予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

205 / 269
 続きです。


34-②

 「俺の記憶・・・だと?」

 「そうだ、貴様の記憶が改ざんされたのは亡のチップを頭に移植された時だ。

ならば奴のチップを取り除けばあるいは。」

 刃は不破に向けてそう提案してきたのだ、凶と迅との契約の為でもあろうが自分の贖罪も兼ねているのだ。

 然し不破はそれに対してこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「興味ねえな。」

 「何?」

 「俺の記憶がどうであろうが俺は俺だ、それ以上でもそれ以下でもねえんだ。」

 拒絶して立ち去ろうとする不破の後姿を見て刃は仕方ないと思って

不破の首目掛けて・・・手刀を当てた。

 「あは?!」

 それに直撃を喰らって不破は失神すると近くに停めてあった車から・・・

『ディスペア』の構成員が現れると不破を担いで刃と共に連れ去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「滅。」

 或人は滅を見ると滅は或人達を見た後に・・・ビニールハウスを見て

あざ笑うかのようにこう言った。

 「人間とは愚かな物だな、自然すら自分たちが意のままに操っていると思い

増長して更に力を増そうとしている。それが人間の本性と言うのならば・・・

ここを破壊する事こそがアークの意思だ。」

 そういた瞬間にマギアと『ディスペア』がビニールハウスに向けて

攻撃を開始した。

 「やめろ!」

 「手前ら何しやがる!!」

 或人とキンジがそう言って変身すると滅も変身して或人と対峙してキンジは

マギアと『ディスペア』双方を相手どらなければならないので苦労するのだ。

 そんな中で滅は或人を弾き飛ばして耕一の方にターゲットを変えると・・・

畑山社長が滅の前に入って立ち向かってこう言った。

 「俺の息子に何するんだ!?」

 そう言って鉄パイプを持って叩くも・・・滅には効かなかったようで滅は畑山を殴り飛ばした。

 「親父!?」

 耕一は父親を心配して近寄ると父親が右腕を庇っているのが見えた。

 すると滅は『ミドリ』を見ると突如として蠍の尻尾と酷似した鎖を放って

『ミドリ』を捕まえると或人に向けてこう言った。

 「飛電 或人、我らの仲間『雷』のプログライズキーとこいつを

引き換えにする。明日の正午にデイブレイクタウンの橋で待っている。」

 そう言って滅は『ミドリ』を連れてどこかに行ってしまった。

 「社長!大丈夫か!?」

 キンジがそう言って(*´Д`)ハアハアと息継ぎしながら来ると

或人はキンジに向けてこう言った。

 「やばいわ・・・・『ミドリ』連れてかれた。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして或人は今回の事で謝ると畑山はこう返した。

 「いや、良いんですよ。まあ幸いと言ったらあれですが被害は

ビニールハウスを2つ分ほど焼かれてしまいました。ですが『ミドリ』を

取り戻せれば何とかなると思いますのでどうか・・・

どうかよろしくお願い致します。」

 そう言って畑山は頭を下げて今回の事は終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところ変わってデイブレイクタウンにある部屋の一角

 そこには大量のヒューマギアの素体が所狭しと並んであった。

 これまで回収してきたヒューマギアの保管庫として運用しているその部屋で刃は嘗て迅が使っていた機械を頭に装備させて脳内にある

亡のチップの解析とコピーと再インストールしているのだが

それが難航している中で・・・不破が目を覚ましたのだ。

 「ここは・・・おい刃手前これはどう言う事だおい!」

 「ちょっと落ち着いてよ!?今亡の情報を調べてるんだから!!」

 「ああ?!ふざけんじゃねえぞごら!!手前また俺に変なnあは?!」

 不破は迅に向けて大声でそう言っていると刃は再び不破に向けて

手刀を放って失神させた。

 「これって聞くけど本当に大丈夫なの?」

 迅は不破・・・と言うよりも中にある亡を心配しているのだが

刃は迅に向けて不破を見ながらこう答えた。

 「こいつは言葉を出したって信用してくれなさそうだからな、

実力行使するしかないのだ。なあにこいつの頑丈さは折り紙付きだから

ちょっとやそっとじゃ死にはしない。」

 そう言って作業に戻ると迅は不破を見てこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そうだね、だってこいつゴリラだもん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして別の部屋。

 「私をどうするつもりなんですか?」

 『ミドリ』がそう聞くと目の前にいる・・・凶がこう答えた。

 「さあな、だがお前何故人間に付き従うんだ?奴らのために働いたからって

どうせ何かあったら捨てられる事なんて分かっているはずなのに何故だ?」

 凶がそう聞くと『ミドリ』はこう答えた。

 「それが私の仕事だからです、私は野菜を作って皆に笑顔になって

貰いたいからです。貴方にはありませんか?笑顔でいた事が。」

 そう聞くと凶はこう答えた。

 「ああ・・・あったな、歌で笑顔になれることが・・・そんなもの只の

幻想だったと気づかされたがな。」

 そう言うと・・・滅が現れてこう言った。

 「何しているのだ凶?お前はここに居るべきではないはずだが?」

 「私の勝手だ、じゃあな。」

 そう言って凶は出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして飛電製作所

 「やはり滅の言うとおりにして『雷』のプログライズキーを渡すのですか?」

 イズは或人に向けてそう聞くと或人はイズに向けてこう聞いた。

 「なあ聞きたいんだけどさイズ。」

 「ハイ、何でございましょうか?」

 そう聞くと或人はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「滅が『滅亡迅雷.net』になる前の情報ってあるかな?」




 そして過去は語る。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。