気がついたら名も無きパイロットになってた   作:ボートマン

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第1話

最初に俺は自分に関することを調べた。

 

名前はフィル・レオルドで階級は少尉。

 

北米の都市で生まれて17の時に軍に入隊して今は22だ。

 

同期は先程の男だけで他にはいないようだ。

 

ちなみに名前はショウ・ブレズベントというらしい。

 

「簡単な情報はこんなところか。」

 

次にここが何処か調べてみると、ここは月のプトレマイオス基地のようだ。

 

「今の日付は・・・C.E71年の1月15日だと!?」

 

原作開始の10日前である事に俺は驚いていた。

 

「これじゃあ鍛える事が出来ないじゃないか。」

 

俺は原作開始までに自身の体や操縦技術を鍛えるつもりでいたが、残り10日でどこまで鍛えられるかわからなくなった。

 

「くそ〜OSの方もどうにかしないといけないのに。」

 

原作では全てのGのOSは滅茶苦茶で、主人公のキラが見た時は酷すぎて驚いていたはずだった。

 

それにナチュラルである自分が上手く動かすためにもOSの改良は必須である。

 

「間に合うかな。」

 

原作開始はあと少しで今から行動して間に合うかどうかわからない状況である。

 

「・・・OSはこの際置いておくべきか?」

 

OSを一時置いておくべきか考えたが、それでは操縦技術が良くてもOSがダメでは撃ち落とされてしまう可能性もありその考えは消した。

 

「でもそう簡単にOSの書き換えなんてできないよな。」

 

自分はキラの様なスーパーコーディネイターではなく、何処にでもいるただの平凡な青年である。

 

OSの事もよくわからないので簡単に書き換えれると思えず、俺は溜め息を吐いた。

 

「はぁ・・・取り敢えずやれる事からやってみよう。」

 

俺は立ち上がるとショウが言っていた訓練を行う為部屋を出た。

 

場所は格納庫で行うことはすでに調べてあるため、格納庫へ向かうことにした。

 

地図を何度も見ながらもどうにか格納庫に到着すると、そこではショウ以外の自分と同じMSパイロットに任命されたと思われる新兵達がいた。

 

すでにMSのシミュレーションは行われているようで、訓練する彼らを金髪の男性が見ている。

 

その男性を見たフィルは驚きと嬉しさで叫びたかったが、どうにか抑えて我慢する。

 

フィルが来たこと気づいた男性はフィルに近づいてきた。

 

「お!やっと来たか!」

 

「遅れて申し訳ありません、フラガ大尉。」

 

そうフィルの目の前にいるのはあのムウ・ラ・フラガだ。

 

SEEDの世界で連合がMSが唯一MSを多く撃破したパイロットであり、フィルがカッコいいと思うキャラクターの一人だ。

 

この日俺は原作で重要なキャラであるムウ・ラ・フラガと会うのであった。

 

 

 




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