彼ら彼女らは青春を謳歌する……?   作:えーく。

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始まりの音

 

 

 

 

こころ「それーっ!!」

 

 

 

はぐみ「はぐみもーーっ!」

 

 

 

 

薫「ふふっ、賑やかだね」

 

 

 

 

 

八幡、美咲「「賑やかすぎるっ!!」」

 

 

 

 

花音「あ、あははは…………」

 

 

 

 

 

何なのこいつらマジで。

緊張って言葉を知らないのかよ……………

 

 

 

 

 

こころ「はちまんが作ってくれた紙ヒコーキ、すっごい飛ぶわ!」

 

 

 

はぐみ「はぐみのは、みーくん号だからねっ!」

 

 

 

緊張をほぐすためにと、松原さんが持ってきた折り紙で俺と奥沢は紙飛行機を作ってた。

…………てか、みーくん号って笑

 

 

 

美咲「…………………」

 

 

 

 

八幡「…………………」プイ

 

 

 

 

なんで俺奥沢に見られてんの?

みーくん号ですか?

 

 

 

美咲「はぁ…………

あんた達見てたら緊張してる私がアホらしくなってきた。」

 

 

 

 

八幡「ほんとだわ。空気ぶち壊してくれてどうも。」

 

 

 

 

 

花音「ひ、比企谷君は緊張してるようには見えないのに………」

 

 

 

 

八幡「いや、流石に緊張しますって。」

 

 

 

かなり緊張してますとも、ええ。

 

 

 

 

 

こころ「そういえばミッシェルはどこかしら?」

 

 

 

 

はぐみ「そ、そうだよ!あと1時間切ってるよ!

ミッシェル迷子かな?」

 

 

 

 

薫「リハーサルまではいたのだけどね。

分かるかい美咲?」

 

 

 

 

 

美咲「ここにいるんだけどなー………

…………えっと、もうすぐ着くらしいよ?

はぁ。迎えに行ってくるよ。」

 

 

 

花音「い、行ってらっしゃい……」

 

 

 

八幡「大変だな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

司会「本日のライブはバンド結成1年未満の人達で行われるよ!

皆さん暖かい目で見守ってね!

中には金の卵も居たり?

それではお楽しみに!!」

 

 

 

 

「「うぉおーー!!」」

 

 

 

「「ヒューヒュー」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まりな「失礼しまーす、やっほー!みんな大丈夫?

八幡くん、今日はファイト!」

 

 

 

 

八幡「月島さん………。

今日はよろしくお願いします。」

 

 

 

まりな「うんうん。

ハロハピは今までも見たことの無いタイプのバンドだから、私たちスタッフは凄い注目してるよ!

それじゃあ出番が来たら呼びに来るから、頑張ってね〜!」

 

 

 

 

「「「ありがとうございました〜」」」

 

 

 

 

 

美咲「あーあー、とうとう始まっちゃったよ」

 

 

 

 

八幡「始まったな………………はぁ。」

 

 

 

 

 

 

八幡、美咲「「帰りたい」」

 

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小町「わー、凄い歓声ですね!小町こういう所初めてなので緊張してきました!」

 

 

 

 

???「あはは、確かに凄い歓声だね。

私もちょっと緊張してきたよ」

 

 

 

 

 

小町「改めまして、今日は突然の誘いなのに来て頂きありがとうございます!」

 

 

 

???「大丈夫だって!私も少し興味あったしね。

…………まさかバンドやってるなんて思っても無かったし。」

 

 

 

 

小町「そう言って貰えるとありがたいです!

今日は楽しみましょーです!」

 

 

 

???「………ふふ。お兄ちゃんとビックリするくらい似てないよね。

その、性格とか雰囲気とか。」

 

 

 

 

小町「あー、よく言われますね笑

お兄ちゃんは人と接するのが苦手ですからね…………。

小町的には勉強が出来るところも似て欲しかったですけどね。

まぁ、こればっかりは努力なんですけども………」

 

 

 

???「入試の時、首席合格だったもんね。

話してても全然バンドやってるなんて言ってなかったから驚きだよ。」

 

 

 

小町「お兄ちゃんは必要以上に会話しないタイプですからね。

どうせ「いや、聞かれてないし」とか言ってくると思いますよ」

 

 

 

???「ふふっ。お兄ちゃんの事よく分かってるんだね。

小町ちゃんはお兄ちゃんの事好きなんだね。」

 

 

 

小町「へっ? ち、違いますよ///

妹だからそれくらい知ってて当たり前なだけですって!」

 

 

 

???「あはははっ。うそうそ。

小町ちゃん可愛いから、からかいたくなっちゃったよ」

 

 

 

 

小町「もうっ!やめてくださいよー!」

 

 

 

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「小町可愛い」

 

 

 

花音「えっ?」

 

 

 

ミッシェル「何1人で呟いてるの?」

 

 

 

 

八幡「はっ!い、いや、なんでもない。

ちょっと緊張しててな。」

 

 

 

アレ?今確かに小町が可愛いかったのだが……………

いや、小町は何時でも年中無休で可愛いのだけれど。

危うく俺がシスコンって思われる所だった。

 

てか、ミッシェルならミッシェル口調で喋って貰ってもいいですか?

素の奥沢さん出てるんで。

 

 

 

こころ「みんな素敵な演奏ね!

私たちももうすぐ出番よっ!!

う〜〜んっ、早く歌いたいわ〜!」

 

 

 

はぐみ「みんな全力だもんねっ!はぐみも頑張るぞ〜っ!」

 

 

 

薫「ふふっ。

私の可愛い子猫ちゃんたちも来てくれてるから、期待には答えないとね」

 

 

 

 

うわー、やる気満々ですね。

少なからず緊張はしてるだろうけど、それ以上に楽しみって感じだな。

 

 

 

まあ、ここまで来たらなるようになれだな。

 

 

 

 

ミッシェル「あ、演奏終わった。次は私たちの番………」

 

 

 

「ハロー、ハッピーワールド!の皆さーん!

準備お願いしまーす!!」

 

 

スタッフさんから声がかかる。

 

 

 

花音「ふ、ふえぇ…………っ。

き、緊張が……………」

 

 

 

こころ「大丈夫よ花音っ!!」

 

 

 

 

花音「えっ……………?」

 

 

 

 

こころ「私たち、ずっと練習して来たんだものっ!

それに花音は私たちと一緒で笑顔にする側よ?

ハロハピは皆を、世界を笑顔にするんだから!!

大丈夫!!花音も笑って!」

 

 

 

 

ミッシェル「………はぁ。」

 

 

 

八幡「本当…………ブレねーな。」

 

 

 

薫「流石はこころだね」

 

 

 

はぐみ「よーーし!!

みんなでエンジン組もうよっ!」

 

 

 

 

八幡「……………へ?」

 

 

 

こころ「いいわねっ!!

私、エンジン組んで見たかったのよ!!」

 

 

 

花音「うんっ!わ、私も組みたい!」

 

 

 

八幡「俺は………見てるだけで大丈夫っす」

 

 

 

さすがに俺以外女性の人たちと円陣はなぁ。

訴えられたら勝てないし。

 

 

 

ミッシェル「はいはい。いいからやるよ」

 

 

 

八幡「うぉ………おいっ!

やめ、て…………」

 

 

 

 

はぐみ「掛け声は前に決めたアレで行くよ!」

 

 

 

薫「ふふっ、了解」

 

 

 

こころ「それじゃあ行くわよっ!」

 

 

 

こころ、はぐみ「「ハッピー!」」

 

 

八幡「ら、ラッキー」

 

 

 

薫、花音、ミッシェル「「「スマイル!」」」

 

 

 

 

「「「「「「イェーイ!!!!!」」」」」」

 

 

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

 

司会「それでは次はー!!!

バンド結成してまだ数ヶ月、このライブが初ライブらしいです!

「世界を笑顔に!」を目標に掲げている、「ハロー、ハッピーワールド!」の皆さんです!」

 

 

 

 

「わーーー!!!」

 

 

 

 

 

 

こころ「いえーーい!!

みんなーー!!元気ーー?

笑顔になる準備は出来たかしらー!?」

 

 

 

 

「おーーー!!!」

 

 

 

「何あの金髪の子、凄い可愛い」

 

 

 

「なんか、ピンクのクマいない?」

 

 

 

「えっ、あの人ってもしかして、羽丘の薫様!?」

 

 

 

「あの水色の髪の子めちゃくちゃタイプ!!」

 

 

 

 

「はぐみちゃんもいるわね!」

 

 

 

 

 

小町「あ、お兄ちゃんたちだ。

わー、メンバーの人みんなめちゃくちゃ美人さん!」

 

 

 

???「比企谷君がバンドやってるって聞いてから、薄々予想はしてたけど、やっぱり弦巻さん………。

それに、はぐみもいる…………ふぅー、今日は驚いてばっかりだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こころ「それじゃあ早速行くわよっ!

『笑顔のオーケストラ』」

 

 

 

 

こころ「……………………」

 

 

 

八幡「…………………」

 

 

 

 

弦巻が俺たち1人1人を見る。

笑顔で行くわよと訴えかけるように。

 

 

言葉はいらない……………目を見れば伝わるから。

 

 

 

 

 

 

 

「トキメキ!メキ!はずませて

始めよう!オーケストラっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始まった、俺たちの最初のライブ。

 

 

 

緊張で今にも爆発しそうだ。

 

 

 

普段は周りを見る余裕くらいはあるが、今はキーボードを弾いてる指しか見れない。

 

 

 

それでも………………

 

 

 

 

 

 

「つないだ手を(ハイ!ハイ!)

つないでこー!(ハイ!ハイ!)

大きな輪になって(わっわっわーい)」

 

 

 

 

コイツらの…………弦巻の笑顔を見てたら、それすらも忘れそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きいと思ってた演奏の音でさえ、消えてしまいそうな歓声と熱気。

初めてのステージは俺達には早すぎたのかと錯覚してしまいそうになる。

だけど、それでも……………俺たちの音は前へと突き進む。

 

 

 

 

「ココロ合わせ(ジャン!ジャン!)

踊り出そっ!(ジャン!ジャン!)

みんなを巻き込んで(どどん!どーん!)

 

 

 

 

曲の2番から観客の人達、合いの手慣れるの早すぎて笑えてすらくる。

この曲今日が初公開なのにな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このステージの熱に、俺は呑まれないように必死に指を動かす。

それでもちゃんと演奏出来てるか分からなかったけど、一つだけ分かることがある。

 

 

 

 

 

 

八幡(俺は)

 

 

 

 

こころ、花音、美咲、はぐみ、薫

 

(私たちは)

 

 

 

 

 

 

 

 

『この世界(ステージ)を笑顔に』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こころ「みんないい笑顔よ!

私たちも笑って………!!?」

 

 

 

 

 

 

八幡「…………………フッ」

 

 

 

 

 

はちまんが笑ってるわ!

 

 

 

 

 

こころ「はちまん…………ふふっ。

まだまだ行くわよ〜〜っ!!」

 

 

 

 

 

 

『ワァァァァァァァ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小町「お兄ちゃん…………………っ」

 

 

 

 

 

???「すごい……………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、演奏ありがとうございました〜!

ハロー、ハッピーワールド!の皆さんでしたー!」

 

 

 

 

 

「うぉーー!!すごく良かったぞー!」

 

 

 

 

「俺、ファンになったからー!!」

 

 

 

 

「みんなすっごく可愛いー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花音「み、みんな……………私………」

 

 

 

松原さんは、今にも泣きそうな顔で笑っている。

 

 

 

 

薫「花音、君はとっても良かったよ。

ほら、この歓声が何よりの証拠さ」

 

 

 

 

花音「うんっ……………!」

 

 

 

 

はぐみ「楽しかったーー!

みんなもありがとー!!」

 

 

 

 

ミッシェル「ヤバイ、まだ膝が震えてる。

ていうか、達成感すご……」

 

 

 

奥沢も今の状態じゃ、ミッシェル出来そうに無さそうだな。

素が出てる。

 

 

 

 

こころ「みんな〜!!ありがとーー!!

それと!!」

 

 

 

弦巻はお得意の笑顔で…………

 

 

 

 

 

こころ「笑顔には慣れたかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

「ワァァァァァァァァァ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

八幡「すっげ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

 

こころ「ん〜っ、すっごく楽しかったわ!!」

 

 

 

 

はぐみ「だねっ!!はぐみ、もう1回ライブしたいよ!」

 

 

 

 

薫「あぁ、楽しい時間は何故こうも過ぎるのが早いのだろうか。」

 

 

 

 

俺らはライブが終わり、待合室にて腰を下ろしていた。

 

 

 

 

花音「す、すごいね……………みんなは。

私はまだ心臓バクバクです…………っ」

 

 

 

 

ミッシェル「みんなってか、あの3バカが異常なだけですから。」

 

 

お前、アイツら(3バカ)に聞こえてないからって、今ミッシェルってこと忘れてませんか?

 

 

 

 

 

八幡「初めてのライブの感想とは思えない発言ばかりだな。」

 

 

 

 

 

それでも初のライブは成功と言っていい出来だったと思う。

個人の小さなミスはそれぞれあるかもしれないが。

 

観客の反応も良かった……………てか、観客のノリが良すぎてほんとビビる。

ファンとかだったらまだしも、初舞台の騒ぎではなかった………。

 

月島さんが言ってたな。

ライブとかに来る人達って本当ノリよくていい人ばっかりと。

 

 

 

 

美咲「はぁ〜、つっかれたー」

 

 

 

ミッシェルからチェンジして帰ってきたのか。

おつかれさんす。

 

 

 

はぐみ「あ〜!!みーくん!!はぐみ達のライブどうだった!?」

 

 

 

こころ「私たちのライブ観てくれたのよねっ!!」

 

 

 

 

薫「君も私からしたら1人の子猫ちゃんだよ。」

 

 

 

 

 

美咲「あ〜、うん。そーですよね〜………………はぁ。

……すごく良かったんじゃないかな?」

 

 

 

「やったー!」「いぇーい!」「ふふっ!」

 

 

 

 

美咲「はぁ。」

 

 

 

 

 

本日も色々とお疲れ様っす!

肉体的にも精神的にも疲労してんのヤベーな。

今度なにか買ってやるか。

 

 

 

 

花音「………………………」

 

 

 

 

うん、松原さんは感傷に浸ってるのか、ボーッと上の空状態。

天使だな。もしかしたら天界の天使と会話してるのかもしれないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして本日のライブは全て終了し、今後のバンド時代にまた歩み始めたもの達が増えた。

 

 

 

こうして、ハロー、ハッピーワールド!の初ライブは良い形で終わったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小町「はちまーーんっ!」ダキッ

 

 

 

 

 

八幡「………………」

 

 

 

 

小町「えへっ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「えーーーー!?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

 

ライブも無事に終わり、帰宅途中で小町に抱きつかれました。

 

 

 

周りの奴らの視線がなんか痛いし、突然の出来事で頭も痛い。

 

 

 

はぐみ「は、は、はちくんが抱きつかれてる!!?」

 

 

 

花音「は、はわわわ………」

 

 

 

 

薫「ふむ、これは………」

 

 

 

美咲「えっ、どういう……………」

 

 

 

こころ「…………………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「色々と言いたいことがあるぞ………………小町」

 

 

 

 

小町「えー?あ、お疲れ様!」

 

 

 

 

 

八幡「おう、サンキュ。

………じゃなくて、何で抱きついてんだよ。」

 

 

 

 

小町「そっちの方が小町的にポイント高いかなーって」

 

 

 

 

八幡「いや、高いけどさ。

それでも人の前ですると誤解生むよ?

ほら、周りにいるコイツらも………………あれ?なんか、怖い」

 

 

 

 

なんか視線痛いし。

 

 

 

 

 

美咲「えっと、11………」

 

 

 

 

八幡「お、おい待て、落ち着け!!

110番にかけようとするな!!」

 

 

 

 

てか、抱きつかれてる側なのに何で俺が悪いみたいになってるの?

 

 

 

 

 

 

 

 

小町「いやー、いい反応見させて貰ったので小町はもう満足であります!」

 

 

 

 

小町はそう言って俺から離れた。

 

 

 

 

 

???「はぁはぁ、やっと追いついた………」

 

 

 

 

小町「はっ!すみませんっ!

こまちが先に行ったばっかりに」

 

 

 

 

 

またもや俺たちの前に現れたのは……………

 

 

 

 

八幡「おい、色々と聞きたい事あるって言ったが

まずは……………………何で山吹と一緒なのか説明してもらおうか。」

 

 

 

 

何故か小町と山吹が一緒にいた。

 

 

 

 

小町「さあやさんは、小町の先輩だよ?」

 

 

 

八幡「え、なんの?

てか知り合いだったの?」

 

 

 

 

小町「今日知り合ったけど、大事なのは期間ではなく気持ちだと思うんだよね。」

 

 

 

なんかドヤ顔で言ってるけど、誤魔化したいのだろうか。

しかも今日知り合った?

 

 

八幡「はぁ……………。帰ってから聞くか。

それじゃあ俺らはここで……………ってアレ?」

 

 

 

 

「じーーーっ………………」

 

 

 

 

何やら視線が凄い。

不満があります見たいな顔で見るのやめて。

 

 

 

 

 

八幡「…………紹介が遅れたな。

コイツは比企谷小町。俺の妹だ。」

 

 

 

小町「どうも〜!小町です!

皆さんも小町って呼んでくださいねっ!

よろしくお願いしまーす!!」

 

 

 

 

「…………え〜〜ーーーー!!」

 

 

 

 

 

花音「こ、この子が比企谷君の妹さん…………。」

 

 

 

 

美咲「ちょくちょく話には聞いてたけど」

 

 

 

 

 

「「に、似てない」」

 

 

 

 

八幡「そうなんだよ。俺に似てなくて本当に良かった。

可愛いし、コミュ力高いし、更には家事スキルもある。

完璧な妹なんだよ」

 

 

 

 

小町の頭を撫でながら、皆に小町の素晴らしさを伝える。

 

 

 

 

美咲「シスコン……………」

 

 

 

 

小町「お兄ちゃん…………

普通に恥ずかしいから、そういうのは家で2人きりの時とかにしてほしいかな。」

 

 

 

 

沙綾「あ、あはは。

2人きりの時ならいいんだ。」

 

 

 

 

小町「こう言った方が小町的にポイント高いので!」

 

 

 

 

くっ、一瞬小町ルートに入ったと思ったがダメだったか。

 

 

 

 

小町「お兄ちゃん!

こまち、皆さんの事知りたいなー。」

 

 

 

 

八幡「あ、そうだな。

それじゃあーーーー」

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

 

それから小町はハロハピ組と、山吹の連絡先まで交換し、解散した。

今日はもう帰ってゆっくりしたい。

明日は文化祭だし………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

小町「皆さんいい人だった!

演奏もすっごく良かったよ!!」

 

 

 

 

八幡「アイツらに伝えておく。

喜ぶだろうな。」

 

 

 

 

小町「……………お兄ちゃんの演奏、もう一度聞けてよかった。」

 

 

 

八幡「…っ!

そうだな。俺も演奏出来て嬉しかった…………かもな。」

 

 

 

小町「うんっ!

楽しそうだったよ。みんなキラキラしてた。

小町も笑顔を貰ったからね!」

 

 

 

そう言って小町は笑顔を見せる。

 

 

愛する妹にここまで言われると、頑張った甲斐があったというもの。

 

 

 

 

小町「それじゃあ、こまちにハーゲンアイスだね!」

 

 

 

 

八幡「え、なんで?

普通は俺へのご褒美でくれるんじゃないの?」

 

 

 

しかもハーゲンアイス高いし。

せめてスーカーパップにしろよ。

 

 

…………いや、そうじゃないな。

 

 

 

 

 

小町「冗談だよ、冗談!

じゃあ今日はお兄ちゃんが好きな食べたい物作ってあげるよ」

 

 

 

 

八幡「俺は小町が作るものなら何でも好きだからな。

お、今の八幡的にポイント高い!」

 

 

 

ドヤ顔で小町に言う。

 

 

 

 

小町「へー。じゃあトマト料理を振る舞うね。

こまちが作るんだから好きだし、食べれるよね?」

 

 

 

 

うわー、悪い顔してんなぁー。

小町ちゃんが小悪魔になってる。

 

 

 

 

八幡「すいません、ちょっと調子乗りました。

トマト尽くしは勘弁してください。」

 

 

 

 

 

 

小町とのたわいもない会話の中でも、今日のライブを思い出す。

 

 

初めてのライブは、俺が小さい頃初めてピアノを弾いた時の感覚に近い気がした。

実力こそ違うが、緊張と胸の高鳴りはあの時の感じと似ていた。

 

 

 

あの初めての音は、俺の中では忘れることはなく、今も尚記憶に刻まれている。

そして今日のハロハピでのライブが俺は「始まり」だと思ってたが、違ったようだ。

 

 

 

「始まりの音」は既にあの時……………初めて会った時には、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弦巻こころが鳴らしてくれていたのだと、今じゃそう思ってしまうのは毒され過ぎてるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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