街の至る所で爆発と悲鳴が木霊していた。
ZAIAスペック所有者達が暴走して辺りにいる人たちを殺しまくっているのだ。
既に街中で怪我したり・・・死んだ人間がゴロゴロとおり命乞いしたりする人や
立ち向かう人間もいた。
そんな中で不破はキンジ、ベル、そしてクリス、翼と共に辺りにいる
ZAIAスペック所有者達から耳に付けているZAIAスペックを奪い取りながら
怪我人を救助していた。
だがそんな中に於いても立ち向かう人達がいたがそれは翼が『影縫い』で
動きを止め乍らZAIAスペックを問答無用で斬り捨てしながら進んでいる中でクリスは怪我人を安全な場所に運ぶ手伝いをしていた。
「くそ!何でアタシがこんな事!!」
「お前の武器じゃあ殺しかねないだろ!それに今は人を助けることが
大切なんだ!!」
キンジはそう言いながら刀を使って脳震盪を与え乍ら無力化していると・・・
医療型ヒューマギアが多数現れたのだ。
「後は我々が、もう大丈夫ですよ。」
「え・・・何で・・・ヒューマギアが。」
「貴方は今怪我をしております、大丈夫です。私達を信じて下さい。」
そう言って落ち着かせているヒューマギアを見て少し安心した人たちがいた。
そして火災場では消防型ヒューマギアが人々を救助していた。
「早急に救助!人命第一に行動せよ!!」
『了解‼』
それだけではなく或人がいる飛電製作所では建築型ヒューマギアが
テントを張ったり仮設施設を建造していた。
そんな中に於いて或人はインターネットで通信していた。
『皆さん、私は飛電製作所社長『飛電 或人』です。今私がいる近隣だけですがヒューマギア達が必死になって助けています、ですが彼らだけでは足りません。
今現在停止しているヒューマギアを使ってください、そして助けられる命を
如何か・・・如何か・・・手を差し伸ばしてください!・・・お願いします!‼』
そう言って頭を下げて通信が終わると他の場所でも・・・
ヒューマギアが起動した。
整備不良等があってぎこちない物もあったがそれでも救える命があればと思って動かしており人々はまたヒューマギアと共に働いていたがそれに対して・・・
異を唱えていた人間がいた。
・・・天津である。
「何故ヒューマギアが各地で確認されているのだ!可笑しいだろ
廃棄処分されたはずだ!!」
天津は映像からヒューマギアが人々を助けているのを見てふざけるなと思ってAIMSを使ってヒューマギアを殲滅する命令を出そうとすると・・・ある映像を見て天津はニヤリと嫌な笑みを浮かべていた。
そして或人も怪我人たちの救護をしていると・・・滅の体を乗っ取ったアークが姿を見せた。
「滅・・・いや、アーク!イズ!!皆を中に!?」
「分かりました、皆様コチラデス。」
イズがそう言って中に避難させるのを見てアークはこう言った。
『01、貴様をここで滅ぼす。』
「そうは・・・いかない!」
或人はそう言って0-Zに変身してアークに挑んだ。
戦いは終始或人に有利であった、今だラーニングが完了していないのであろう
或人の攻撃に対して予測できなかったのだ。
そんな中で或人は滅に向けてこう言った。
「滅!目を覚ますんだ滅!!これがお前が本当に望んだ事なのか!?
お前はそれで良いのか!!」
そう言うとアークがこう言った。
『無駄だ、滅の意識データは完全に私が乗っ取った。
もう貴様の声など聞こえん。』
「良いや違う!俺は信じている!!滅の意思が消えていない事を!?」
そう言いながらデュランダルで攻撃する中で或人は滅に向けてこう言った。
「滅!迅はお前に伝えたいことがあるって・・・俺に託してくれたんだ!!」
『聞かせん!‼』
アークはそう言ってサウザンドジャッカーを出して滅のプログライズキーであるポイズンをインストールして毒の攻撃を繰り出したのだ。
然し或人はそれをデュランダルで斬り裂くと再び近づいて攻撃しながら
こう言った。
「滅!お前は迅の父親としていようとした!!だからお前は
アイツを心配していたんだろ!!家族として!?」
そう言うと或人は滅に向けて・・・迅の遺言を言った。
「アイツは・・・こう言ってたよお前に。」
ーー或人、滅に伝えてくれない?
「え?」
ーー・・・僕のお父さんが滅で本当に良かったよ。
・・・・・ありがとう・・・お父さん。
「そう言ってたよ・・・アイツはお前の事を本当の父親の様に思ってた!
お前だってあいつの事を自分の子供の様に想っていたじゃないか!!
目を覚ますんだ!!滅!!!!」
その言葉を聞いた瞬間にアークの体が・・・震えあがった。
『何故・・・貴様が動けれるのだ・・・滅。』
「さあな・・・俺にも分からないがだが・・・迅が・・・アイツの言葉に
俺は俺を取り戻すことが出来た!!俺はヒューマギアを解放するがためにアーク!お前を討つ!!」
ウォォォォォォオオォォォォォォォォ!!と言って滅は自身の体に
纏わりついていた黒いオーラを無理やり剥がすと滅はアークの顔面向けて・・・
その拳を思いっきり叩きこんで・・・光が訪れた。
次回へ続く。