予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 戻ってくる人間が来ます。


41-②

「寝ちゃった、よっぽど溜まってたんだろうね。」

 「ええ、今まで泣けなかったのでしょうね・・・ありがとうございます社長。

娘を・・・響を取り戻してくれて。」

 「いや、こっからは洸さん、アンタの戦いだ。」

 「ええ、勿論です、響を必ず幸せにして見せます。」

 洸はそう言って笑っている中で・・・雷が起動した。

 「兄貴!!」

 或人がそう言うと雷は頭を掻いて・・・こう聞いた。

 「ここは何処だ、・・・迅は何処だ?」

 それを聞いて全員が雷から目を背けると・・・イズが現れてこう答えた。

 「雷、貴方には酷な話かもしれませんが聞いてください。」

 「ああ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして話を聞いた後。

 「ふざけんじゃねえぞアーク!ヒューマギアを!!仲間を殺すどころか俺らを

道具呼びすろたあ俺の気が収まらねえぜ!!」

 そう言いながら雷が立ち上がって何処かへ立ち去ろうとすると・・・

シエスタも起動すると雷の前に立ち塞がった。

 「どけよ。」

 「駄目です、今の貴方をお通しする訳には参りません。」

 「どけよ!」

 「今あなたが出たところでどうにかなるとでも?」

 「やって見なきゃ分からねえだろうが。」

 「勝算も無しにさせるわけには参りません。」

 そう言って互いに平行線であって互いに睨んでいると・・・バイク音が聞こえて現れたのは・・・キンジとクリスであった。

 するとキンジがヘルメットを取ってこう聞いた。

 「社長、どうしたんだ一体!会社がぶっ壊れてたぞ!?」

 「キンジ!!」

 「お前は雪音クリス!?」

 或人と翼が互いにそう言うとキンジはどうするべきかと思って

今までの事を説明した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そんな・・・櫻井さんが諸悪の根源・・・!!」

 それを聞いて翼は立ち眩みするかのように膝から崩れ落ちる所を

ベルが助けてくれて一体誰なんだと或人がそう聞くと翼はこう説明した。

 「櫻井女史は私達シンフォギアの設計士だ、元来シンフォギアは聖遺物と

呼ばれる伝説の武器の欠片を基に生成していて

ギアとして纏う事が出来ると言う技術は櫻井女史が考案した物なのだが

迂闊だった・・・一番最初に疑うべき人間を見過ごしていたとは・・!!」

 そう言っている所に不破がこう続けた。

 「そんだけじゃねえ奴が企んでいる『カ・ディンギル』って言う奴も

気になるなしな。」

 「ああ確かに、奴がアークがいなければと言う所アークに知られれば

マズイ手合いの類だと言う事が分かる。それが一体何かだが。」 

刃がそう言って考えていると洸がこう言った。

 「調べてみましたが大体がゲームの攻略とかですね。」

 一体何なんでしょうねと言うとキンジは暫く考えてこう聞いた。

 「洸さん、悪いがその単語にもう一つ付け加えてくれ。『聖遺物』とか

そういう類の奴。」

 「分かった。」

 それを聞いて洸が調べてみる中で或人はこう聞いた。

 「どうしたんだキンジ、何か気になってるのか?」

 「いや・・・俺の間違いであって欲しいんだが。」

 キンジがそう言うと暫くして・・・洸は驚いてこう言った。

 「ありました!ヒットしたのがあります!!」

 『‼』

 それを聞いて一体何なんだと思っていると洸はこう説明した。

 「ええとデスネ、メソポタミア文明の都市バビロン語で『神の門』と

呼ばれる物である、尚バベルの塔の由来はアッカド語でバベルは

『混沌の意』と言う意味であると書かれておりますけど一体何なんでしょうね?」

 洸は一体何なんだと思っていると・・・今度は緊急ニュースが流れた。

 「今度は一体何なんだって・・・嘘だろおい!!」

 キンジがそう言って驚くと或人達も携帯からのニュースに驚いていた。

 内容はこれだ。

 『ZAIAスペック所有者たちが一斉暴走!多数の死者有!‼』

 「これもアークがやっている事かよクソが!!」

 不破はそう言って近くにある箱を蹴り飛ばして外に出ようとすると

刃が不破を止めてこう言った。

 「待て不破!お前一人で何とかできる訳が無いだろう!?」

 「じゃあどうすりゃあいいんだ!このままいきゃあどう転んでも

死者が増えるだけだぞ!!」

 不破は刃に向けてそう反論して刃はそれを聞いて顔を俯かせていた。

 今の日本はヒューマギアなくしての経済の安定が不可能寸前まであったのに

この騒動で間違いなく日本が崩壊しても可笑しくないと悟っているからだ。

 今や病院に警察、消防など人手不足が深刻化している中に於いてどうすべきかと思っていると・・・或人はこう言った。

 「今こそ俺達飛電製作所の出番なんじゃないのかな?」

 『?』

 それを聞いて何だと思っていると或人はイズに向けてこう聞いた。

 「イズ、プログライズキーはある?」

 「はい社長、全員分のプログライズキーは崩落する前に或人社長と脱出した際に共に持っておりました。」

 そう言ってアタッシュケースから出してきたのは・・・自身の退職の際に

持ってきた全てのヒューマギアのプログライズキーであった。

 「ここにはヒューマギアがある、困っているこう言う時こそ爺ちゃんが目指した人とヒューマギアとの共存を成すべきなんだと思ってる。」

 「だけどよ社長、今ヒューマギアを受け入れてくれるかどうか

分からねえんだぜ?」

 不破がそう聞くとそれでもと或人は全員に向けてこう言った。

 「確かにそうかもしれないけど・・・それでも俺は信じたい!ヒューマギアが

人間の敵じゃないって照明できて且つ今この状況を打開させるには

これしかないんだ!!」

 そう言っているとキンジがこう答えた。

 「だったら俺達がヒューマギアを守ればいいんじゃねえか?」

 『‼』

 全員それを聞いてだがどうやって守るんだと聞くと腕ずくだなと答えたがために全員笑ってこう答えた。

 「それでしたら近くに使われない倉庫がありまして

そこにはテントがあったはずです、仮の避難所としてでも機能できるかと

思います。」

 「なら私はヒューマギアの調整だな、私がいなければ調整が困難だろう?」

 刃がそう言うと不破は良しと言ってこう続けた。

 「俺とキンジとベルがヒューマギアを守ってやるぜ!」

 そして全員が準備しようとすると・・・響が起き上がってこう言った。

 「私も手伝わせてくれ、私はヒューマギアの整備については多少なりとも

心得てるから起動位ならば出来るぞ。」

 そう言うと洸は響に向けてこう聞いた。

 「良いのか?そんな事したらお前はディスペアの人達から裏切り者って」

 「違うな、私はヒューマギアが人々を助けることで奴らに暴走の原因が

アークである事。そして何よりもヒューマギアこそが頼りになれると言った事を

世界に伝えれると言う意味において有益だと判断したんだ。」

 そう言いながら工具を持っていくと或人はそれを見て分かったと言うと

こう続けた。

 「俺はヒューマギアを出すことをネットで知らせるよ!俺が言い出しっぺだし

社長として頑張らないとな!!皆でこの窮地乗り切ってアークを倒すぞ!!」

 『ォォォォォオオォォォォォォォォ!!』

 それを聞いて全員が号令を上げた。




 そして人々を助ける為に。
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