気がついたら名も無きパイロットになってた   作:ボートマン

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アンケートにご協力ありがとうございます。

見てみると2の意見が多かったです。


第3話

月のプトレマイオス基地を出発したマルセイユⅢ世級はヘリオポリスに向かうことすでに3日が過ぎた。

 

原作開始まであと6日となる中、フィルこと俺は用意された部屋の中で頭を抱えていた。

 

部屋はショウと相部屋でショウは食堂に行き、俺は部屋である作業を行なっている。

 

「やっぱりそう簡単にいかないか・・・」

 

その作業はあのノロノロとした動きを少しでも改良しようとOSを書き換えていた。

 

「はぁ、素人に書き換えは無理か。」

 

何時間も書き換え作業を行なっているが、一向にOSの書き換えは上手くいかない。

 

「このままじゃ原作の戦闘に間に合うかどうか。」

 

もしヘリオポリスで機体の奪取を防いだとしても、MS戦になればMSと共に奪取されかねない。

 

そうなれば確実にその場で始末という可能性もあるため、俺は非常に焦っていた。

 

「それにもう1つの心配は・・・」

 

俺は机の上に置かれている物を見る。

 

机に置かれている物は拳銃であった。

 

俺は拳銃を持って構えるがすぐに下ろして机に置いた。

 

「銃撃戦の可能性もあるよな。」

 

原作でも潜入したアスラン達は、機体を搬送しようとしたマリュー達やメカニックとの銃撃戦があった。

 

先に機体の確保ができなかったから、ザフト兵と銃撃戦に絶対になるであろう。

 

前の世界でも拳銃とは縁のない俺がザフト兵と撃ち合っても勝てる見込みは絶対ない。

 

「はぁ〜」

 

心配事がありすぎて溜め息を吐いていると、ドアが開きショウが入ってきた。

 

「おいおい入ってきて溜め息ってお前な。」

 

「ああ違うんだショウ、色々と考えていてさ。」

 

「ふーん、何を考えてたんだ?」

 

俺はショウにOSの書き換えに悩んでいることを伝えた。

 

「ふーん、そんなこと今考えなくてもいいじゃん。」

 

ショウは気軽に言うが、原作を知る俺は今考えないといけないのだ。

 

「大体俺達はパイロットなんだからOSはメカニックとかに任せればいいじゃん。」

 

ザフトが来ることを知らないため簡単に言っているが、来ることが知っている俺は気楽に待つことが出来ないのである。

 

「だけど動きは少しだけでも良くしないといけないんだよ。」

 

「確かにあの動きには苦労したけどさ。」

 

ショウもシミュレーションでノロノロとした動きは苦労したため、OSが改良されて動きやすくなるのは嬉しいがすぐに改良されるとは思ってないのだ。

 

「だから、OSを改良をして動きを良くしようとしてるんだ。」

 

「まあ程々にしろよ。」

 

そう言ってショウは上段のベッドで横になり寝始めた。

 

「わかってるよ。」

 

そして、もう少しだけOSの書き換えを続けるも上手くいくことはなかった。

 

それから6日間、OSの書き換えてシミュレーションで試してみるが上手くいかず、ついにマルセイユⅢ世級はヘリオポリスに到着した。

 

「遂に、始まるか・・・」

 

俺は小さく呟き、原作が始まることに気を引き締めるのであった。

 

 

 

 




次回は原作を開始します。

活動報告でアンケートは8月10日まで募集してます。

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