予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 続きです。


32-4

 そしてファッションショー当日。

 この日は『ZAIA』の襲撃に備えてベルがデルモちゃんのボディーガードとしておりまた勝手に出ない様に見張りも兼任している。

 そんな中でキンジと不破は外で見張をしていると・・・誰かがやって来た。

 「これはこれは元『AIMS》の兵士ともう一人のバルカンが見張りに立っているとは驚きだなあ。」

 「よお・・・久しぶりだな天津!刃!!」

 不破は怒り心頭でそう言うとランペイジプログライズキーを

セットしようとして・・・又もや頭を抱えた。

 「クソ!刃手前!!」

 刃は眼鏡をかけており恐らくは『亡』に指示を与えようとしているのだ。

 そして刃は中にいる『亡』に向けてこう指示を与えた。

 「命令だ亡、ヒューマギアを破壊しろ。」

 刃の言葉を聞いて不破は悲鳴を上げて倒れたのだ。

 「手前・・・本当にクソが煮詰まった根性のようだな!!」

 キンジはそう言ってバルカンに変身して天津二襲い掛かろうとすると・・・

変身した刃が目の前に現れてキンジを鎌で受け止めて遠ざけたのだ。

 そして眼鏡をかけた天津は亡に向けてこう言った。

 「さてと道具、私の命令に従ってもらうぞ。」

 そう言って立つように告げると亡は立ち上がって天津を見て・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「私は・・・。」

 「?」

 「私は・・・私は道具じゃない!!」

 そう言って天津を殴り飛ばしたのだ。

 「ぐは」

 そして天津が殴り飛ばされたと同時に眼鏡が落ちるとそれを足で破壊した。

 「私は・・・私は亡!道具じゃない!!私は私だ!!」

 大声でそう言うと亡から不破に変わってこう言った。

 「よく言ったな亡!お前の意思・・・確かに受け取ったゼ!!」

 そう言ってランペイジプログライズキーをセットして構えた瞬間に

天津が見たのは・・・不破だけではなかった。

 それと同時に・・・亡の姿が見えたのだ。

 そしてランペイジバルカンになったと同時に天津もサウザーになって互いに

戦闘が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「え?!不破さんと亡が!!」

 「はい、キンジサンの話によればそのようになっていると。」

 「そうか・・・出来たんだな亡、夢が。」

 或人はそう呟いて・・・ファッションショーに出ているデルモちゃんを

見ていた。

 満面の笑みを浮かべて・・・未来を突き進んでいた。

 多くの声援を得て。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うおらあ!」

 「グウウウウ!これ程の力を如何やって!?」

 天津がそう言うと不破はこう答えた。

 「簡単だ!手前みてえに人間を駒としか見てねえ奴とあの社長みてえに人と共に夢を追いかける奴とは格がチゲえんだよ!!」

 そう言って蹴り飛ばすとランペイジプログライズキーを回してセットした。

 初めにゴリラの力を使ってラリアットの様に首を回しこんで回りながら

地面に叩きつけると今度はマンモスの力で踏み潰した反動で上に上がった所を

最後に鮫の力を使って足で鮫の噛みつきの様に挟み込んで錐揉みしながら落ちて叩き潰すこれこそが・・・『ランペイジパワーブラスト』である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ラ

  ン

  ぺ

  イ

  ジパワーブラスト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「グアアアアアアアア!!」

 そして天津が吹き飛んで変身が解除された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして刃もそうである。

 「うぐ!」

 「手前!人間があんな風にされて黙って見れるほど性根が

腐っているようだなおい!!」

 そう言ってキンジは刃に拳を振り抜き続けると刃は・・・大声でこう言った。

 「煩う煩う煩い!!貴様には分からんさ!奴に服従するしか・・・そうするしか痛みを抜け出すすべがないのだ!!」

 そう言いながら大鎌を振り回すがキンジは刃に向けてこう言った。

 「ふざけんじゃねえぞ!」

 「!!」

 「痛みから抜け出すダト・・・そしてその痛みを他人におい被せることが

最善なんてあっちゃあいけねえんだと!!」

 そう言ってウルフブレイカーの0距離攻撃で吹き飛ばすとキンジは

ウルフブレイカーに・・・『AIMS》の兵士から奪い取った

『インベイディングホースシュークラブ』プログライズキーをセットして

こう言った。

 「手前自身で抜け出せ!人間だったらその心でぶち抜け!!」

 「!!」

 そう言ってキンジはそれを放つと銃口から鎖が出てきてそれが刃を締め付けると其の儘キンジはそれを振り回して叩き落した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         バ      

         レ

         ル

         チ

         ェ

         イ

         ン

         シ

         ュ

         |

         テ

         ィ

         ン 

         グ

         シ

         ョ

         ッ

         ト 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「グアアアアアアアア!!」 

 その叩きつけられた衝撃で刃も変身を解除した瞬間に『ジャッカル』

プログライズキーが付いたレイドライザーがキンジの足元に落ちてキンジが

それを拾ってこう言った。

 「アンタにはこれを使わせねえよ、手前のやりたいこともそれをする為の

覚悟もない奴に力は只の暴力だ。」

 そう言って立ち去るのを刃は・・・只俯くしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ファッションショーの後或人は記者会見で発表した。

 ヒューマギアの中にはシンギュラリティに達して人間と同じ様に夢を持てるヒューマギアが増えてきた事を。

 そして今後も飛電製作所はヒューマギアを配備することを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「クソが!これでは我が社のイメージがダウンするではないか!!」

 クソがと怒り乍ら机を殴っていると電話が鳴ったのでこう言った。

 「誰だ!今私は忙しいのだが!?」

 そう言うと電話の主の事を聞いて・・・ニヤリと笑ってこう言った。

 「そうですか・・・ならば今すぐ手配しましょう、レイドライザーは

未だあるので。」

 そう言って電話を切ると天津はこう呟いた。

 「未だ私は1000%負けていないぞ飛電 或人!!」

 そう言って天津は今後の事を考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして何処か。

 「これで良いんでしょうか?指令??」

 「仕方あるまい・・・もう俺達には戦う力が無いのだから。」

 そう言って画面に映っているのは・・・医療室にて集中治療を受けている翼が映っていた。




 次回は33話です。
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