予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

223 / 269
 シンフォギアでの続き。


38-②

 「虐待・・・どんな傷だったかって聞いてないか?」

 「ううん・・・けど叔母さんの話だと酷い奴だって聞いたよ。」

 キンジは未来に向けてそう聞いてその答えにもしかしてと思っていた。

 「(情報によりゃあ雪音クリスは6歳から14歳までバルベルデの

テログループに捕虜生活をされていたって書いていたがその時のか?

いや、それだったら傷跡はあっても痣は可笑しい。一体どんだけの酷さだったんだ

糞が!)」

 キンジはそう思いながら内心下唇を噛みしめていると・・・叔母さんが現れて

こう言った。

 「ああちょっとお兄さん、ちょっと良いかい?」

 「?」

 「悪いんだけど上に来てくれないかね?ご飯をに運びたいんだけど

アタシ店番しなきゃいけないからね。」

 「ああ分かった、運ぶよ。」

 「悪いね、それとだけどもうちょっと待ってくれるかい?」

 そう言うと叔母さんは鉄板の上でお好み焼きを焼いてそれをキンジに手渡すと

こう言った。

 「それやるから一緒に食べてくれないかねえ?一人だとあの子

出ていきそうでねえ。」

 「分かった、監視も兼ねてって事かって良いのか俺で?」

 「うん?アタシはこれ迄色んな人間を見てきたからねえ、アンタは信頼できるって分かるからね。」

 お願いねと言うとキンジはそれを持って上に上がろうとすると・・・

未来達もこう言った。

 「私達も一緒で良いかな?流石に異性同士って何だかね。」

 「ああ頼む、話し方が分からねえ。」

 キンジはそう言うと全員で上に上がるとキンジは襖に手を掛けてこう言った。

 「おい良いか?入るぞ。」

 そう言ってしれッと開けるとそこで目にしたのは・・・布団の上で裸になっていた雪音クリスであった。

 「・・・・・・・・」

 キンジはそれを見て( ゚д゚)ポカーンとしていると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「何見てんだこのクソ変態野郎がーー!!」

 「ウォヴァ!?」

 赤面した雪音クリスが枕を持ってキンジの顔に命中させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「すまん、まさか起きているとは思ってなくてつい。」

 「手前普通はノックぐらいしろよ・・・!!」

 「・・・最近別個だったから忘れてたぜ。」

 そう言ってキンジはレスティア達を思い出していた。

 「(あいつら俺がいないからって心配しているだろうなもう数週間はこっちだし速く帰れる方法見つけないとな。)」

 はああとため息交じりでそう思っている中で創世がこう言った。

 「まあこうやって謝ってるんだからさ、落ち着いてご飯食べよう。」

 アハハと笑いながらキンジは雪音クリスの器に雑炊を入れて手渡すと

雪音クリスは分捕るように取って・・・匂いを確かめてからがっ付き始めた。

 「凄い食欲。」

 「よっぽどお腹減ってたんだよきっと。」

 「それにしても見た感じスタイル良くて・・・何だか自信喪失しそうです。」

 「確かにねえ、アニメだとああいう子って主人公に惚れたりするんだよね♪」

 創世、詩織、弓美がそう言いながらお好み焼きを食べているとキンジは

雪音クリスの顔を見て・・・ため息交じりにティッシュを数枚出してこう言った。

 「おい、顔に飯粒ついているぞ。」

 「ああそれが何だって・・・おいやめろ拭うな!」

 「お前俺と同い年でそれはねえぞ。」

 そう言いながらキンジは雪音クリスに向けて質問した。

 「お前何であんなところにいたんだ?フィーネって奴の所に

いたんじゃねえのか?」

 「・・・・・・」

 雪音クリスはその質問に対して無口になるとキンジはこう続けた。

 「幸音クリス、年齢は17歳で両親はバルベルデでテロにあって死亡。

その後はテロリストに拉致されて約8年間捕虜になっていたで合っているか?」

 「お前・・・何でそれを!?」

 雪音クリスはそれを聞いて驚くと未来達もそれを聞いてえっと思っている中で

未来はそう言えばと言ってこう言った。

 「あのコンサートの日に新聞で保護された子供が行方不明って

聞いていたけど・・・それがクリスさん・・・!!」

 そう言うと雪音クリスは・・・自嘲気味にこう答えた。

 「ああ・・・そうだよ。アタシはずっと・・・あいつらに酷い目に遭ってきた!痛いヤメテって言っても聞いて貰えず逆らえば殴ってきたりアタシを

まるで売春婦の様な目つきで舐めずさりやがってああいう奴らが世界を

可笑しくさせるんだ!!大人何てそんなもんさ!良い事言っておきながら

腹の中じゃあ弱い子供を食い物にしやがる!!アタシは一人だって

生きてやるんだ!!泥水啜ってでも生き延びてパパとママがやろうとしていた

『歌で世界を平和にする』なんて甘っちょろい夢を全否定してそして」

 言い終える前にキンジが制服の上着を脱いで雪音クリスを覆い隠す様に

被せて口を手で塞ぐとキンジは雪音クリスに向けてこう言った。

 「ムグぐぐぐっぐぐ!」

 「静かにしろ・・・人が来てる。」

 「!」

 雪音クリスはそれを聞いて黙ると未来達にもそれを伝えて黙っているとキンジは襖に耳を添えて声を聴いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーーだから言っているじゃないかい?ここにはそんな女の子来てないって。」

 ーーーそうですか、何かありましたら我々に御連絡を。

 そう言う声が聞こえて扉を閉める音が聞こえるとキンジは音を出さずに

下に降りるとおばちゃんを見て辺りを見渡していた。

 するとおばちゃんはキンジを見てこう言った。

 「あらあんたじゃないかい?あの子具合どうだった?」

 「ああ、少し濡れてたけど何も問題は・・・!!」

 キンジは植え込みの中にある黒光りするものを見ておばちゃんに向けて

静かにするようにとサインをするとおばちゃんは口を閉ざしたので良しと思って

キンジは・・・ガンケースからベレッタを抜いてマガジンを抜き取り弾丸を

一発取り出すと中にある火薬を出して黒光りする・・・小さな機械を

弾丸の中に入れておばちゃんに向けてこう言った。

 「悪いけどセロテープあるか?こいつを密閉したいんだ。」

 「あああるよ。」

 そう言って取り出すとキンジはセロテープで弾丸を巻いてこう言った。

 「これで雪音クリスがいるって情報は出ねえな。」

 「も・・・もしかしてそれって・・・盗聴機かい?」

 「正解だ、多分だが手あたり次第やってるだろうな。」

 「ち!最近のあのレイドライザーだか何だか知らないけど威張り腐っている

奴らがいるから商売上がったりだよ本当に!」

 そう言いながら作業をしているおばちゃんを見て上に上がろうとすると

雪音クリスがTシャツ一枚で上着だけで着ているのを見て・・・びっくりして

キンジは雪音クリスから目を逸らす感じでこう聞いた。

 「な・・・ナンダ一体?」

 そう聞くと雪音クリスは・・・こう聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お前が持っている拳銃・・・本物だろ?」




 続く。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。