訃堂が死ぬ1分前
「『カ・ディンギル』の正体が二課その物・・・・ならば父上!
急ぎ街にいる人達を退避せねば!!」
「ああそうしたいが・・・今や自衛隊に警察、果てには一課に至るまでの
面々の殆どがZAIAスペックを保有し今やレイドライザーになって暴れている。
今動いたとしても我々だけで戦うのは自殺行為だ。」
「・・・緒川さんの所の忍び達は?」
「僅かな面々は私の指揮下で動いている、今は緒川の本家の邸宅で
軟禁されている山下専務を救出している最中だ。」
「山下さん大丈夫何ですか!?
「ああ、如何やらこれ以上死体を。それも飛電インテリジェンスの
幹部クラスがいなくなると経営が成り立たなくなると考えたのだろう、軟禁して
然る後に葬る算段であろうがこれ以上奴らの言いようにはさせん・・・!!」
八紘はそう言って目つきを鋭くさせる中で或人はホッとしていた、福添を失って
これ以上誰かがいなくなるのは耐えられないと思っていたからだ。
「そして今後についてだが・・・ああ済まない。」
八紘はそう言って電話を取る中で翼がこう言った。
「急いで街の人達を避難させなければ・・・何時ノイズが出てくるか
分かったものではない!」
「だけどここを守るためには戦力がいるしそれにここ以外で
安全な場所となると」
或人は何処かに大勢の人間を入れれる場所はないかと思っていると・・・
響がこう言った。
「デイブレイクタウン。」
『?』
「あそこは今私達ディスペアが基地化していてそれなりの人間が
生活できるように整備し直していたはずだからそれなりの人間は入れるはずだ。」
「・・・確かにあそこなら早々人は来ない、それに周りにはバリケード、
唯一入れるところと言えばあのトンネルだけだが潰してしまえば奴らが入れる場所は無くなるはず・・・よし、そこならば何とかなるかもしれん。」
刃がデイブレイクタウンの事を思い出して可能だと言うと或人は
全員に向けてこう言った。
「よ~~し!じゃあ動ける人達は車を運転させて動けない人達を運ぶ!!そして俺達は『カ・ディンギル』を止めるぞ!!皆行くぞ!」
『ォォォォォオオォォォォォォォォ‼』
「何だと!」
『!?』
八紘が大声でそう言うので一体何だと思っていると八紘は少し慌てた様子でこう続けた。
「それで機関は・・・そうか分かった、それで敵は・・・動いた。場所は?・・そうか分かった、また何か分かったら連絡してくれ。」
そう言って電話を切ると翼がこう聞いた。
「父上、一体何が起きたのですか?」
そう聞くと八紘はこう答えた。
「・・・風鳴機関と本邸がアークによって壊滅し生存者は0,父訃堂は
消滅したらしい。」
『!‼』
それを聞いて全員が目を大きく見開くが八紘はこう続けた。
「それでだが監視していた部下からの報告によればアークは大軍を率いて・・・リディアン音楽女学校に向かっているのが確認されたそうだ。」
「リディアン・・・まさかアークの目的は!?」
「ああ、我々と目的は同じ・・・いや、我々は壊すのに対してアークは
何かに利用する気らしい。ここからはスピードが物を言う、急いで向かうぞ!」
八紘がそう言うと全員がデイブレイクタウンに向かって行った。
「何だ・・・これは・・・!!」
響はそう言って辺りを見渡して・・・愕然としていた。
何と辺りにあるのは・・・死んで炭とかした人間とボロボロになった
ヒューマギアがそこらかしこにあったのだ。
ディスペアの本部を兼任していた工場跡地の惨状を見て一体何が起きたんだと思って誰かいないかと思って探すと・・・物音が聞こえた。
そして響がその場所に向かうとそこにあったのは・・・下半身が瓦礫に埋もれて身動きが取れないチェケラであった。
「チェケラ!!」
或人と響がチェケラに近寄るとチェケラがこう言った。
「凶・・・社長・・・来たん・・だね?」
「どうしたんだチェケラ!一体何が起きたんだ!!」
響がそう聞くとチェケラはこう答えた。
「いきなり・・・襲って来た・・・女の人・・・金髪で・・・変な鎧付けた。」
「!!・・・フィーネか。」
クリスはその言葉からとある人間を思い出すとキンジもこう言った。
「確かネフシュタンの鎧を持ったあの女だよな。」
キンジはクリスに向けてそう聞くとああとクリスは肯定した。
そしてチェケラはこう続けた。
「あいつ・・・皆を・・・殺して・・・プログライズキー奪って・・・何処か行った。」
「ゼツメツプログライズキーをか!?」
それを聞いてチェケラは頷くとイズがこう言った。
「兎に角整備します、洸さん手伝ってくれますか?」
「分かっていますとも!私がやれることをしないと!!」
そう言ってチェケラを引っ張り出すと下半身はボロボロで
今にも壊れそうな感じであった。
「凶、・・・気を付けて・・・。」
チェケラがそう言うのと同時に分かったと言って響はもう一度・・・
死んだ仲間達の遺体に手を伸ばして・・・こう呟いた。
「今まで私達から奪っておいて未だ奪うのか・・・
・・・だったら私も奪ってやる・・・お前から全てを・・・!!」
そう言っている響の顔はまさに・・・鬼の様であった。
ここからはシンフォギアストーリーが中心となります。