予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 34話目スタート!


34-1

とある野菜生産所。

 「いやあありがとうございます、おかげで『ミドリ』を復元してくれたおかげで

我が社の生産ラインが何とかできそうです。」

 「其れはよかったです、『ミドリ』も『畑山』さんの野菜工場で働きたいって言う夢がありましたから。」

 或人はそう言って小柄な中年の男性と会話をしていた。

 彼は野菜工場の責任者であり『ミドリ』と呼ばれるヒューマギアを

会社のサーバーに繋げさせることで工場の酸素や水分量、出荷日などを

『ミドリ』を通して調整しているのだ。

 そんな中で『ミドリ』が何かを持ってきたのだ。

 「或人社長、先ほど採れたばかりのレタスです。」

 そう言って或人に向けてレタスを渡すと或人は少し戸惑いながらも

レタスを食して・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「美味いぞー---!!」

 

 

 

 

 

 

 

 口からレーザー光線が出るのかよ思わんばかりにそう言いながらレタスを

食べていると『ミドリ』がこう言った。

 「それでは失礼いたします、トマトたちが笑顔で私を待ってくれてますので。」

 そう言いながらルンルン気分で向かって行くのを見てキンジはこう思っていた。

 「本当に野菜が好きなんですね『ミドリ』は。」

 「ええ、夢を持っているだけであんなに楽しむんですから。

これからヒューマギアも夢を持つ時代なんですねえ。」

 畑山が『ミドリ』を見てそう呟くと或人は何やら閃いた感じで・・・

こう言った。

 「レタスを食べて・・・万々『売レタス』!!」

 「「ハイ、アルトじゃー--ないとー---!!」」

 『・・・・・・』ち~~~~ん。

 それを聞いて従業員全員が眼を点にしているとキンジは全員に向けて・・・

謝った。

 「スミマセン本当に社長のギャグでスミマセン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてデイブレイクタウン

 「ようこそ刃 唯阿、『滅亡迅雷,net』へ。」

 「私がここに来たのは凶達に協力するためだ、『ZAIA』を・・・

天津を倒すためにな。」

 刃は迅に向かってそう言うと迅は笑顔でこう言った。

 「うん分かってるよ、僕たちの目的は亡を蘇らせる事。そして・・・

正義を執行するためだ。」

 「正義・・・『滅亡迅雷.net』の正義・・・人類滅亡か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ー我々ヒューマギアこそが次なる

この星の支配者であると同時に浄化する存在!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そしてこの星を乗っ取ると言った処か。」

 「う~~ん、滅の場合はそうじゃないかもね。」

 「何?」

 「滅の目的は人類を消して地球を浄化させることだと僕はそう思っているんだ。だけど僕は違う、ヒューマギアを人類から解放して・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・僕の正義を貫く。」

 迅の言葉を聞いて刃はこう思っていた。

 「(こいつの言葉には何か裏がある、ヒューマギアは本当だろうが

それ以外に何か目的があると見た方が良いな・・・だが)」

 今更行く当てなどないなと思ってこう言った。

 「分かった、お前達に協力しよう。亡を解放すると言っていたが

私に提案がある。」

 「どんな?」

 迅の言葉を聞いて刃は作戦を話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「凄いビニールハウスの数ですねえ。」

 或人は畑山の案内でビニールハウスを回っていた。

 すると畑山はこう説明した。

 「見た目は古いですけど中はそうじゃあないんですよ~~?」

 「へえ、どんなのですか?」

 或人がそう聞くと畑山はこう答えた。

 「ビニールハウスの中には最新の設備を整えているだけではなく

太陽光を効率よく集めて野菜の育成を手助けしているんです、これも『ミドリ』がいればこそですよ。何せ『ZAIA』に回収されて暫くは眠れない日が続いて

睡眠不足だったんですから。生き物相手ですから万が一を

考えなきゃいけないでしょう?」

 そう言っていると・・・ビニールハウスから一人の青年が現れた。

 「親父、どうしたんだよこんな所で!?」

 「おお『耕一』か。丁度良かったですよ社長さん紹介しますよ、

私の息子の『耕一』です。」

 「ア、初めまして!『畑山 耕一』です!!」

 『耕一』と言う青年が挨拶すると畑山はこう続けた。

 「私の一人息子なんですがこれがどうもまだまだでしてねエ、

何時になったら後を継いでくれるのやら。」

 「親父!それはねえだろうが!?」

 「馬鹿言うな!お前が俺の後を継ぐってんならもう少し仕事頑張れよ!!」

 「その心配はねえよ!俺だってその気になれば親父なんて超えてやるよ!!」

 「言ったなー------!!」

 そう言いながらじゃれ合うのを見て或人はヒューマギアの父親を、

キンジはもう記憶の中でしかいない兄と父親を思い出していた。

 そんな中で・・・キンジは何かの気配を感じて後ろを振り向くと

そこにいたのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・マギアと『ディスペア』を連れて現れた滅がそこにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてまた別の場所では。

 「ここに居たか不破。」

 「刃か。」

 近くの駅の近くで刃は不破と接触するとこう言った。

 「まだ気にしているようだな、自身の記憶について。」

 「!!」

 それを聞いて不破は目を見開いて驚いていた。

 天津から聞かされた真実、それは12年前の自分の記憶が

でっち上げであった事だ。

 あの後から宛てもなく彷徨っている為どうするべきかと考えていたのを

刃は感じてこう言った。

 「確かにお前の記憶は偽物かもしれんが取り戻す方法があると言ったら

お前はどうする?」

 「何・・・どう言う意味だ。」

 不破はそう聞くと刃はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「亡を蘇らせることが出来ればお前の記憶も元に戻れるかもしれんぞと言ったらお前はどうする?」




 果たして不破の答えは如何に!!
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