予測不可能者  遠山キンジ   作:caose

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 生徒を代表して物申す!!
 ・・・教職員よ!!相手を注意する前に己の行動を反省せよ!!


生徒会室で・・・。

「・・・・・。」

 「・・・・・・/////」

 唐突ながらキンジと雪泉がこんな感じになっているのには・・・理由がある。

 

 

 

 

 

 それは少し前の事・・・。

 「それでは今日の打ち合わせはここ迄としましょう。」

 生徒会長でもある雪泉が来るアドシアードに備えて打ち合わせをしていた。

 因みに白雪も生徒会庶務として所属しているため本来ならアリアがいるべきなのだが本人はデュランダルの情報収集に明け暮れているため代わりにキンジがいた。

 だが本人はここにあまりいたくなかったのだ。

 それは・・・。

 「(何で生徒会って・・・男俺だけなんだよ。)」

 これが理由である。

 最初は男性生徒役員がいたが部費の取り合いにより乱闘した事から女性に

なったのだ。 

 因みに他の面子はと言うと・・・。

 「もうすぐですか、これが終わったら受験勉強もしておかないと。」

 彼女は副生徒会長の「凰燕 斑鳩」所属はアサルト

 「そうねえ。私みたいに武偵局の臨時職員って感じで採用されているからまだ

マシよね。」

 彼女は会計の「釈玄 春花」所属はメディカ

 「全くだ。この忙しさで即売会に出す本が出せん。」

 「貴方はいい加減にお面を取っても喋れるようにして下さい。」ぽい

 「ああ~~。お面盗らないでください~~~。」

 そして彼女は生徒会書記の「眞 叢」所属はインフォルマ

 以上が生徒会メンバーであるが白雪以外は全員三年であるため自動的に白雪が

次期生徒会長になるようだ。

 「そう言えば貴方、雪泉ちゃんがよく口にする二年生でしょ?」

 春花がキンジを見てそう聞いた。

 「貴方の事は3年のアサルトが噂するほどよ。うちにいるメンバーも貴方といつか

やり合いたいって愚痴るほどなの。」

 「それに貴方の周りの評判も宜しいですので一度こちらのメンバーの依頼を

受けるという事も考えれる程ですしね。」

 そして斑鳩もそう言った。

 現在のキンジのランクは今もSランクだが最近仕事が少しだが指名任務が

減ってきているのでそう言うのは一応できる。

 このように上級生の任務に誘うケースは珍しくもない。

 そして全員がそれぞれ荷物を持って部屋から出て行った。

 キンジは雪泉がまだ残っているのを見てこう聞いた。

 「雪泉姉?未だ残るのか?」

 「あ、はい。未だやり残している・・・その・・・課題がありましてそれを。」

 「そうか・・・遅くならないようにな。」

 キンジはそう言って部屋から出て行った。

 「・・・さてと。」

 雪泉はキンジが帰ったのを確認すると・・・荷物からある物を出した。

 

 

 

 

 

 「遅い!!」

 アリアがキンジ達に向かってそう言った。

 「悪い、悪い。会議が長引いたんだ。」

 キンジはそう言うと白雪を連れて合流した。

 そして帰ろうとするとキンジはある事に気づいた。

 「あ、やべ。部屋に携帯置き忘れた。」

 直ぐに戻るとキンジはそう言って会議室にへと向かった。

 

 

 

 

 

 「♪~~~~。」

 何やら会議室で音楽が聞こえる。

 「・・・!・・・!!」

 同時に英語のような声が聞こえる。

 そんなこととは露知らずキンジは部屋の中に・・・入ってしまった。

 そこで見てしまったのは・・・。

 「It makes my change at all dramatic!!」

 チア服を着た雪泉がポンポンを持って踊っている所だ。

 然も・・・振り返る所。

 「・・・・・。」

 キンジはそれを見て・・・何も言えなかった。

 「・・・・キンジさん。」

 雪泉はキンジを見て始めは・・・( ゚д゚)ポカーンとしていた。

 だがだんだんと・・・現実が分かってきたのか・・・。

 「////////」

 顔が真っ赤になり始めた。

 「あ・・・えーーと。」

 キンジは取り敢えず何かを言おうとするが・・・それが間違いであった。

 「結構綺麗だったぜ。雪泉姉。」

 それを聞いた瞬間雪泉は・・・目をウルウルにさせて・・・。

 「イヤアアアアアアアアア!!」

 恥ずかしさの余り悲鳴を上げてしまったのだ。




 見てしまった以上・・・戻れません。

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