予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 続きです。


33-3

 今から数分前。

 デイブレイクタウン地下。

 『ディスペア』専用ベース

 「それでどうするの滅、亡を取り戻すにはどうやるかなんだけど

僕らじゃ無理だよ。何か作戦を変えないと。」

 「ああ、『アーク』復活の為には我々滅亡迅雷.netが完全復活するしか

道が無い。

『ドードー』プログライズキーはここにありやっとあと少しで・・・

『雷』の復活が可能となった。『DJ』ヒューマギアの素体を利用してな」

 「うんそうだね、それに『DJ』の方も僕たちが回収した素体で

今はここで頑張っているしね。」

 迅はそう言って少し離れた場所で作業している『DJ』を見ていそう言った。

 これまで或人が回収したヒューマギアはざっとだが15体ほどであるが

その6倍ともなる90以上のヒューマギアを彼らは保護した後にこの町で

再建計画も兼ねて暮らしている。

 いずれ訪れるであろう戦争に備えて彼らは街を過ごしやすくするようにしており

新着率は80%と等々ここまで来たかと思っていると滅が迅に向けてこう言った。

 「人間を使うのはドウダ?」

 「人間・・・そうか、ヒューマギアでAIと情報処理に特化した人間がいればって

ここに居る人たちじゃ無理があるよ?何せ普通の社会にいた人が大多数で

僕たちのAIに干渉できるほどの人間なんて」

 迅はそう言いかけていた。

 何せ今まで一般人としていた人間を兵士となって戦わせるのだ、

正直な所拳銃一つ学ばせるために膨大な時間をかけているのだ。

 そんな中で更に専門知識など入れていたら年単位の時間が掛かる事など余裕で

想像できるのだが滅はニヤリと笑ってこう答えた。

 「ならば他所から連れてこれればいい例えば・・・バルキリーとか?」

 「バルキリー?!確かにあいつなら亡のAIに干渉させることはできるけど

けどアイツはZAIAの」

 「刃 唯阿はどうもZAIAとは何かしらの決別をうかがわせる傾向があるらしい。

もしZAIAと手を切って我々と行動を共にすれば我々にとって+になるだろうな。」

 そう言うと近くにいた響に向けて滅はこう言った。

 「凶、こいつを仲間に渡して刃 唯阿を監視し可能ならば引き込め。」

 これをやろうと言って渡したのは・・・フォースライザーであった。

 「お前が使っているものの量産型だ、やっと貴様らも戦るな。」

 「これで・・・私達の復讐も」

 「ああ、新たなステージに突入することができる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして現在。

 数の暴力によりAIMSの兵士達は・・・見るも無残な姿と変わり果てていた。

 体をバラバラにされて最早人間であったと言う証が

見当たらない程となっていた。

 そんな中で変身を解いた響が刃を見てこう言った。

 「これで分かったか、奴に付き従っていたとしても結局の所は何もない事を。」

 「・・・・・」

 「だが・・・我々とならば未来は作れるかもしれんぞ?」

 「何?」

 「・・・刃 唯阿、我々滅亡迅雷.netの一員となって

この世界を浄化しないか?」

 そう聞くと刃はこう問いかけた。

 「貴様らに着いたからと言って私は奴に付き従うしか」

 「ならばお前も・・・アイツらのようになるが?」

 其れでもかと聞くと響はこう続けた。

 「私達は亡を復活させたいだけだ、それだけで良い。」

 「つまりは・・・利用され合うと言った処か?」

 「そうなるな・・・それで?」

 どうするんだと聞くと刃は・・・ある決断を口にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「と言う訳でラブちゃんの受け入れ先を見つけようって事なんだけど・・・

皆何が良いと思う?」

 或人はキンジ達に向けてそう聞いた。

 キンジ

 「今のままでいいんじゃないか?」

 ベル

 「テニスを応用して他の球技にするべきかと?」

 イズ

 「今のままでは受け入れ先が見つからない可能性が大です、それでしたら

可愛そうですが一度全てのデータを消すべきかと。」

 洸

 「教育型ですからそうですねえ・・・少しスペックダウンさせて

子供たちのスポーツクラブの先生にさせると言うのはどうでしょうか?」

 そう云う中で或人が提言したのがこれ。

 「いっそラブちゃんをどっかの大会に出場させてヒューマギアの地位向上に」

 「無理です社長、規定によりヒューマギアが選手として出場することは

禁止されています。」

 「マジでー------!!」

 「マジです。」

 イズの言葉に或人はウソンと思っていると珍しくだが近くにいた不破が

こう答えた。

 「当たり前だろうが?ヒューマギアが出場なんてしたら間違いなく優勝は

目に見えてるだろうが?夢見るのも大切だがそれくらい考えとけよ社長さんよ?」

 そう言うが確かにである。

 ヒューマギアはラーニングする事で無限に成長することができる為相手の

対抗策を何十通りも作る事など容易い事なのだ。

 そんな中で・・・人の気配を感じてキンジが振り向いた先にいたのは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「中々興味深い話をしているようだな?」

 「天津・・・!!」

 天津であった。

 すると天津は不破を見てこう言った。

 「君に話さなければならない事がある。」

 「何だ?」

 不破はそう聞くと天津はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「君の記憶についてだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして少し離れた場所。

 『指令、宜しいですね?』

 「ああ、行こう。」

 「ハイ。」

 「「全てはZAIAの為に。」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また別の場所

 「あれが『ディスペア』・・・世界を破壊する連中・・・フィーネが

気にかけている奴がいる所か。」




 次回は色々と展開があります。
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