BGM 撃槍 ガングニール(本作バージョン)
響は歌を歌いながら弦十郎相手に戦っていた、歌を使って。
敵を討つがために
「絶ー対に、逃れられないこの命のおーもさ!壊された絆もう戻れない世界!」
そう歌いながら周りにいる量産型レイドライザーを蹴散らしていく中で
弦十郎が前に出ると相手どっている量産型毎・・・響目掛けて炎を放った。
「!?」
それを感じて響が避けた瞬間に量産型レイドライザー達は吹き飛ぶのを見ると
響は弦十郎に向けてこう言った。
「は!仲間事倒すとは外道に堕ちたようだな貴様は!」
「人類滅亡・・・人類滅亡・・・人類滅亡・・・。」
「語るべき言葉もないと言う事か・・・ならお前をここでぶっ飛ばす!」
そう言うと歌を奏で続けた。
「めんどくさい!言葉なんて関係ない!!今ー共通するーーENEMYをKILLFALL!」
物騒な歌を歌いながら響は近接格闘で仕留めようとするが弦十郎は
それを難なく受け止めるだけではなくカウンターで攻撃し返したのだ。
「ごぱ。」
その衝撃で肺から酸素が無理やり吐き出されるような感覚で吹き飛ばされて
木々をなぎ倒しながら吹き飛ばされてしまった。
「が・・・は。」
ダメージが酷いのであろう口から血を少量吐き出すと響は立ち上がろうとするが
足元がふらついて然も視線がバラバラで焦点が合わなくなっていた。
そんな中で弦十郎が来るのを見て響はふっと笑いながらこう思っていた。
「(ごめんね皆・・・仇討てそうにないかも。)」
そう思いながら歌を歌い続けた。
「とめど・・・なく・・・こぼ・・・れる・・・私・・の・・・願い。」
そう言いながら相打ち覚悟でガントレットのエネルギーをチャージして来い!と思っていると弦十郎の背後から・・・未来が木の棒で叩いたのだ。
「ヤメテーーーーー!!」
こんという音であったが弦十郎は未来に振り向くと未来は震えあがったが
尚も棒で叩きながらこう言った。
「響から離れて!響から・・・私の大切な友達を傷つけないでーーーーー!!」
そう言いながら棒で叩くが弦十郎は何も感じない様に未来を・・・
手の甲で払うかのように未来を弾き飛ばした。
「ぐおぱ。」
「未来ーーーーー!!」
響はその様子に悲鳴の様な叫びをあげると未来は其の儘近くの木にぶつかると
弦十郎は未来に近寄ってその首を掴むと未来はあぐと言いながら
弦十郎に向けてこう言った。
「響を・・・友達を・・・傷つけさせない・・・!」
「何しているんだ未来!離れるんだ!!」
「私・・・響に謝りたい!」
「!?」
「あの時・・・守れな・・・かった・・・響は・・・誰よりも・・・優しい・・から・・・あの時も!・・・誰かを守ろうと・・・必死に・・・抗って・・・
いたんだ!!・・・私は・・・それを・・・知って・・・いたの・・・に・・・
何も言えずに・・・只・・・傷つくアナ・・・タヲ・・・見ている・・・事し・・か・・・出来な・・・かった・・・だから!?・・・今度・・は・・・私が・・・響を・・・守る・・・って・・・決めてた!!」
だからと言って未来は弦十郎の腕を掴むが弦十郎は掴んでいない方の腕で
焔を出してこう言った。
「人類滅亡・・・人類滅亡。」
そう言いながら焔を未来目掛けて放とうとするのを見て響は・・・
「止めろーーーーー!!」
そう言いながら拳を握りしめて一目散に未来の所目掛けて走った。
「(何で体が動くんだ!私は人類を滅ぼそうとしていたのに!!・・・
何で未来を・・・助けようだなんて)」
ーーそれがお前さんの目的だからじゃねえのか?
「(!!この声って・・・!!)」
響はそう思いながら何処からか聞こえてくる声を聴いていた。
ーー人間ってさ、繋がりを求めて色々するよな?繋がりを壊すのは簡単だけど
繋ぎ直すなんてそんな大変な事なんて誰もが出来る訳じゃねえ。
「(何が言いたいんだ!はっきり言え!!)」
ーーおお怖い怖い、結局さ。人間は一人だと寂しいんだって事さ、だからこそヂィスペアを作ったんだろ?繋がりを失った皆で繋がり直すためにさ。
「(繋がりか・・・私にはもうそんな繋がり何て)」
ーーあるじゃねえか?お前の目の前にさ。
そう言って目の前に人を模った光が現れると光はある方向が指をさすとその先にいるのは・・・未来であった。
ーーだからさ、その繋がりをもう一度繋ぎ直すんだ。アンタの
アームドギアはそれが出来るんだ。
「(・・・これが?)」
ーーああ、その手で掴んだ物を離したくないって思いがシンフォギアに
宿っているんだ。
だからさと言って光がはじけ飛んだその先にいたのは・・・紅い長髪の
女性であった。
「(貴方は・・・)」
ーーだからさ、頑張れ。アタシの後継者。
そして響は歌を紡いだ。
「崩壊!後悔!!限界!!!向ーかえ!そーのー先ーにーー!!進んだ
その先にーわた!しが!!のーぞーんだ明日へーーー!!」
そう言いながら走って行くとガントレットから・・・凶のクローが現れると
それを弦十郎目掛けて放つが弦十郎はそれを片腕で受け止めるが響はニヤリと
笑いながら押し込もうとするとガントレットから・・・ロケットが噴射していくとこう続けた。
「見ーつーけーてー行くんだ!私の!!帰りを待つ・・・
『未来ってお日様みたいでポカポカするよねえ。』
『ええ?何ソレ~~?』
『ううんとねえ・・・いるだけで心が落ち着くんだ。』
・・・・・大切な友達の居場所にーーーーー!!」
その時に弦十郎はある物を見た・・・嘗てガングニールの所有者であったと
同時にあの事件で死んだ翼の相棒にしてツヴァイウイングの片割れ。
天羽 奏に。
NEO ∞ STERDUST
そして穿たれたその刃は其の儘弦十郎に当たって弦十郎はその威力に伴って・・吹き飛んでいった。
「響・・・私・・・私貴方に」
「・・・立てるか?」
響がそう聞くが未来はええとと言っていると響は未来を肩で担ぐとこう言った。
「一緒に行くぞ・・・今度は『2人』で一緒にだ。」
「!!」
それを聞いて未来は驚くが響は素知らぬ顔で歩くのを見て未来は・・・
泣きそうにながらも笑顔でこう答えた。
「うん!」
その光景はまるで・・・未来が嘗て願った思いを叶えるようであった。
そして何処かの世界
「・・・誰かが歌っているのかな?」
紅い長髪の女性はそう言いながら夜空を眺めていると・・・声が聞こえた。
「おおい行くぞ!***」
「おおよ師匠!」
そう言って日本刀を片手に女性は何処かへと去って行った。
何れ会うであろう拳を槍の如く振るう少女が煌く流れ星を見るがために
ここら辺は何時か必ず出します。(自分が連載している作品の何処かで)