「ヒューマギアの反応を確認、これより排除する。」
そう言って中に入ろうとすると・・・キンジが上からこう言った。
「おいアンタらナニ不法侵入しようとしているんだよ?」
そう言って下に降りて彼らから立ち塞がるかのように現れてこう続けた。
「ここから入るって言うなら容赦しねえが一つ聞くぜ?・・・何しに来た。」
キンジが殺気をこめてそう聞くと『AIMS》の兵士の一人がこう答えた。
「我々は社長命令でここにあるヒューマギアを排除しに来た。」
「ほう、生憎だがこの会社は法律の名の下で運用されている詰まる話が
俺達がやっていることは合法となっていて手前らがやっているのは業務妨害に
該当されるわけで手前らを犯罪者としてしょっ引けるんだがそれでもか。」
「社長の命令は絶対だ!」
「手前らいい加減にしやがれ!道具の様に操られて只々命令通りにやるなんて
まるで手前らはロボットみたいな奴らだな!!」
「そこをどけ!社長命令は絶対だ!!」
「そうかよ・・・だったら容赦しねえぞ!!」
そう言いながらキンジが変身しようとすると・・・声が聞こえた。
「まてよ、そいつらの相手は俺がする。」
そう言って現れたのは・・・不破であった。
「そいつらは俺の元とは言え部下だ、部下の不始末は上司の俺が受けるってのが筋ってもんだろ。」
そう言って不破はベルトを装着してランペイジバルカンに
変身しようとすると・・・滑り込むように刃が不破のショットライザーを奪った。
「刃!」
不破が刃を睨んでいると刃は懐から・・・アサルトグリップを装備している
『バレット』プログライズキーを装填させると不破に向けて
ショットライザーを向けて・・・放った。
「変身。」
刃はそう言って放つと・・・重装甲型のバルカン。
『アサルトバルカン』に姿を変えた。
『レディーゴー!アサルトウルフ!No chance of surviving.』
「刃・・・お前何を・・・あぐ!!」
変身して暫くすると突如として不破が頭を抱えて痛み出したのだ。
「手前・・・性根迄『ZAIA』に忠誠誓いやがって!!」
そう言っていると更に頭を両手で抱えて暫くすると・・・
まるで脱力したかのように両手をだらんと下げると・・・刃が眼鏡を付けて
命令した。
「命令だ『亡』、中にいるヒューマギアを破壊しろ。」
そう言った瞬間にキンジは・・・バルカンの気配が変わったことに気づいた。
「何だかわからねえが嫌な予感がするぜ。」
そう言ってメールを打ち込んだ後にキンジもバルカンに変身して『AIMS》の
兵士相手に戦闘を始めた。
そんな中で不破・・・いや、脳内にある意識データと成り果てたチップ。
『滅亡迅雷.net』の『亡』と入れ替わってしまいこう言った。
【了解しました。】
そしてメールの情報を読み取ったベルがこの事を或人に伝えると或人は
イズたちに向けて命令した。
「イズ!デルモを連れて隠れるんだ!!」
「ハイ、では急ぎましょう。」
「ちょ、ちょっと待って!!」
デルモがいきなり何でと思っていると・・・不破から意識を入れ替わった
『亡』が現れると或人もメタルライジングに変身して戦う中でこう言った。
「不破さん正気を取り戻して!こんな事が貴方のやりたかったことなの!?」
そう言うが『亡』はこう答えた。
【社長命令は絶対、私はその為に作られた道具。】
そう答えると遠くにいたデルモが【亡』に向けてこう言った。
「ちょっとあんたさあ!黙って聞いていたら道具って自分の考えが無いわけ!?アンタ人間だったら自分で考えて行動しなさいよね!!」
「デルモさん、ここは下がりましょう。」
「その通りですわ!ナニ相手を逆立てさせようとしているのですか!?」
「あれは間違いなくアナタヲ壊そうとしていますよ!ここは言う事
聞いてくださいよ~~!!」
イズやベル、洸がそう言ってデルモを引きづって行きながらギャーギャー
言いながら消えていくのを見て或人は『亡き』に向けてこう言った。
「今の君は・・・『亡』だね。」
【社長命令だ、あれを壊す。ヒューマギアの排除が私の存在理由。】
「そんなの間違ってるよ!仲間のヒューマギアを壊そうだなんて
そんな事しちゃあ駄目だよ!!」
【社長命令は絶対。】
そう言ってショットライザーを向けると・・・窓から迅が飛び込んできた。
「迅!?」
「この中に『亡』がいる事はお見通しだよ!僕は『亡』を解放したい!!
僕に任せてくれないか?!」
そう言うと迅は焔を巻きあげて『亡』を包み込むとそれがいきなり・・・
大爆発した。
そして近くにあった資料室迄吹き飛ぶとアサルトバルカンが変身を解除した。
「『亡』、必ず解放するからね。」
そう言って迅は不破を俵運びしてこう言った。
「僕は仲間を助けるから少し借りておくヨ。」
そう言って飛び立っていった。
「あれは確か迅って言ってたな、何がしたかったんだ?」
そう言いながらキンジはボロボロの状態で倒れている兵士達を車に
ぶち込み直すと刃に向けてこう言った。
「アンタも戦うか?」
キンジはそう言って構えると刃はこう答えた。
「・・・撤収する。」
そう言って車で去って行った。
「全く・・・一体何がどうなってんだこりゃあ。」
キンジはそう言いながら空を見あげた。
次回へと続く。