ここからはシンフォギアストーリー第11話をベースにして改編された者です。
そして夕方ごろの山中。
生き残った人たちが街から逃げ延びて僅かな荷物と食料を持って
山を越えようと歩いていた。
レイドライザーによって街は既に火の海と化しておりこれまでに多くの人間が
死んでしまった。
そんな中で最前列には未だ若い女生徒の一人・・・未来が先導していた。
「皆さん!あと少しでデイブレイクタウンに繋がっている道路に
辿り着けれます!それまで頑張って下さい!?」
そう言って老人や子供たちを助けながら進んでいる中で創世が出てきて
こう言った。
「ヒナ!こっちのほうなんだけど避難する人たちの中に車いすに
乗っていた人たちもいて人手が足りないんだって!!」
「分かった!じゃあ大人の人達何人かその人たちのサポートに回らせて!!」
「分かった!」
「未来さん!此の儘のスピードですと真夜中になってしまいます!!何処かで
休憩出来る場所を用意しないと。」
詩織がそう聞くと小日向は暫く考えて・・・こう答えた。
「ここら辺にキャンプベースとかなかった?」
「・・・ここら辺ですと確か前に学校の林間合宿で使った場所って
ここら辺だったよね?」
「ええ確かに、確かそこから森の開けた場所がありましたので
全員入れる筈です。」
「じゃあそこで皆で食事した後各自でデイブレイクタウンに繋がってる道路まで
後は一気に突き抜けるしかないね。」
「ですが休憩はどうするべきかですが。」
「休憩して・・・レイドライザーが来たら皆全滅しちゃう、だったら
ここは鬼になってでも進ませるしかないよ。」
未来が確かな言葉でそう言うと詩織は暫くして・・・こう答えた。
「分かりました・・・皆さんには私から伝えます。」
「御免ね本当に。」
「いいえ、私が好きでやっているのですから。」
そう言って詩織が離れていくのを見て今度は弓美が現れてこう言った。
「ヒナッチ!大変だよ!!」
「どうしたの弓美ちゃん!?」
「今下の方を覗きに行ったらレイドライザーが車でこっちに向かって
行くのが見えたんだ!!」
「何台くらい?!」
「多分見ただけだけど・・・7台くらい!」
「7台も・・・!!」
それを聞いて未来は最悪だと思っていた。
今現在いるのは自分達加えて400人くらいで大半が子供と老人位だ、7台も。
それらに一台につき10人くらいと考えるならば最大70人くらいだと考えて・・・
絶望した。
たった一人で10人以上を軽く殺せれる位の性能を発揮するのが
70人もいるともなれば自分達は最早死ぬと言う未来しか思いつかないのだから。
「どうしよう・・・!!」
弓美が恐怖している表情でそう聞くと未来は・・・こう答えた。
「皆を一塊にしないで大体・・・6人一チームのメンバーで行動させて、
一人でも多くの人達をデイブレイクタウンに向かわせるの!」
例え誰に何があったとしてもとそう言うと弓美はそれを聞いて恐怖した。
戦争と言う今までは映画か漫画でしか見ていない世代にとって生き残るために
誰かを見捨てると言う選択を迫られることに弓美は改めて今の自分の状況を
理解して分かったと顔面蒼白させて全員に伝えに行った。
「・・・響。」
未来はそう言ってこの状況は2年前と同じなのかなと思っていた、
ノイズに追われて誰もが死にたくないと言って前に行くがあまり半分近い人たちが踏みつぶされて死んだことと今の状況が似ているんじゃないかと思って・・・
頭を振ってこう言った。
「ううん違うよこんなの!相手は人間でノイズとは違う・・・けど今の
レイドライザーはノイズに似て人を襲っている・・・如何すれば良いの響・・!」
未来はそう言いながら傾き始める心を必死で保とうとしていた。
そして夜になりつつある暗闇の中で未来は創世達と何人かの人達と共に山の中を
走っていた。
何処かでだだだだ!と言う音と共に悲鳴が聞こえる中で未来は折れかけた心を
必死で保とうとしている中であと少しと思って走っていると弓美から・・・悲鳴が聞こえた。
「キャアアアアアアアア!!」
そう言って振り向くとそこにいたのは・・・弓美の後ろにいた生徒の一人が
レイドライザーによって撃ち殺された所を見てしまったのだ。
するとその背後から他のレイドライザーとは違うタイプ・・・
紅いレイドライザー。
・・・弦十郎が纏った仮面ライダーがそこに立っていた。
「や・・・ヤバいよ未来・・・!!」
弓美がそう言うと弦十郎がこう言った。
「人類滅亡・・・人類滅亡・・・人類滅亡・・・。」
そう言いながら炎を出してそれを放つと全員がそれを見て頭を伏せると
未来よりも前にいた先輩が其れに焼かれた。
断末魔を上げることなく全身が燃え上がってそれが木々に燃え移り始めてきたが全員はそれを見て恐怖して立ち止まってしまった。
そして量産型レイドライザーが全員で未来達目掛けてマシンガンを向けて全員が死ぬと思った中で未来はこう思っていた。
「(未だ死ねないよ!私は未だ・・・未だ・・・
・・・・・響に何も謝っていないんだから!!)」
そう思っていると森の向こうから・・・歌が聞こえた。
Balwisyall Nescell gungnir tron
「この声・・・・!!」
未来はそう言って森の向こうから聞こえる音から足音が聞こえて何だと
思っていると現れたのは・・・シンフォギアを纏った響が現れたのだ。
「ウおりゃアアアアアアアア!!」
そしてその儘響はレイドライザー目掛けて・・・殴りかかった。
続く。