「そういやよキンジ、お前『アドシアード』どうするよ?」
武藤が飛鳥と雪泉に紫のことについて説明している中武藤がキンジにそう聞いた。
「そういやそんな時期か?雪泉姉は何するんだ?」
「わ、私ですか!・・・私は・・・その・・・///」
キンジは雪泉にそう聞くと雪泉は何故か顔を真っ赤にして俯いた。
「キンジ、お前確か今年は出場は出来ないんじゃなかったか?」
「え?どうして!遠山君なら今年も優勝出来るじゃん!!」
焔の言葉に飛鳥が何故と聞くとキンジはこう返した。
「ああ、大体だがSランクの場合はお互いの一騎打ちが基本でな。俺の場合は現役
倒しちまったから相手がいなかったようだけど・・・どうもヤバい事がありそう
なんだ。」
「?ヤバいことって・・・?」
蘭猫(ランピョウ)先生との一騎打ちかい?と聞くとキンジは全員にある方向に
指さすようにしてそっちを見ると・・・。
そこにいたのはたった一人で饅頭を食べているアリアがいた。
「ああ、アリアさんとね。」
不知火はそれを見てなるほどと思った。
アリア自身も現役の武偵以上に成績を修めておりキンジとは実力が相違ない為確かに相手としては不足ないであろう。
「だから『アドシアード』のコンバット戦には参加するつもりだ。」
遅ればせながらも「アドシアード」と言うのは簡単に言えば年に一度行われる
競技大会である。
これで好成績を修めれば武偵大の推薦入学出来、武偵局ならキャリア入局、民間なら一流どころの内定が決まるのだ。
そしてコンバット戦とは一対一であるがあらゆる状況や限られた武器で相手を
倒せるかでポイントが決まるのだ。
「成程な。俺と不知火は補欠だから手伝いに回されるけどよ、あっちじゃあれも
始めるんだろう?『IS学園のクラス対抗戦』。」
「そうだね。特に今年は例の『男性IS操縦者』が公式に出場するからね。当日の
お客さんは間違いなく例年以上になるって見通しだよ。」
武藤の言葉に不知火が追加で出した後、キンジはこう言った。
「まあ、ベストは尽くすさ。他の皆は?」
キンジはそれぞれに聞いてみると飛鳥達はこう返した。
「私は女子の手伝い。」
「あたしは『近接格闘』の代表だ。」
「儂は今回手伝いじゃ。」
「あたいは今回の締めの花火の製造っス。」
飛鳥、焔、夜桜、華毘がそれぞれそう言った後キンジはじゃあ紫はと聞くと
雪泉がこう答えた。
「彼女は今回、『学園島情報部』の手伝いで入場者のチェックですね。」
そう言うと放送音が聞こえた。
「超能力捜査研究科の『星伽 白雪』さん。至急教務課にお越しください。」
それを聞いたキンジは何だ?と思った。
白雪は外面だけなら愛想よく振舞っており生活態度はキンジの事を除けば文武両道を素とした彼女が呼び出しなど何だと思ったがキンジは食事を続けた。
・・・この時、未だ彼は自分も巻き込まれるとは考えはしなかっただろう。
ザビ―は大人しくカナメと御留守番しています。
(カナメ本人はもう慣れた。)