「これで終わりだ。」
滅の言葉と共に爆発音が聞こえた。
「ウワアアアアアアアアアアアアア!!」
そう言って吹き飛んだのは白い仮面ライダー、緒川が変身している
タイプであった。
「あ・・・ぐ」
「話にもならんな。」
滅がそう言って変身を解くと雷が出てきた。
「よう、終わったようだな滅。」
「雷か、そっちはどうだ?」
「おお、こっちは終わってるぜ?ぶっ飛んだ連中は全員山荘の物置にぶち込んで
今亡がコントロールをシャットダウンしている最中だ。」
「ならばこいつを連れていけ、俺は少し早めに町へ行く。」
そう言って滅が行くのを見て雷はハイハイと言って緒川を引きづって行った。
山荘では生き残った人たちが或人たちが持ってきた食料を食べながら
生き残った事に泣きながら感謝していた。
更に言えば怪我人については刃と不破が別室に移動させていた。
「生き残ったのは12名か、その内怪我人は4人で更に内訳で重傷者2名。」
「聞いた話だが400人以上はいたって話だぜ?」
「・・・つまる話生き残ったのは僅か3%か、我々がもっと早く来ていればと
思うとやりきれんな。」
「仕方ねえよ、食料に医療品とかを車にぶち込んで今いる所を
算出しなきゃいけねえんだから…背負う義務はねえぞ。」
不破はそう言いながら刃を慰めている中で電話が鳴ったので出て見ると
相手は・・・響であった。
「おお、そっちはドウダ?」
『ああ、こっちは4人生き残りがいる。それと気を失っている二課の奴はさっき雷が引き取って行ったから私はそっちに向かう。』
「分かった、気い付けろよ。」
不破がそう言うと響は何も言わずに電話を切ったのでまあ良いかと思っていた。
「よう亡、追加で頼むわ。」
「分かりました、こちらに運んでおいて下さい。」
亡がそう言うと雷はとある機械の近くに運んでおいた。
嘗て刃が亡を不破からサルベージした時に使った機械をベースにして
改造した奴で脳内にあるチップのシステムをこの機会を使って
キャンセルさせているのだ。
そんな中で亡はある事をしていた、それがこれ。
「矢張りアークの目的もリディアン、『カ・ディンギル』狙いともなると
こちらも対策を講じなければなりません。」
アークの行動の監視である、アークが放っている電波を辿っている中で
リディアンから放たれるエネルギー派を見て何だと思っていた。
「この出力は核とは違う、だが聖遺物から発せられるエネルギーとも異なる・・何だこれは?」
「今着いたぞ。」
「着いたーーーーー!!」
「生きていますよね・・・私達。」
「怖かったよーー!!」
響の言葉に続いて創世達もそう言っていると未来がこう聞いた。
「ねえ響・・・もしかして生き残っている人達って」
「・・・そうだ、お前達で最後だ。」
「!!・・・そうなんだ。」
未来はそれを聞いて目を大きくした後に納得した後にどうするのかと聞くと響はこう答えた。
「アークを倒す、そしてフィーネを倒す。後はどうするのか
まだ考えてはいない。・・・仲間は全員死んでしまったからな。」
そう言っていると未来はそれを聞いて悲し気な表情を浮かべている中で亡から
通信が届いた。
「何だ?」
『たった今二課の面々とAIMSの戦闘員の意識が戻りました。』
それを聞いて全員が中に入ると二課とAIMSの戦闘員達は全員・・・
暗い表情であった。
当然だ、守るべき人々を殺してしまったのだ。其れも何人も
手にかけてしまった事に罪悪感に押しつぶされていく中で・・・クリスが
こう言った。
「あ~あ、これが大人とは笑っちまうよな本当に。」
「雪音?」
「手前ら大人は何時だってそうだ、夢を語っておきながら
それを成す事すらせずに手前の欲を叶えることに必死で子供の事なんて二の次だ。手前ら大人なんて所詮はアタシらとなんも変わんねえ餓鬼なんだよ!」
そう言っていると・・・弦十郎がこう呟いた。
「・・・そうかもしれんな。」
「叔父上!?」
翼がそれを聞いて驚く中で弦十郎はこう続けた。
「俺達は君達子供が武器を持たないで済むように頑張っていた、
だがノイズを倒すにはシンフォギアを必要とし若い連中を最前線に立たせるたびに胸を締め付けられる程の苦痛を味わっていた。だからこそZAIAが製造した
レイドライザーを見て俺は確信していたんだ、『これで翼を夢の続きに連れてってやれる』と思っていた・・・いや、思い込んでいたんだ。」
「夢?・・・何なの翼ちゃんそれ?」
或人がそう聞くと翼はこう答えた。
「・・・しばらく前からアメリカのプロデューサーからオファーを
貰っていて来てみないかと誘われていたんだ。だが私はシンフォギアの奏者で
あると同時に防人だ、その様な事は無理だと思って諦めていたんだ。」
「勿体なよ!翼ちゃん凄い歌美味いんだから皆に聞かせて元気にさせなきゃ!」
「そうだ・・・俺達は翼の夢を叶えさせるがためにZAIAの甘言に乗せられて・・飛電と敵対してしまいそして最後にこれだ!」
そう言って弦十郎は近くにあった壁に拳を叩きつけると・・・
ぶっ壊れたのだ壁が。
「・・・アイツは人間か風鳴?」
「叔父上はちょっと変わってるから。」
「いや無理でしょ壁壊すなんて人間じゃないよあれ?」
響と或人がそう言っているとイズがこう続けた。
「恐らく彼の握力は常人の数十倍かと推測されます、恐らくは
チンパンジー並みかと推測されます。」
「それでイズさん・・・チンパンジーって握力何キロ?」
「大体300㌔です。」
「うえそれ人が出せるもんじゃないでしょ!?」
不破さんより怖ええと言っていると弦十郎はこう続けた。
「俺達は利用され!守るべき人々や仲間を殺して更に虐殺を続けていた!!
これで人々を守るなど・・・それどころか内通者であった櫻井によって裏から
良いように使われて俺達はまるで道化だ・・・!!」
そう言って最後に項垂れるかのように座り込むと弦十郎はこう続けた。
「俺達は結局ただ強い人間によって操られていた只の人形だ、
この始末を如何やってつければ良いのか・・・俺には分からない・・・!!」
そう言っていると或人が・・・こう言った。
「だったら見つめましょうよ?俺達で。」
「俺達に何が出来て何が出来ないのかを考えてさ、皆で乗り越えていこうよ?
辛い時も悲しい時も嬉しい時も皆で分かち合ってさ。」
ね?とそう言っていると・・・キンジがこう言った。
「そうだな、俺達に何が出来るのかと言うならそれを見つけなきゃ
いけねえもんな。」
「はい、誰にだって間違いはある。ならばそれを知って未来にどう生かすのかを考える方が良いと思いますよ?」
ベルもそう答えるとクリスもこう言った。
「アタシだって間違った・・・けど今はこいつらと共に償う道を考える、それがアタシが戦う理由だ!」
そう言っていると外から・・・友里達が出てきたのだ。
「「指令!!」
「友里君!藤尭君もどうして!!」
「俺達ここ迄逃げてきたんすよ、そんで今後どうするか考えたんですけど
話し合って・・・俺達が出来る事をするって決めました。」
「私達だって二課何ですよ?償うと言うならば私達もサポートに回ります。」
だからと言っていると弦十郎は・・・済まないと言って頭を下げて
暫くすると・・・こう言った。
「俺がやれること・・・ならば先ずは二課を奪還する!そしてフィーネと
アークの陰謀を阻止する事を目的とする!!」
「「「了解!!」」」
それを聞いて緒川達がそう答えると刃がこう言った。
「ならばAIMSも手伝わせてくれ、こいつらも何かしたいらしいからな。」
それを聞いて振り向くとAIMSの戦闘員達が全員頷くと弦十郎は分かったと言ってこう続けた。
「ならば先ずは基地に入る事だが矢張りシェルターからが無難だ。」
「あそこならパソコンの電源も入りますから侵入できるはずです。」
「けどドウヤッテ?あそこにはレイドライザーの大群が」
友里がそう言っていると不破がこう言った。
「そっちは俺達が相手してやるさ、奴らにはこっちも用があるからな!」
そう言って気合十分に言うと或人がこう言った。
「よーし・・・俺達皆でアークとフィーネを止めて・・・皆でこの局面を
乗り切ろうーーーーー!!」
それを聞いて全員がそう答えた。
そしてリディアンでは。
「貴様がアークか。」
『ほう・・・貴様がフィーネか?』
悪意と悪意が出会っていた。
続きます。