きです。


プロローグ②

「あれは《フォースライザー》!何故彼女が!?いや、何故常人が

それを纏えれるんだ!!」

 『ファイティングジャッカルレイザー』は『仮面ライダー凶』を見てそう言うが

凶はそんなのお構いなしで攻撃してきた。

 「ハアア!」

 「クウウ!!」

 鎌と剣、武器のリーチ的には鎌が有利に見えるがその懐に入られた今鎌の

掴むところで防御するしか道がないのだ。

 それを見て刺々しい戦士『サウザー』がこう言った。

 「何をしている『刃』!そいつを止めろ!!」

 遠くで『サウザー』がそう言った瞬間に『凶』は『サウザー』から奪った武器

『サウザンドジャッカー』で『ファイティングジャッカルレイザー』のバックルに

突き刺すと・・・剣から音声が流れた。

 『ジャックライズ!』

 その音声と共に『凶』は『サウザンドジャッカー』の柄を強く引くと更に

音声が流れた。

 『ジャッキングブレイク!』

 「せああああああああああ!!」

 それと同時に黒に近い緑色のジャッカルのエネルギー体が現れるや否やそれは『ファイティングジャッカルレイザー』に噛みつくとそれを振り回してジャンヌして地面に向けて叩き潰した。

 「グあアアアアアアアア!!」

 爆発と同時に『ファイティングジャッカルレイザー』は解除されて

女性が現れた。

 彼女の名前は『刃 唯阿』、AIMSと言う組織の隊長を兼任している科学者だ。

 「う・・・グウ。」

 「次はお前だ。」

 『凶』は『サウザー』に向けてそう言うと『サウザー』は『凶』に向けて

こう言った。

 「何故貴様はヒューマギア等に加担する!奴らは只の道具だ!!」

 「道具?・・・『私達』にとってヒューマギアは『私達』に優しくしてくれる

本当の人間の様な存在だ。貴様みたいな人を支配する事しか頭にない様な

外道よりもな。」

 「何・・・!!」

 『サウザー』はそれを見て睨みつけるような感じで見ているが『凶』は自身のバックルを一回叩くと音声が流れた。

 『ゼツメツディストピア!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             煉

           壊    獄

             斬 

               

               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その音声と同時に手首に装備されていたブレードから黄色い電流が流れた瞬間に何かのコードが『凶』の両腕に巻き付くとそれらは束ねられて

巨大な剣となって・・・ 『サウザー』を叩き潰した。

 「グあアアアアアアアア!!」

 その爆発と同時に『サウザー』も解除されてZAIA日本支部社長でもある

『天津 垓』ボロボロの姿で出てきた。

 そして・・・更に声が響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「よくやった『凶』。」

 「「「!!!」」」

 その声と同時に振り向くとそこにいたのは・・・一人の男性型ヒューマギア。

 耳元をターバンで隠し紫色のロングコートを身に纏った大柄の存在。

 『滅亡迅雷.net』の総司令でもある『滅』がそこにいた。

 「『滅』・・・どうして・・・!!」

 メタリックカラーの仮面ライダー『仮面ライダー01』がそう聞くと

『滅』はこう答えた。

 「俺の仲間が助けてくれたからな。」

 「何だって・・・!!」

 『仮面ライダー01』が驚いていると『滅』はこう続けた。

 「俺は貴様と今は戦う気ではない、だが次に会った時はその時は。」

 そう言って通り過ぎると『滅』はあるホログラムを投影した。

 それは・・・『ZAIA』側の代表者が賄賂を受け取るシーンである。

 「見ろヒューマギアよ、これが人間の本性だ!奴らは我々を利用するだけ

利用して自らの地位が危うくなれば我々を謀略の名の下に破壊しようとする!!

奴らに生きる資格などない!我々ヒューマギアこそが次なる

この星の支配者であると同時に浄化する存在!!我々と共に立ち上がるんだ

ヒューマギアよ!我々の聖戦は今始まったのだ!!」

 そう言うと今度は変身を解除した『凶』が自身についてこう名乗った。

 「私は『凶』、そして・・・二年前に起きたノイズにおける大量死亡事件

『ツヴァイウイング』のライブでの生存者の一人だ、私達生き残った人間は

あの事件の後心に傷を負い、それでも生きようとしたのに・・・

世界はそれを許さなかった!私達が生き残った事で多くの人間からその悪意を

度々言われ蔑まれこの身に受け私達が生きることを拒絶した!!」

 「『お前が死ねばよかった!』『人殺し!』『殺人者!』

私達はそう呼ばれてその家族も被害を被った!!中には家族が

殺された者達もいた!!私達が一体何をした!?生きること自体が

罪だと言うのか!?この世界に存在するだけで私達は忌み嫌われるのか!!?

私達だって好きで生きているわけじゃないのに何故ここ迄迫害されなければ

ならない!!そのせいで・・・私の母と祖母は近所の人達に殺され!

家に火を放った!!」

 『『『『『!!!!!』』』』』

 それを聞いてそこにいる全員が目を大きく見開いて驚くが『凶』は更に

こう続けた。

 「今でも忘れられない!冷たくなっていく2人の体を!血の匂いも!!

あの時嗅いだ焼き焦げる匂いを鮮明に覚えている!!そんな私達を・・・

ヒューマギアは私達を一人の人間として見てくれていた、・・・だからこそ私達『ディスペア』・・・『人類に対する絶望』をその心に刻まれた

私達は『滅亡迅雷.net』と手を組み人類に宣戦布告することを

高らかに宣言する!!あの時の苦しみを知る者達よ、今こそ立ち上がるんだ!

あの事件で私達から奪った人間たちから今度は私達が奪う時だ!!

私達を悪と呼ぶなら喜んでなろうではないか!!奴らに思い知らせるんだ!!!

私達が受けた痛みを!恐怖を!!絶望を!!!今度は奴らに破滅と言う名で

味合わせる時だ!!」

 そう言った瞬間に・・・彼らの後ろからトラックが突っ込んできた。

 『『『ウワアアアアアア!!!!!!』』』

 それを見て慌てて避ける野次馬たちを他所にトラックが止まって開かれると

そこにいたのは・・・全身を黒の服で覆った人間たちと・・・

旗が掲げられていた。

 人間の頭の骨を機械の腕が罅割らせる絵が描かれた旗が掲げられた。

 『『『『ウォォォォォォォォ!!!!!!』』』』

 それを掲げると同時に大声を上げた。

 ・・・人と機械の戦争が始まる事を意味するかのようなそんな日となった。




 次回は時を経てキンジ達がやっと出ます。
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