「虐めした奴・・・宿題又は反省文通常の100倍。」
『アサルト2年 遠山キンジ至急教務課までお越しください。』
「?・・・俺。」
放課後キンジは家に帰ろうとした時に放送で呼び出しを受けた。
教務課と言うのは教師の部屋、つまり職員室なのだが武偵校の教職員は全員・・・
まともじゃない。
前職が特殊部隊、傭兵、マフィア、殺し屋等上げればまあ真面なんてゴミ箱に
ボッシュートしている面子である。
キンジは何事だと思い行ってみるとそこには・・・。
「来たわね、遠山キンジ。」
「あ、キンちゃん。」
「・・・何だこの面子は?」
そこには神崎・H・アリアと白雪がそこにいた。
キンジはそれを見て少し嫌な顔をしているとその前に一人の女性が煙草を
吹かしながらキンジを見てこう言った。
「おおー・・・来たか、遠山。」
女性にしては低めの声にだらしなく黒いコートを着た女性、ダキュラの教諭
「綴 梅子」がいた。
彼女の尋問の技術は凄まじく担当した人間は全部白状した後、彼女を女王様や女神と目からハイライトが消えた状態でそう言うようだ。
すると綴は英和辞書の一部を引きちぎってそれに妙な草を乗せて、巻き付かせて唾で留めた後キンジにある事を聞いた。
「なあよ・・・キンジー・・・。『魔剣(デュランダル)』って・・・
知ってるかい?」
それを聞いたキンジはこう答えた。
「それって今有名な都市伝説だろ?確か超偵のみを狙う誘拐魔だけど姿を見た奴は
誰もいないって言う話だろ。」
まあ、別件で失踪したって話が有力視されてるがなと言うと綴はこう返した。
「それがねー・・・いるらしいんだよねー・・・白雪。」
そう言った後キンジはマジかよって顔で白雪を見た。
「SSRでもー・・・予言で出たしー・・・レザドでもー・・・レポートでー・・・
出たしーー・・・。」
それを見た綴は既に可能性があるというとキンジは綴にある事を聞いた。
「綴先生、レザドの報告って誰が?」
「確かー・・・雪泉ー・・・だったかなあ・・・。」
「雪泉姉か・・・なら信憑性が高いな。」
キンジはその名前を聞いて間違いないと確信した。
雪泉がガセネタを提出するほど仕事をサボらない人間だというのはキンジはそれを
分かっているのだ。
「白雪、受けたほうが良いぞ。雪泉姉の報告なら間違いなさそうだしそれにもうすぐ『アドシアード』だ。限定的に護衛を付けたほうが良いぞ。」
キンジがそれを言うと白雪はこう返した。
「ええ・・・でも・・・それじゃあ・・・。」
白雪はキンジの方を見て少し慌てながら俯いていると隣にいたアリアがこう言った。
「その護衛をアタシが引き受けるって言ったら条件を出したのよ。」
「条件?・・・お前程でもか?」
キンジはアリアを見てそう聞いた。
性格は酷いが戦闘能力だけならキンジとタメを張る位だと思っているからだ。
そしてそれを聞いて白雪が慌てていると綴がそれを話した。
「それがー・・・あんたを呼んだー・・・理由なんだよー・・・。」
そう言いながら綴は煙草を吹かす中キンジは嫌な予感を感じた。
護衛ならアリアで十分なのにキンジも加わるほどではなく・・・もっと別の理由だと悟ったのだ。
キンジは顔を引きつらせていると綴はキンジにこう言った。
「あんたの家でー・・・匿ってー・・・くれだってー・・・。」
その言葉を聞いたキンジは頭を項垂れる程の衝撃であった。
嫌な予感・・・すぐに当たるってなア。