「プププ・・・あの雪泉さんがそんなことを。」
「笑ってやるなよカナメ。俺何かどう言えば良かったのか分からなかったんだぜ。」
夕食後、キンジとカナメは二人でお茶を飲みながら今日の事を喋っていた。
あの後雪泉は何故チア服なのかを説明してくれた。
何でも今年からIS学園も閉会式でのチアに加わるため両校の生徒会長でチアを
しないかと言う話が舞い上がったのだ。
無論雪泉は断ろうとしたが他の生徒会役員(白雪を除いて)によってとんとん拍子に進んでしまったため断りづらくなり諦めてOKを出したのだ。
それで練習をする羽目になるのだが表立っての練習は本人の羞恥が天元突破するためこっそりと一人でやっていたのだ。
それも放課後の空き教室や先程使っていた生徒会室にてだがキンジに見られてしまい更に悲鳴が原因で生徒会全員に知られてしまったため今はやけっぱちで近くの
ダンススタジオ(イベント以外は使用されない)を使って練習している。
尚叢はこれをネタに本を書いている。
それを聞いてカナメは少し笑っていたのだ。
「さてと・・・風呂に入るか。」
「ああ、どうぞ。キンジさん。」
キンジはカナメに風呂に入る事を伝えて風呂に入った。
現在アリアはレザドからメールが来て夕食後直ぐに出かけて行った。
「もう10時か。」
キンジは風呂から出て体を拭いてズボンを履いてからバスルームを出た。
そしてバスタオルで頭を拭いていると・・・何か足音が聞こえた。
ぱたぱたと廊下からスリッパの音が聞こえた。
「?カナメか??」
キンジはそれを聞いて何だと思っていると・・・脱衣所のカーテン
(1年前の雪泉の騒動の後に付けた。)が思いっきり開いた。
「キンちゃん!?どうしたの!!?」
巫女装束の白雪が開けたのだ。
「な、何だよ急に!?」
キンジは慌てながらそう言うと白雪も慌てながらこう言った。
「え、だ、だって、キンちゃんが・・・で、電話で」
「風呂に入ってるのに電話かけれるのか?」
「非通知だったけど『バスルーム』にいるって電話が!」
「それいたずら電話じゃねえのか?」
キンジは慌てている白雪の言葉をバッサリと切り捨てる中白雪はキンジの体をじっと見ていると・・・顔を真っ赤にして・・・土下座した。
「ごめんなさい!!」
それも跳躍しての土下座だ。
何処の銭稼ぎ生徒会会計だと思いたくなるほど鮮やかである。
「ごごごごごごごごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!キンちゃんが
お風呂で裸で想像して言えない空想して猫を10匹被ってあsdfgfl!」
「お前大丈夫か?」
キンジは白雪の慌てっぷりを見て少しかわいそうな人を見るかのように聞くと・・・。
「おあいこ!!」
と言って白雪は起き上がって自分の巫女装束に手をかけた。
「はあ!!」
「キンちゃんも私のお着換え見ればおあいこ!!」
「どう考えたらそうなるんだ!!おい!?」
キンジは白雪の奇行に呆れながらそう言うと向こうから声が聞こえた。
「キンジさん。どうしました?」
「カナメ!白雪を止めてくれ!!」
「へ?・・・何してるんですか白雪さん!!?」
カナメはそれを見て白雪を後ろから後ろ固めした。
「脱ぐ脱ぐ脱ぐー!平気なの!!キンちゃん様になら見られても平気なの!!むしろ見てほしいのお!!」
「何言ってるんですか!!それは流石に駄目ですよ!!」
カナメは白雪を何としようと踏ん張るも・・・叶わなかった。
「放して(;゚Д゚)!!」
「あ」
白雪はカナメを思いっきり振り回すとカナメは白雪を放してしまい床に頭を
ぶつけそうになった。
「カナメ!」
それを見たキンジはカナメを救おうと手を掴み、そのまま倒れてしまった。
ドタン!!と音を出して。
「痛たたた。大丈夫か?カナメ。」
「あ、はい大丈夫です・・・・」
カナメはキンジを見て言葉を失った。
今自分は少し濡れているキンジに抱き着かれている状態なのだ。
キンジとカナメはお互いの顔が近いことを・・・暫くして気づいた。
「どわ!すまん!!////」
「いえ、こちらこそ。/////」
キンジとカナメはお互い離れるも先程の状態に幾何か緊張していた。
そして白雪はと言うと・・・。
「・・・・・・。」
口から半透明な物を出して白目で正座しながら失神していた。
「ただいまーー。」
するとそこにアリアが袋いっぱいの何かを持って来た。
そしてアリアはその現状を見てこう言った。
「・・・ナニコレ?」
キンジ「(カナメってやっぱり綺麗だよなア。)」
カナメ「(キンジさんに抱き着かれ・・・あ、あんなに近くで////)」
白雪「(オノレカナメ~~~~~。)」
アリア「何がどうなってのよ?」