予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 37話目です。


37-1

「グわアアアアアアア!!」

 或人がアークの攻撃によって吹き飛ばされるが何とか着地する事が出来た。

 受け止めたのがデュランダルであったことが功を奏して怪我せずに済んだのだが

それでも或人はヤバいと思って斬撃を放つがそれすらもアークの前には

蚊に刺されたかのような痛みでしかない様に見て取れた。

 「クソが!」

 不破はそう言ってショットライザーを通常状態で攻撃して命中するが

アークはそれをダメージとも取れてなくそれどころか不破をエネルギー派で

吹き飛ばすとショットライザーが空に漂って・・・イズに狙いを定めていた。

 「止めろ!」

 或人はそれを察知して守ろうとするがアークが前に立ち塞がって

エネルギー派を拳に溜めて打ち付けた。

 

 

 

 

 

 

     オ

     ー

     ル

     エ

     ク

     ス

     テ

     ィ 

     ン

     ク

     シ

     ョ

     ン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ウワアアアアアアアアアアアアア!!」

 

   オール

  

 

 

 

 

 

 エクスティンクション

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 其の儘或人が吹き飛ばされるのを見てアークがイズ目掛けて放って

当たる寸前に・・・迅が割って入って助け出したのだ。

 そして迅はイズを或人に渡すと迅は或人に向けてこう言った。

 「逃げろ01!あいつは・・・アークは人間が考えているような

次元の奴じゃないんだ!!速く!?」

 そう言うと或人達は撤退していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして飛電製作所に戻った彼ら。

 「まさか・・・あそこ迄とはな。」

 「対抗出来るのでしょうか?」

 洸がそう言いながら不破の怪我を治療している中で或人はこう呟いた。

 「まさかあんなに強いなんて・・・人間を超えたAIが・・・

あんなに恐ろしい物だったなんて。」

 「或人社長。」

 イズはそれを心配そうに見ているがどの様に言えばよいか

分からなかったがために何も言えない中で電話が鳴った。

 「あ、はい。こちら飛電製作所・・・ああ遠山君?仕事が終わった、

分かりました伝えておくよ、今日はご苦労様。」

 そう言って電話を切ると洸が内容を説明した。

 「たった今遠山君達から報告があって例の子を無事病院に

搬送出来たそうですよ。」

 「そうか・・・良かった。」

 それを聞いて少しだが元気になった或人であったが洸はこう続けた。

 「ですが何やらトラブルがあったらしく今日の所はベルさんが病院に泊まって

警護をしているのでしてあとそれとイズサンにお願いがありまして

この少女について調べて欲しいと・・・アア名前は『クリス』と

言っておりました。

 そう言ってイズに携帯電話からキンジが送信してきた情報を送信した。

 銀髪の少女『雪音クリス』を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして更にデイブレイクタウン

 「「「アークの意思のままに。」」」

 「アークの意思のままに。」

 そう言う滅、亡、雷、そして凶が集まっているとアーク・・・が

憑依している迅が中央にいると全員に向けてこう言った。

 『時は来た、我々が人間を滅ぼし、我々の世界を作る時が来た。

亡、お前にこれを渡す。』

 そう言ってアークのベルトからスキャンの光が出てくると現れたのは・・・フォースライザーと灰銀色のプログライズキーであった。

 そしてアークは亡に向けてこう言った。

 『これでZAIAの天津に挨拶して来い。』

 「・・・了解しました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして飛電インテリジェンス社長室

 そこには天津の他にも福添副社長と山下専務がその部屋にいた。

 すると天津が2人に向けてこう言った。

 「今度売りに出すレイドデバイスの発売日に合わせて態と

ZAIAスペックを暴走させる。」

 「暴走・・・ですか。」

 福添は何故とそう思っていると天津はこう続けた。

 「ZAIAスペックが暴走する中でレイドデバイスを装着して市民が

それを使って暴走している民間人を取り押さえる、中々楽しく

そして良い印象が与えられるショーだとは思わないかね?」

 「ショー・・・ですって・・・!!」

 福添はそれを聞いて驚きと同時に怒りを露わにしていた、この間の防衛省大臣の死亡ニュースからZAIAスペックが下火になりつつあることを考慮し

未だ使っている人間を使って暴走させてレイドデバイスを大量注文させて

自身の利益にさせようとするその傲慢なるやり方に腹を立てていたのだが表面上は取り繕いながらこう言った。

 「で・・・ですが社長、それでは市民に死傷者が出た場合どの様にするので」

 そう言うと・・・天津は信じられない事を口にした。

 「何を言っている?力を分かりやすくするためには痛みが必要なのだよ?

福添副社長。」

 「痛み・・・?」

 「そうだ、人は力を目の当たりにして恐怖するが

それが誰でも使えるような物ならば人は誰しも手を伸ばす、

アメリカで銃を売るのと同じなのだよ?我々は人々の安寧の為に痛みを伴わせて

財を得るのだから。」

 そう言うのを聞いて福添の握りしめていた掌から血が滴りそうになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして再び飛電製作所

 「社長、風鳴翼の移送終わったゼ。」

 「ああ・・・ありがとうキンジ、今日は・・・休みで良いから。」

 「?・・・アア、分かった。」

 キンジは或人の元気のなさそうな表情を見て何だと思っている中でイズに向けてこう聞いた。

 「そういえばイズさん、頼んでおいた情報なんだけど。」

 「はい、既にインストールは終えておりますのでパソコンにチェックを。」

 「ありがとうな。」

 そう言ってキンジはパソコンを起動させて雪音クリス仁関する情報を

見ようとすると・・・ベルが現れて或人に向けてこう言った。

 「社長、お客様です。」

 「え・・・誰?」

 そう言うとベルがそのお客さんについてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はい、飛電インテリジェンスの副社長様だそうです。」




 続く。
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