予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 アジトへと。


30-3

デイブレイクタウンの中にある朽ちた倉庫の一角。

 或人はここで回収したヒューマギアを保管して整備し何時でも使えるように

とっておいているのだ。

 そんな中で或人はキンジが腰に付けているベルトを見ながらこう言った。

 「う~~ん、見た目はちょっと違うけど《01ドライバー》何だよなあこれ。」

 そう言うともう一つと言ってある物を取った。

 あの時近くにあった或人が知らない物《フルボトル》を取ってこう言った。

 「見た目小さなペットボトルに見えるんだけど何の装飾かな?トゲトゲ?」

 そう言って何か入っているのかなと思って・・・数回振った。

 「何か音するけど中身が分からない・・・!!」

 或人は何だったんだと思っていると頭に何かがある事に気づいて急いで

鏡を見て・・・。

 「何じゃこりゃああアアアアアアアア!!」

 驚いたのだ、頭が完全に・・・トゲトゲになったからだ。

 「え!ナニコレ!?どうなってんの?これ元戻る!!」

 慌てながらそう言うとフルボトルを落とした瞬間に・・・髪が元に戻った。

 「あ・・・戻った。」

 良かった~~とほっとした様子でそう言うと・・・魘される声が聞こえた。

 「!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ううん・・・ここは?」

 キンジはそう呟いて目を開けてこう続けた。

 「俺は確か・・・ベルを・・・倒して・・・そんで・・・雷が・・・・」

 「あ、起きた。」

 「!!!」

 キンジは目の前にいる或人を見て驚いて自身が横たわっていたソファーから

転げ落ちると頭を摩りながらこう聞いた。

 「アンタは・・・?」

 そう聞くと或人はこう答えた。

 「え?俺の事知らない??」

 マジかよと思っているとこう名乗った。

 「俺は元《飛電インテリジェンス》社長の飛電 或人、君は何で雷と一緒にあのゴミ捨て場に・・・然もあのメイドさんと一緒に落ちてきたんだ?」

 「雷・・・もしかして・・・いや、飛電インテリジェンス何て

俺は聞いた事ねえがどんな会社だ?」

 「イヤイヤちょっと待って!飛電インテリジェンス知らないって

世界的大企業の事を知らないって・・・もしかして君記憶喪失?」

 まさかなと思ってそう聞くとキンジはこう答えた。

 「俺の名前は《遠山金次》、東京武偵校二年で実家は浅草で今は学園島に

家を持っている。国連軍所属で一応はZECTの社員でもある。生まれたのは1994年の7月5日で17歳だ。」

 そう言うと或人は・・・え?っと目を天にしてこう言った。

 「イヤイヤイヤちょっと待ってよ!計算が合わないって!!」

 「計算?」

 「君のそれが本当だとしても17歳の時って2011年!今は2021年だよ!?」

 「2021年だと!そんなバカな!!俺の時は2011年の9月の終わりだぞ!?」

 「イヤイヤ本当だって!ほら証拠!!」

 そう言って或人は自身のスマホを取り出して年月日を見せると確かに・・・

2021年であった。

 「・・・マジかよ、じゃあここは未来かよ?」

 キンジはそう言って項垂れるが或人は更にこう続けた。

 「それに学園島何て俺は聞いたことないし武偵って・・・何?」

 「・・・・ハイ?」

 キンジはそれを聞いてえ?マジかよとそう思っているとキンジはこう聞いた。

 「なあさ・・・ちょっと聞いて良いか?」

 「良いよ?」

 「ISって・・・知っているか?」

 「IS・・・あああれでしょ?イスラム教の過激派テロ集団!」

 「いや違う・・・俺の知っている其れはパワードスーツだ。」

 「パワードスーツ・・・へえ。」

 「じゃあ戦術機は?!」

 「知らない。」

 「ドイツが常任理事国から解任されたことは!!」

 「イヤそんな事になっていたら大ニュースでしょう!?」

 「お台場のカジノステーションで非人道的売買行為!」

 「日本にカジノ造るって話し合ったけどあれっておじゃんになったし

人身売買ってマジ!?」

 「・・・《イ・ウー》。」

 「何ソレ?」

 それ聞いて或人の言葉を聞いて何じゃそりゃとそう思っているとじゃあ

次ねと言ってこう聞いた。

 「あのさ・・・ヒューマギアって知っている?」

 「知らねえな。」

 「デイブレイク事件。」

 「其れも知らねえ。」

 「《滅亡迅雷.net》事件!」

 「知らない。」

 「・・・《ZAIA》って会社は?」

 「聞いたことすらねえ。」

 「・・・ノイズ。」

 「何か壊れたのか?」

 或人はキンジの目を見て・・・嘘じゃなさそうだなあとそう思っていると・・・キンジの隣で寝ていたベル・ファレストが目を覚ました。

 「う・・・ここは?」

 「おお、目が覚めたか。」

 キンジがそう聞くとベル・ファレストも少ししてキンジと同じ様になったので

マジと或人がそう言ってええとっとこう言った。

 「つまり・・・君たちは雷でこっちに来たって・・・そんなSF物語・・・

ああ、これがあるから信じるしかないよねえ。」

 そう言って或人はフルボトルを出すとベル・ファレストがこう言った。

 「申し訳ありませんがそれは私のですので。」

 「あ、そうなの。じゃあ返す。」

 そう言って返した後にこう聞いた。

 「それでさ、2人はどうすんのこれから?」

 身分証明とか出来なさそうだしとそう言っていると・・・外から誰かが

入って来た。

 よく見たらスカートを着た女性らしき人形を俵担ぎで入って来た男性を見ると

或人はその人形を見てこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「イズ!」




 次回はイズ起動。
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