雨の中、キンジとクリスはとある洋館近くに来ていた。
「ここか・・・まさかここが奴のアジトだったとはな。」
「ああそうだろ?ここは買った家らしいからな、今フィーネは多分
あの部屋って・・・囲まれてるな。」
「ああ・・・それも凄腕だな、精鋭ぞろいって所だ。」
キンジとクリスは互いにそう言って森の中にいる・・・サングラスをかけた
兵士達を見ると兵士達がこう言った。
《ちぃい!邪魔者だ!!撃ち殺せ!?》
そう言った瞬間にマシンガンが雨霰と撃ち放たれるとキンジは・・・
クリスをお姫様抱っこして扉の柱に身を隠した。
「お前平気なのかよ!?撃たれたんじゃ!!」
「何だ?心配してくれるのか?」
「そ・・・そうじゃねえって」
「この制服は防弾仕様でな、銃弾なんて衝撃は無理だが貫通はしないぜ。」
そう言いながらキンジはベレッタとデザートイーグルを抜くと
未だ撃ち放ってくるマシンガンの弾丸の雨の中に・・・突撃しようとすると
クリスは驚いてこう言った。
「お前何しようとしているんだ!こんな中に突っ込もうとするなんて馬鹿の」
「まあ見てろって。」
キンジはそう言って・・・途切れた瞬間に前に出ると男の一人が
ニヤリと笑ってこう言った。
《死になジャップ!》
そう言って放ち始める手前でキンジは・・・スローモーションとなっている世界で相手が引き金を引いて銃弾が放たれたと同時に自身も撃ち返したのだ。
数十発の銃弾の中でキンジが放った数発が吸い寄せられるように
放たれた銃弾の・・・中心からずれた個所に当たると銃弾は
其の儘あらゆる方向に縦横無尽に・・・銃弾を撃ち落としたのだ。
そしてキンジは更に数発撃って自身とクリスに向かう弾丸を弾いて
キンジが放った弾丸は其の儘男達の腕や足に命中した。
その攻撃に命中して蹲って他の銃弾が柱や地面に当たった。
「おい、そろそろ中に入るぞ。」
キンジがそう言って扉を蹴破ろうとした瞬間に・・・クリスは驚きながら
こう言った。
「おおおおおお前何したんだよええ!撃ったと思ったらぎゃぎゃぎゃんって
音がしたと思ったらあいつら倒れてお前無傷って一体何したんだよ?!」
そう聞くとキンジはしれッとこう答えた。
「何って決まってるだろ?銃弾を銃弾で弾いて当てたんだよ。」
「はあ!んなの出来るってお前の眼は天体望遠鏡かよ?!」
「因みにだがこの技の名前は『ビリヤード』だ。」
「技名付いてるって誰が出来るんだそんなの!!」
「少なくとも死んだ兄さんは出来ていた。」
「・・・お前の家族は全員バケモノかよ。」
そう言いながら中に入ると暫くして・・・大広間に入った。
ありとあらゆるところに機械が密集しておりその一番向こうにある
大きな機械に・・・一人の女性がキーボードを叩いていた。
するとクリスはその女性に向けてこう言った。
「来たぞフィーネ!」
そう言うとその女の全体像が明らかになった。
茶髪の髪を上に向けて大きく結えており眼鏡をかけて私服の上に白衣を
身に纏った妙齢の女性がそこにいた。
すると女性はこう言った。
「あらクリスじゃないの?・・・用済みの人間がまだ生きているなんて
哀れね。」
それを聞いてクリスはフィーネに向けてこう言った。
「アンタに聞きてえ事があるんだ!アタシのやった事は何なんだ!!
アタシはアンタが言っていた『戦争のない世界』を作れるって言ってたから
協力したのに一向によくならねえどころか悪くなるばかりじゃねえか!?
ZAIA何て言う企業は兵器を作って街中に広めてこんなんで・・・こんなんで世界が平和になるのかよ!!教えてくれよフィーネ!?」
そう言うとフィーネは・・・大笑いしてこう言った。
「アハハハッハ!馬鹿な子ね貴方は!!貴方は私の計画が上手くいくまでの
只の囮、使わなくなった道具は捨てておいて何が問題なのかしら?」
呆れちゃうわねとそう言うとキンジはクリスの前に出てこう言った。
「手前・・・こいつがどう言う想いでアンタに付いて来たか分かってんのか!
アンタを信じて自分の心を封じてまでやってきたのに用済みだからポイってか?
何様のつもりだよ手前は!!」
そう言うと笑いながらこう続けた。
「(* ̄▽ ̄)フフフッ♪、良い事教えてあげるわ坊や。世の中ね・・・
利用するかされるかなのよ!!」
そう言った瞬間にフィーネが光り輝いて暫くすると現れたのは・・・
金髪の美女であった。
黄金の鎧を身に纏っているその姿にキンジはどっかで見たことあるなと呟くとフィーネはこう答えた。
「これは『ネフシュタンの鎧』、私がこれの本当の使い手ヨ!!」
そう言って攻撃してくるとキンジとクリスはそれぞれ避けてキンジは
バルカンに、クリスはシンフォギアを纏って距離を離すと・・・
炎がフィーネ目掛けて放たれた。
「これは・・・貴様か風鳴 弦十郎!」
そう言って現れたのが・・・仮面ライダーになっている弦十郎であった。
すると弦十郎はフィーネに向けてこう言った。
「もうここは囲まれているぞ、投降してもらうぞフィーネ・・・いや・・・
・・・・・シンフォギア製作者にして第二課研究員『櫻井 了子』!!」
続く。