彼ら彼女らは青春を謳歌する……?   作:えーく。

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過去一タイトルが最速で決まった話です、対戦よろしくお願いします


天使がいれば当然悪魔もいる

 

 

 

 

 

 

 

今日は月曜日。

社会人から学生、様々な人間が嫌いだと思われる曜日。

ただ、好きと言う人もいるとは思うのであまり大きく否定は出来ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

…うん、前にも似たような事言ったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

時計を見ると既に12時を回っており、本日の午前の世界では俺は生きられなかったらしい。

休みの日に午後に起きると少し勿体なく感じるこの気持ちになんて名前を付ければいいのだろう……。

今日は先週の文化祭で振り返り休日になった。

平日に休むって少し背徳感があるけどやはりいいよな。

 

 

 

 

 

 

 

スクールカーストトップ陽キャはこういう日を使ってなんとかランドとか、遊園地、水族館など、休日に混むような場所に行ったりするのだろうか。

……………考えるだけ無駄だな。

 

 

 

 

今日はCiRCLEでバイトがあるため、だらだらタイムはここらで終了ということになる。

 

 

 

はぁ。

やだなぁ、行きたくないなぁ、家から出たくないなぁ、もう1回寝たいなぁ。

などと頭の中で考えるもその願いは叶わず、嫌々でも行くしかないのだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「中学までは接客業なんて絶対やらないとか思ってたのにな。」

 

 

 

 

 

 

中学校であった職業体験とかいうイベント。

なんでわざわざ無償で働かなきゃ行けないんだ。

しかもあの体験、結構詐欺だぞ。

自分がやってみたいとか興味ある職業を選べるならまだしも、第1希望から第3希望までアンケート取って、倍率が高かったら抽選…………

第1希望通りに行けた生徒は何人いるのだろうか。

 

 

 

 

 

第1希望 本屋

第2希望 映画館スタッフ

第3希望 動物園

 

 

 

 

何でこっからショッピングモールのお菓子屋さんの店員になるの?

1から3まで希望通りにならないことあるの??

 

 

 

 

 

あの時一生分の接客はしたつもりだったのにな。

まだ裏の倉庫とか品出しとかが正直楽だったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「イラッシャイマセー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガヤガヤと話し声が聞こえながら歩いてくる団体。

髪の色で7割分かってしまったというか、やはりというか……

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「あ、はっちーだ。」

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「こんにちは!」

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「よっ!相変わらず元気ないな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「…………どうも。」

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「比企谷さん、こんにちは」

 

 

 

 

 

 

 

 

幼なじみバンド、Afterglow。

彼女達の演奏はロック寄りの力強い演奏が特徴的………と聞く。

実際ライブなんて観に行ったことないし。

CiRCLEを利用してる時に演奏が聞こえるくらいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「うっす……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなAfterglowは、CiRCLEの常連の中の常連。

今のところ俺が入ってからの数ヶ月の中では1番見かけるバンドでもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近は挨拶だけでは無く、バンド内の出来事や世間話的な会話もするようになった。

同じ高校1年生だから話しやすいのだろうか。

まあ何度も顔合わせる仲だし、良いことなのは分かるんだけど………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「ヒッキー!

私たちの次の時間って空きある?

無かったらまた追加で延長したいなって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「…………………あぁ、うん。

そっちが終わる10分前まで受付が無かったらな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「てか、やっぱり嫌そうじゃん。ひまりのヒッキー呼び」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「あぁ、結構顔に出てたな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「あ、あはは…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「え〜!可愛くない?ヒッキーって!

モカはどう思うー?!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「んー、ひーちゃんらしいな〜って思うよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「そ、それってどういう………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「確かに。

ちょっとひまりっぽいな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「はっちーはどうなーん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「…………………」

 

 

 

 

 

 

 

八幡「……………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで俺に来るのマジですか。そうですか。

…………青葉てめぇ、楽しんでるだろこの状況。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「い、嫌だったら変えるけど…………」

 

 

 

 

 

 

八幡「い、いや、別に嫌ではないぞ!?

なんならヒキガヤ菌って呼ばれてた過去があるから!

初めて呼ばれるあだ名だから、ヒッキー=俺って分かるのに時間がかかるんだよ。

個性的でいいと思う、うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「比企谷がこんなに喋ってるの初めて見たな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「はっちー、必死じゃーん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のせいだと思ってんだ???

若干泣きそうな声で言われたら誰だって必死なフォロー入れるだろ。

なんか余計な事まで喋っちゃったし……

 

 

 

 

 

蘭「てか、ヒキガヤ菌って……」

 

 

 

 

つぐみ「わ、私たちはそんな酷いあだ名はでは呼びませんから!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「あぁ、うん、ありがとうございます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天使かな?

天使じゃないよ?

天使だよ?

 

 

 

 

 

 

あー、コレ天使です。

Afterglow天使枠素晴らしいっすね。

やっぱり1バンド1人は必須か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「ねぇ、そういえばさ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天使って表現はやっぱりちょっとキモイから言い方変えよ。

癒し属性だな、うん、あんまり変わらないな。

 

 

でもPoppin’Partyは牛込さんだろ?

うちは松原さんいるし、やっぱりQED証明終了だな。

前にもこんな感じの話した気がしなくもないけど、大事な事だから2億回は言っても怒られないな、うん。

 

 

 

 

 

 

ただ天使1人じゃ足りないくらいの悪魔的な奴がいるからな。

市ヶ谷とか山吹とか青葉とか3バカとか…………

 

 

 

 

 

 

 

蘭「ちょっと………聞いてる?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「えっ、あ、ごめん、俺か。

いや本当にごめんなさい。」

 

 

 

 

 

怖っ!

声色もそうだし、真顔だし!

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「お〜、何かデジャブ〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「おい蘭、そんなに怒るなってー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニヤニヤしながら言う宇田川。

ほんとだ、コレはデジャブってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「な……だから怒ってないって!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「まあ私たちは分かるけど、蘭の声のトーン怒ってる人っぽいからね。

ヒッキーにはそう感じるかも………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「え、今の怒ってないの?

怒ったらどうなんの?初手殴り決めてくるの??」

 

 

 

 

 

 

 

声のトーンもそうかもだが、真顔で睨まれてたって。

この前は机を叩かれて怖かったが、今回はただ普通に怖い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「な、殴んないって!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「はっち〜気をつけてね〜。モカちゃんはもう慣れたからさ〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「モカ後で…………」

 

 

 

 

 

 

 

途中で止めるのもこわ。

青葉は多分もう………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「はっち〜、ひーちゃん助けて〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「自業自得過ぎるだろお前」

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「もう、モカってばー……」

 

 

 

 

 

 

 

やれやれと言った感じの上原さん。

いつものことなのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「それで?

蘭は比企谷に何て言おうとしてたんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「あぁ、うん。

文化祭の日にさ、花咲川でもバンドライブがあったらしくて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「あ、わたしも知ってる!Poppin’Partyや、いくつかのバンド、先輩の瀬田さんも出てたって聞いたよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ほう。

俺も聞いた事あるなその人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「それで、そのバンドメンバーの1人だけが男の人だったらしいんだけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てことは他は女性ってことか。

いや待てよ……おかまって説もまだあるか。

 

 

 

 

 

 

 

蘭「その男の特徴が、猫背で黒髪、アホ毛があるって。」

 

 

 

 

 

 

 

モカ「ほほーう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「それはそれは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5人から視線を感じる。

これは別に気の所為とかではない、マジで見られてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「いやいや待てよ。

その特徴って別に珍しくなくない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒髪なんて言わずもがな、猫背だって沢山いるし……………

アホ毛くらいだろ、珍しいの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「あともう1つ、目がアレだったって。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「……………………」

 

 

巴「………………………」

 

 

 

つぐみ「…………………」

 

 

 

ひまり「…………………」

 

 

 

 

八幡「……………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「5人で予約のAfterglow様。

時間ですので2番のスタジオにお入りくださーい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「うん、いつも通りでいい感じじゃない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「きゅ〜け〜い」

 

 

 

 

 

 

 

巴「だな!

私も喉カラッカラだぜ!!」

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「うん!

みんなすごく良かったし、私ももっと頑張らないと……」

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「つぐだってすっごく良かったよ!!

だから今は休憩しなきゃダメだよ!」

 

 

 

 

 

 

つぐみ「う、うん!そうするね!!

ありがとう、ひまりちゃん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「それで〜?

さっきの話だけど、はっち〜は結局どっちなんだろうね〜?」

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「……………どうだろうね。

実は最後に言った目に関しては嘘だから。」

 

 

 

 

 

 

 

モカ「はっち〜は自分の目を気にしてるけど、別にそんな酷くはないよね〜?」

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「カマかけたってことか??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「でもあの感じ、図星みたいな反応だったけど…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「でもそれなら私たちと一緒に合同ライブとかも出来るかもしれないよね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「モカちゃん的にはマネージャーにして無限に山吹ベーカリーのパンを買わせた買ったんだけどね〜。

なんかさ〜やと仲良さそうだし〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「マネージャーって私たちAfterglowの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「ん〜、それもいいけどモカちゃん専門でも良きで〜す」

 

 

 

 

 

 

 

巴「いや、それって…………。

もしかしてモカは比企谷の事好きなのか?」

 

 

 

 

 

 

 

ひまり、つぐみ「「えっ!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「………!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「え〜??

全然好きとかそういうのじゃないよ〜?

ただ反応とか面白いし~、面倒見とか何だかんだ良さそうって思うんですよ〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「まあ…………」

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「確かに……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「比企谷とは関わってる時間はそんなに多くないけど、まあ想像は出来るな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「でも私たち、マネージャーがいるって程ではなくない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「うん、全然問題はないね〜。

ただ面白そうだな〜って」

 

 

 

 

 

 

ひまり「まあまあ。今のままで良いんだよ!

『いつも通り』でいいじゃん!

ね?みんな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「………………」

 

 

 

 

 

 

巴「………………」

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「……………」

 

 

 

 

 

 

 

モカ「………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「えー!!?何でー!?

その流れって、『えいえいおー!』の時だけじゃ無かったの!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「こっちの方がいつも通りでしょ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「ですな〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「だな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「ひ、ひまりちゃん、ごめんね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「そんな〜!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「って事があったんだけど!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「いや、知らねぇよ。俺に言うなよ。」

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「じゃあ誰に言えばいいのー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Afterglowがスタジオに入ってから1時間半、練習が終わったのか、5人がロビーに帰ってきた。

そして突然、上原ひまりが俺に愚痴を零す。

相変わらず仲が良さそうなことで。

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「とりあえず青葉が全部悪い気がするから、アイツに怒れ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「はっち〜酷いね〜。モカちゃんが何をしたって言うのさ〜」

 

 

 

 

 

 

八幡「自覚無しかよ。」

 

 

 

 

 

 

モカ「ふっふっふ〜。

こんなに天使なモカちゃんがそんな酷いことするわけないじゃ〜ん」

 

 

 

 

 

 

椅子に座ってる青葉はダラダラしながら言う。

 

 

 

 

 

 

 

八幡「お前が天使なわけねーだろ、この悪魔が。

大体天使ってのはそこにいる羽沢さんみたいな……………

 

 

 

 

あ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「ええっ!///」

 

 

 

 

 

 

 

蘭「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「あっはっはっは!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「えー!!ヒッキーってつぐのこと!?」

 

 

 

 

 

 

八幡「待て待て待て!!違うから!!

そういうのじゃねーって!!」

 

 

 

 

 

 

モカ「お〜、コレはコレは。

はっち〜ってば、つぐのことね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

だぁぁぁぁぁ!

めちゃくちゃ面倒くさい事になったぞコレ!!

 

 

 

 

 

八幡「そうじゃなくてだな。

天使みたいな癒し………………

 

 

ちょっとタンマで。」

 

 

 

 

 

 

 

何か深く説明しようとすればするほど自分の首を絞めてる気がするのは、何故!!?

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「っ!///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「え、えーっと、モカはヒッキーのことゴニョゴニョ。

で、でも、ヒッキーはつぐのこと好きで??」

 

 

 

 

 

八幡「だからそういうのじゃねえって…………。」

モカ「ひーちゃん?」

 

 

 

 

 

 

この脳内ピンクが!

天使って言っただけで好きだと思われるんだったら、牛込さんも松原さんも好きになるって。

てか1番やばいのは多分小町。

妹だからセーフ?ふざけんな、天使は天使だろーが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「蘭、私たち暇だな。」ニヤニヤ

 

 

 

 

 

 

蘭「つぐみ、顔真っ赤……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「う、うぅ……み、見ないで//

あ、あんまり男の人に褒められたことないから………」

 

 

 

 

 

 

褒めたって言っていいの……か?

まあ天使って褒め言葉ではあるのか……

てか、羽沢さんちょっと純粋過ぎませんか?

そんな反応されるとね?

…………かわわって思っちゃうでしょ??

 

 

 

 

 

 

八幡「いや、だからアレだ。

俺が知ってるバンドという物は、1人は天使枠というか癒し枠?空気清浄機みたいな人がいるんだなって思ってただけなんだよ。

それがAfterglowでは羽沢さんだなって思っただけだ。

それ以上の他意はない。」

 

 

 

 

 

 

 

巴「ほーん、天使ねぇ?

つぐみがそういうアレで、言いたいことは分かるけどなぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

モカ「いっつもツグってるからね〜」

 

 

 

 

 

 

ひまり「うん。

つぐは可愛いしとっても良い子だけど………」

 

 

 

 

 

 

八幡「…………なんだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

何故だろうか。

羽沢さん以外の4人から変な目で見られてる………

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「いや、ハッキリ天使とかそういうのちょっとキモイ……」

 

 

 

 

 

 

八幡「なっ!?」

 

 

 

 

 

 

巴「蘭………うん、そうなんだけどな。

ちょっとストレート過ぎる」

 

 

 

 

 

 

モカ「わ〜恥ずかし〜」

 

 

 

 

 

 

ひまり「ま、まぁ、第三者視点から聞いてるとね」

 

 

 

 

 

 

いや、まあ、ごもっともなんだけどね……。

俺も少し自覚はしてたけど、他人から言われるとすっごく来るものがあるというか、もうしにたい。

 

 

 

 

 

つぐみ「わ、わたしはそのっ!

う、嬉しかったので大丈夫です……よ?」

 

 

 

 

 

 

八幡「…お、おう。その、悪いな。

変なことに巻き込んで……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「お~、コレはコレはつぐ殿やりますな~。

はっち~を堕としたじゃ~ん」

 

 

 

 

つぐみ「モ、モカちゃんっ!!」

 

 

 

 

 

巴「あっはっはっはっはっ!」

 

 

 

 

 

蘭「ともえ、笑いすぎ。」

 

 

 

 

 

ひまり「モカ〜、からかうのはダメだよ!」

 

 

 

 

 

八幡「もう終わったなら帰れよ……。」

 

 

 

 

 

月島さんに頼んでAfterglowを出禁にしてもらうぞ?

あまり店員を怒らせるなよ……とはいえ、からかい上手が増えてしまった。

向こうが気にしてなければいいのだが、毎回会う度に言われたら羽沢さんに申し訳ないんですけど……。

まあ、羽沢さんの気分が悪くなるならアイツらも言うのは辞めると思うんだけどな……。

 

 

 

 

 

香澄「こんにちはー!

あ、はっちー!それにAfterglowのみんなも〜!」

 

 

 

 

 

たえ「部屋空いてる?すぐ入れる?」

 

 

 

 

 

八幡「ちょっと待て、近い近い」

 

 

 

 

 

 

りみ「2人とも早いよ~」

 

 

 

 

 

沙綾「比企谷君こんにちは。

Afterglowのみんなも元気そうだね!」

 

 

 

 

 

有咲「はぁはぁ、待てお前ら……急に走るなって……」

 

 

 

 

 

突然現れたPoppin’Party。

何でコイツらがここに…………あ、ここライブハウスじゃん。

そりゃ来るわな。

 

 

 

 

モカ「おー、これはこれはPoppin’Partyの皆さんじゃないですか~。

さあや〜、パンちょーだーい」

 

 

 

 

 

ひまり「ちょっとモカ!

いきなりそんなこと言ってもあるわけないでしょ!」

 

 

 

 

 

沙綾「あはは、大丈夫だよひまり。

はいコレ、あげる」

 

 

 

 

 

モカ「さっすが~」

 

 

 

 

 

巴「いや、なんであるんだよ……」

 

 

 

 

 

沙綾「パン屋の娘ですから!」

 

 

 

 

 

有咲「今の発言で世界のパン屋の子どものハードルが上がったぞ……」

 

 

 

 

 

 

うん、なんというか…………仲良いね君たち。

お店の外でやってもらってもいいかな?

他のお客さんにも迷惑…………かからないね、誰もいないね君たち以外。

 

 

 

世はまさに大バンド時代じゃなかったの?

普段はもう少し忙しいよ?なんで今日に限って暇なんだよ。

 

 

 

 

 

香澄「蘭ちゃん達もこれから?」

 

 

 

 

 

蘭「私たちはさっき終わった」

 

 

 

 

 

香澄「そーなんだ!じゃあこれから帰るところ?」

 

 

 

 

 

モカ「そーだね〜、帰るのもありだけどー、

今ははっち~がつぐに告ってたから~」

 

 

 

 

 

 

「「「「えっ!?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

八幡「はぁぁ!?お前何言ってんの!?」

 

 

 

 

 

沙綾「モカ、どういうこと?」

 

 

 

 

有咲「さ、さあや?落ち着け、な?」

 

 

 

 

 

香澄「はっちーってつぐのこと好きだったんだ〜!

つぐは可愛いもんね!」

 

 

 

 

 

つぐみ「あ、あわわわわ//」

 

 

 

 

 

八幡「おい恋愛脳ども。

人の話を聞け、頭ちぇるってんのか」

 

 

 

 

 

 

青葉は絶対に許さない。

 

 

 

 

 

 

巴「あ、じゃあさ!

Poppin’Partyでの比企谷の天使は誰なんだ?

比企谷曰く1バンドに1人いるらしいからな。やっぱりりみか?」

 

 

 

 

りみ「ふぇっ!?」

 

 

 

 

 

沙綾「…………」

 

 

 

 

 

たえ「……?」

 

 

 

 

 

香澄「りみりんは可愛いよね!」

 

 

 

 

 

有咲「キモ」

 

 

 

 

 

 

八幡「誰が止めてくれるのこの流れ?

もう帰れよ……いや、もう俺が帰りたい……」

 

 

 

 

 

宇田川も絶対に許さない。

1バンドに2人も悪魔がいるAfterglowは今後出禁でお願いします。

いや、青葉と宇田川の2人だけでいいか。

 

 

 

 

 

モカ「お〜、ってことは〜?

はっち〜はつぐの他にも女の子が〜?」

 

 

 

 

 

蘭「最低」

 

 

 

 

 

つぐみ「ら、蘭ちゃん!」

 

 

 

 

 

 

八幡「いや、本当にちょっと待ってくれない?!

1人じゃ処理しきれない誤解がここら一帯を飛び交ってるんだけど?!」

 

 

 

 

 

 

超めんどくさいことになってるんだけど??

美竹が顔を背け、顔を隠しているが笑っているのがわかる。

アイツ……しれっとこの状況を楽しんでやがる……

 

 

 

 

 

 

 

沙綾「ふーん………比企谷君ってそういう子がタイプなんだね」

 

 

 

 

 

 

 

有咲「キモ」

 

 

 

 

 

 

 

 

香澄「りみりんは渡さないよ!」

 

 

 

 

 

オワッター。

月島さんには悪いが、CIRCLEは辞めさせてもらうか!

もうこんなヤツらと会いたくない。

でも学校一緒じゃん……………………

 

 

 

 

 

ひまり「ヒッキー。」

 

 

 

 

 

 

八幡「…………」

 

 

 

 

何かを心配してる表情だ…………

まさかお前だけは俺の味方でいてくれるのか?

本当の天使はずっとすぐ近くに…………

 

 

 

 

 

ひまり「ヒッキーが、つぐやモカやりみちゃん、誰を選ぶかわからないけど、ちゃんとみんなと真剣に向き合って答えを出してね」

 

 

 

 

 

 

八幡「この脳内お花畑共がっ!

お前ら全員出禁だ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




結局みんな可愛いから天使ってことなんですよね

感想や誤字脱字指摘等ありがとうございます。
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