「はぁ〜疲れた。」
いつも通りバイトを終えた俺は我が家であるアパートに帰っていた。
「この後やる事無いし着いたら寝ようかな。」
そんな風に家に帰った後の事を考えていた俺はこんな事になるとは思っていなかった。
「おい!フィル!」
「ふぇっ!」
誰かを呼び声に俺は目を覚ました。
「やっと起きたかフィル。」
「フィル?俺の事か?」
「そうだよ。何変なこと言ってんだよ。」
呆れた様子の男に俺は部屋の備えてある鏡を見る。
「(え?これが俺?)」
鏡に映る自分を見て俺は驚くしかなかった。
何せ鏡に映る自分の姿は全然似ていなかった。
「(というかこれグレミーじゃん。)」
鏡に映る姿をよく見ると、ガンダムZZのグレミー・トトだった。
「(何で俺がグレミーに・・・あれこの服は?)」
どうして自分がグレミーになってしまったのか考えている中、俺は自分が着ている服を見てあることに気づいた。
「(この服って、ガンダムSEEDの連合の軍服?)」
連合の軍服を着る自分の姿に俺はまさかと思った。
「(もしかして・・・ここはガンダムSEEDの世界なのか?)」
そんな考えが出てきて、俺は分からないことだらけで頭がこんがらがっていた。
「おいフィル、さっきから鏡見てから考え始めてどうしたんだ?」
友人と思われる男に声をかけられ、俺は一旦落ち着くことにした。
「何でもない、ちょっとな・・・」
「まあいきなりハルバートン准将からMSのパイロット候補生に任命されたのはびっくりしたよな。」
男の言葉に俺はちょっと待てと思った。
「(ハルバートンにMSのパイロット候補生だと。)」
おぼろげだが内容を覚えている俺は嫌な事を思い出した。
「(MSのパイロットってGのだろう、ということは爆死する運命じゃん!)」
そう俺はGに乗るはずだったパイロット候補生は爆破に巻き込まれて死んでしまうという事を思い出した。
「おいどうしたフィル、顔色が悪いぞ。」
「ああ、すまない。色々と考えてしまってな。」
「そうか、なら少し休んどけよ。訓練までまだ時間あるしな。」
そう言って男は部屋を出て行った。
男が部屋を出てから俺は頭を抱えた。
「おいおい、このままじゃ爆死する運命まっしぐらだよ。」
このままでは死ぬという事実に俺の気分は最悪だった。
「だいたい何でガンダムの世界にいるんだよ。」
俺は家に帰って寝たことまでは覚えているが、その後の記憶が一切ない。
「くそ!このまま死んでたまるか。」
気を取り直した俺は原作など関係なく生き残る為の努力を開始するのであった。
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