予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 初めての戦いです。


31-4 翼対響

そして何処かにある指令室。

 「翼さんが例の3人と接触!交戦状態に入りました!!」

 「良し、ここからは『ZAIA』や『滅亡迅雷.net』が来ない様に監視カメラを

重点的に調べろ!!」

 男性オペレーターの言葉を聞いてそう指示を出すのは赤茶色の髪に

赤のカッターシャツの襟を折って腕を見せている

この男性の名前は『風鳴 弦十郎』。

 似ても似つかぬが今戦っている翼の叔父である。

 彼らは日本政府が保有する部隊の機密戦闘部隊で唯一無二の対ノイズ部隊

『特異災害対策機動部二課』通称『特機部二』と呼ばれている。

 何故彼らがライダーシステムを狙っているのかと言うと

それは或人が暴走したヒューマギアと同時にノイズ相手に戦った際に

ノイズに触れたにも関わらずに炭化しなかったどころかノイズを倒していた事から

秘密裏に調査して然るべき時に日本政府にいる自身の兄・・・

『風鳴 八鉱』総理大臣と共にドライバーの引き渡し又は共同開発と言う形で

協力体制を取りたかったがお仕事対決でご破算となってしまうも近々『ZAIA』が

レイドライザーを支給すると言う計画がある事が伝わるも弦十郎はこう考えていた。

 「(奴は何かを隠している。)」

 そう確信して彼は独自にドライバー開発をする為に考えていた矢先に

再び01が現れたことを報告で知り今回の行動に出たのだ。

 本来ならばこちらから出向くのが筋だと思っているが正直な所欲していたのだ。

 仮面ライダーになれるドライバーと・・・立花響を。

 何故彼女もなのかと思うのだが彼らは彼女が持っているある物を彼女事こちら側に加わればと思ってもいた。

 当人の意思を蔑ろにして。

 「(本来ならば俺が直接その理由を知らした方が良いかもしれんが

時間が足りないのだ・・・済まない!)」

 そう思いながら戦闘情報を見ている『弦十郎』であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして製作所では。

 「ハアアアアアアアアア!!」

 「フン!」

 翼は先ずはと言う思いで響に向けて剣を向けると響は剣を足で弾いて変身した。

 そして『凶』となった響は正面から闘う中で翼に向けてこう聞いた。

 「何故私達を狙う?」

 「貴様らのドライバーとお前の胸にある『ガングニール』が用があるからだ!」

 「『ガングニール』・・・私の胸の中にあるこいつの名か?」

 「そうだ!それはそもそも私の片翼にして今は亡き私の親友・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・『天羽 奏』の忘れ形見だ!」

 「奏さんの・・・!?」

 響はそれを聞いて驚くが翼は攻撃を苛烈にしてこう続けた。

 「そうだ!何故貴様がそれを纏えるのだ!!何故『ガングニール』は

貴様を選んだのだ!?答えろ立花響!!!」

 その時の翼はまるで子供が駄々を捏ねるかのように言っているようであったが

響はそれに対して・・・シンプルにこう答えた。

 「知らん。」

 「何だと・・・?」

 「知らんと言っている、私が何故『ガングニール』を・・・

天羽奏が持っていたものを持っているのかなどどうでも良い。」

 「どうでも良いだと!それはこの国を守るために!

防人の使命を果たすために必要な」

 「必要な・・・私にとっては人間を守る事その物がどうでも良い。」

 「どうでも・・・良い」

 「そうだ、貴様なら分かるはずだろう?私達『ディスペア』が人間を

どれだけ憎んでいるのかを!」

 「だが貴様はノイズを倒している!それが人間を守っていると」

 「違うな、私達はノイズのせいでこうなった!ノイズを滅ぼし、人間を滅ぼし、ヒューマギアを新たなこの世界の頂点に君臨させる事・・・

それが私達の願いだ!」

 そう言いながら響は翼の腹部に蹴りを加えて弾き飛ばした。

 「ガハア・・・!!」

 「そしてお前達があのライブをしたことで全てが始まった・・・

貴様も私達の未来を奪った当事者だ!!」

 そう言って響はフォースライザーを二回スイッチを押して

プログライズキーを開け閉めすると音声が流れた。

 『ゼツメツユートピア』!

 

 

 

 

 

 

 

       塵

    凶     刃

    

       芥   

 

 

 

 

 

 

 

 

 その音声と同時に腕に装備されていたブレードを地面に刺した瞬間にブレードが地面から幾つも現れながら迫って来たので翼は剣巨大化して盾代わりにした瞬間に翼の腹部目掛けて巨大な剣が現れて其の儘貫くかのように上に行ったが弾かれた。

 「これくらいなんとも」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「どうかな。」

 響がそう言った瞬間に幾つもあった地面から生えてきた剣達が飛び出してきて

翼目掛けて襲い掛かって来たので翼は剣を・・・幾つも出して攻撃した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『千ノ落涙』

 そして全てが相殺されたかに見えた・・・次の瞬間に響が爆炎の中から姿を

現した。

 そう・・・最初に見せた黄色い装甲を身に纏って。

 「!!」

 突然の事で驚いたその時が・・・翼にとって隙がうまれてしまったのだ。

 「遅いな。」

 そう言って響は彼女の腹部に思いっきり拳をねじ込んだ。

 「ごば」

 「未だ倒れるな。」

 響はそう言って腰から滅が使っていたかのような紐が現れたと同時に響はそれを使って翼を雁字搦めにすると腕についている装甲から・・・

ブースターが現れて其の儘もう一度殴り飛ばした。

 そしてその儘翼を道路に叩き落すと響は翼の頭を掴んでこう言った。

 「これで分かったか?私達がどう言う思いで今日まで生きていたのか

その一端を?」

 「あ・・・が」

 「未だ戦うのか・・・ならば望み通りに!」

 「止めろ響!!」

 洸の声と同時に響の足元に・・・何かが落ちた音が聞こえた。

 そしてそれらから・・・煙幕が張られた。

 すると響は洸に向けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「忘れるな!私はお前を必ず殺す!!必ずだ!?」

 そう言った瞬間に・・・翼と響は姿を消した。

 「響・・・」

 洸はそれを聞いて泣きそうな顔になっているが或人はこうも思っていた。

 「(Gペンが心配だけどこっちも心配・・・ああもう、前途多難だなあ。)」

 これが社長の宿命なのと思っている或人であった。




 次回は迅から。
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