キンジはあの後泣きまくった。
自分の大切な人間がまたいなくなったという思いが自分を締め付けているからだ。
キンジは泣いて、泣いて、泣きまくり・・・そして・・・。
「・・・レスティア。」
泣き疲れて眠ってしまったのだ。
そんな中ある車がキンジの部屋があるアパートにやってきた。
その車は近くの駐車場に止めた後二人の少女が降りてきた。
「ここなの、姉さん?」
随分小さいわねと銀髪の少女はそう言うともう一人の少女がこう返した。
「確かに小さいかもしれませんが私にとってここは・・・もう一つの帰るべき
居場所なんです。」
そう言うと金髪の少女がそのアパートを見上げると運転席から一人の女性が
出てきた。
「あんたらー・・・早くー・・・行きなさいよー・・・。後がー・・・
閊えてるんー・・・だからねー・・・。」
そう白衣を着た女性が言うと二人はある部屋に向かっていった。
カチャカチャ。
「・・・んん。」
キンジは鍵の開く音がしたので何事かと思い、日記帳を持ったまま銃を構えた。
「・・・何だ?」
キンジはそう思いながら扉の方に向かった。
そして扉が開いた瞬間・・・キンジは銃をそっちに向けた。
「誰だ!!」
そして扉の開いた先にいたのは・・・。
「あ・・・えーーと。」
レスティアであった。
「・・・レスティア・・・か?」
キンジは恐る恐る聞くと少女、レスティアはこう返した。
「はい・・・只今帰りました。」
満点の笑顔でそう言った。
そしてそれを見たキンジは恐る恐る近づいて・・・。
「レスティア!!」
「きゃ!」
レスティアを思いっきり抱きしめた。
「き、キンジさん!如何したんです!?」
レスティアはそうキンジに聞くとキンジは・・・泣きながらこう言った。
「良かった・・・良かった・・・戻ってきて・・・くれて。」
それを聞いたレスティアもキンジを・・・抱きしめ乍らこう言った。
「はい・・・戻って・・・来ました。」
お互い扉の前で抱きしめあう中・・・一人の女性が間に割り込んだ。
「ちょっとさー・・・あたしらもー・・・いるんだけどー・・・。」
送ってきた女性、綴先生がそう言うとキンジとレスティアは飛び起きるかの
ように・・・お互い離れた。
「す、すまん!!」
「い、いえ!そんな事!!」
お互い顔を真っ赤にしてそう言うがその光景はまるで新婚夫婦のようであった。
そしてレスティアはキンジが持っている日記帳を見て・・・フルフルと震えてきた。
「き、キンジさん!それ!?」
「・・・あ。」
キンジは何事だと思ってレスティアの指さす方向を見ると・・・。
日記帳を持っていたままである事に気づいた。
「・・・中身・・・見ました?」
「・・・ああ。」
「・・・全部・・・読みました?」
「・・・ああ。」
「・・・まさか・・・最後のページに・・・書いている所も・・・・?」
レスティアは顔を真っ赤にしながら最後の・・・半泣きになりながら聞くと
キンジは・・・顔を真っ赤ににしてこう返した。
「・・・ああ////。」
それを聞いたレスティアは・・・こう・・・叫んだ。
「き・・・き・・・キンジさんの・・・・馬鹿ーーーー!!!」
その声はアパート全体に響き渡ったほどである。
秘密・・・最早意味なし。