キンジが白雪を見つけてしまい仕方なく扉を開けると白雪が扉の前でいそいそと手鏡を見て何か準備していた。
「(何であんな所で準備するんだよ。部屋でやれよな。)」
キンジはそう思いながら扉を開けた。
「あ、おはようございます!キンちゃん!!」
「ああ、おはようってキンちゃんはやめろっていつも言ってるだろ?ガキじゃ
あるまいし。」
キンジは白雪が自身に向けて言った言葉に注意をかけると白雪はあわあわと
慌ててこう言った。
「あっ・・・ご、ゴメンね。でも私・・・キンちゃんのこと考えてたから、
キンちゃんを見たらつい、あっ、私またキンちゃんって・・・ゴメンね、キンちゃん、あっ・・・。」
白雪は顔面蒼白になりながらもそう言う所を見ると何だか怒るに怒れなかったが
今、白雪を入れるのは少し不味いと考えていた。(少しじゃないが)
「(今『カナメ』がいるのを見るとこいつ暴走しそうで怖いんだよなあ。
此間みたいに部屋が滅茶滅茶にされそうでさ。)」
キンジがそう思っていると・・・ペタペタと足音が聞こえた。
「トオヤマ・・・さん。・・・ゴハン・・・サメますよ。」
「『カナメ』!!」
カナメが台所から姿を見せるとキンジは彼女の服装を白雪が見た瞬間どんな
化学反応を起こすか全く見当がつかないのだがキンジは白雪の方を見ると・・・。
「・・・・・・( ゚ ρ ゚ )。」
「・・・し・・・白・・・雪?」
白雪は茫然とした表情で見ていたことにキンジは戸惑っていると・・・。
がくがくがくがく
「うお!」
突如白雪の体がガクガクガクと首如震えるとそれを見たキンジは驚いた。
そして暫くすると・・・。
「ネエ・・・キンちゃん。」
「は、・・ハイ!!」
キンジは白雪の言葉に警護で返事をすると白雪はキンジに対してこう聞いた。
「何であの子キンちゃんの服を着ているの?何でキンちゃんの部屋にいるの?
何でキンちゃんの部屋でエプロン何て着ているの?何で・・・ネエナンデなんでなんで何で何でナンデナノキンチャン。」
白雪はハイライトを失った瞳でキンジにそう聞くもキンジもどう答えれば良いか
分からなかったのでどう答えようかと思っていると白雪は懐から・・・短刀を出した。
「天誅ーー!!」
白雪はキンジの横をすり抜けてカナメに目がけて一直線に向かった。
「ヒィイ!!」
カナメはそれを見て悲鳴を上げて伏せると・・・キンジが割って入って白雪を
止めた。
「待て白雪!!こいつは武偵校生徒じゃない!!」
キンジは短刀を持っていたナイフで止め乍らそう言うも白雪は相変わらず
ハイライトの消えた目でキンジに向かってこう言った。
「駄目だよキンちゃん。そいつはキンちゃんを私から奪う泥棒猫だよ。そういうのはさっさと消した方がいいんだよキンちゃん。」
「(駄目だ!完全に飛鳥達と会った時と同じ・・・いやそれ以上だ!!)」
キンジは白雪の様子を見てそう思いながらカナメの方向を見ると・・・
とんでもないのが見えた。
それはカナメの・・・白いお尻がふるふると見えてしまったからだ。
「!!!」
キンジはそれを見てしまった瞬間ある現象が起きてしまったことに気づいて
しまった。
「(ああ・・・やばい・・・こりゃなっちまうわ・・・。)」
血が沸騰しそうなこの感覚。
頭が冴え渡ってしまうようなこの感覚。
「(ヒスっちまったぜ!)」
キンジはそう思った瞬間・・・白雪に向かってこう聞いた。
「白雪・・・お仕置きの時間だよ。」
「へ?・・・!!」
白雪はそれを聞いた瞬間・・・足元が何かに当たったことに気づいて
下を見ると・・・キンジが白雪の足元を薙ぎ払っていたことに気づいた。
そしてキンジはそのまま白雪をさせるとこう呟いた。
「もうお前をこんな風にしたくないから・・・良いね?」
「は・・・はい/////」
白雪はそう言って顔を赤くして立ち去った後キンジは性格が変わったように
カナメのほうに近づいた。
「すまないね。白雪からは俺から忠告しておくからここは・・。」
「貴方は・・・ダレ?」
「へ?」
カナメはキンジにそう聞いた。
少女は青年の真実を知る。