彼ら彼女らは青春を謳歌する……?   作:えーく。

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幼馴染@1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう言えばさ〜、はっち〜は結局バンドやってるの〜?」

 

 

 

 

 

「「……!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「……まぁ、うん。

一応やってはいるな。」

 

 

 

 

 

「「「……!!!??」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モカ「お〜、やっぱりやってたんだ〜」

 

 

 

 

 

ひまり「えぇー!そうだったのー!?

なんで今まで黙ってたの!?」

 

 

 

 

 

 

つぐみ「ほ、本当だったんだ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「ははっ!おいマジかよ!

何やってるんだ?!ドラムか!?」

 

 

 

 

 

 

 

蘭「……意外すぎる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も今日とて、みんな大好きCIRCLEのロビー。

そして全然代わり映えのしないいつもの常連、幼なじみ5人組バンド。

 

そのうちの一人、やまぶきベーカリー中毒者の青葉モカから言われた一言。

 

 

 

 

 

それまでしてた会話での脈絡もないし、完全な不意打ちではあった。

青葉が放った一言で空気は一変し、ほか4人の目線も俺に集中した。

これはきっと自意識過剰とかでは無いと思う…………とか思いたい。

 

 

 

 

嘘をついても良かったが、いつかはバレるだろうし。

そもそも隠す理由も特には無い。

この前は美竹にカマをかけられたけど、アレはアレ、ソレはソレ。

 

 

 

 

 

モカ「ギタ〜?」

 

 

 

 

巴「ドラム!?」

 

 

 

 

ひまり「ベース!!」

 

 

 

 

 

つぐみ「キ、キーボード…?」

 

 

 

 

 

 

おいおいなんでこんなに興味深々なんだよコイツら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「……え、ボーカル???」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の沈黙がどれもハズレだと思ったのか、美竹の一言でよりいっそう場が盛り上がる。

 

 

 

 

 

 

モカ「え、ないな〜い。

かいしゃくふいっちで〜す」

 

 

 

 

 

 

巴「比企谷がボーカル……ぷっ、いいなそれ!」

 

 

 

 

 

 

ひまり「うーん、確かにボーカルは想像出来ないかも」

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「わ、わたしはすごい良いと思いますよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかボロクソに言われてるが、相変わらず天s……間違えた。

羽沢さんは本当に良い人だ。

ただ、そんな優しい人に気を遣わせてるのが申し訳ないな。

俺、全然悪くないけど。

 

 

 

 

 

 

 

蘭「それで、答えは?」

 

 

 

 

 

 

八幡「……キーボード。」

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「……!!」

 

 

 

 

 

 

モカ「え〜、

絶対ベースかギターかと思ってたからモカちゃんビックリ〜」

 

 

 

 

 

 

棒読みじゃねーか、本当にビックリしてるのかコイツ…?

ていうかなんかちょっと恥ずかしくなってきたって。

すっごい意外そうな顔で見られてるし………

 

 

 

 

 

 

巴「同い年のバンドとか割と見てきたけど、男でキーボードは見たことなかったから、なんか新鮮だな!」

 

 

 

 

 

ひまり「ライブとかやるの?!

今度する時教えてね!絶対に行くから!!」

 

 

 

 

 

 

八幡「絶対に言わないし、来るな。」

 

 

 

 

 

 

 

蘭「……アタシらのことは知ってるのに?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「いや、それでも演奏とかは聴いたことほとんどないし。

ライブも行った事ねーよ」

 

 

 

 

 

 

当然このバイトしてるだけあって情報は知ってるが、実際聞いたことあるかと言われたらそんなにない。

スタジオは防音室だし………完全に音は切れないとはいえバイト中にそんなに耳に入ることはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「………それはそれでイラつくんだけど。」

 

 

 

 

 

 

 

どうしろと???

 

 

 

 

 

 

 

モカ「じゃあ今度モカちゃん達のライブ観にきてね〜

だからはっち〜のライブも〜「大丈夫です」え〜〜」

 

 

 

 

 

 

巴「なんだ〜?恥ずかしいのか〜?

恥ずかしくないなら別に私たちに観られても「恥ずかしいからやだ。」……」

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「そ、それなら合同練習とかは!?

同じバンド視点での感想を言い合ったり「それは色んな意味でやばいかもしれないからやめとこう」…え、どういうこと!?」

 

 

 

 

 

いや、うちのメンバーまじでやばいぞ?

どれくらいヤバいかって言うとめちゃヤバ。

 

 

どうせすぐにバレる気がするからそれまでは抵抗してみよう。

いくら客と店員の仲とは言え、やっぱり知り合いに観られるのは恥ずかしいからな。

 

 

 

 

 

 

 

巴「比企谷のやつ、私たちへの対応が冷たくなってないか?」

 

 

 

 

 

ひまり「そ、そんな事……」

 

 

 

 

 

モカ「え〜?こんなもんじゃな〜い?」

 

 

 

 

 

 

蘭「うん。いつもこんな感じ」

 

 

 

 

 

 

そこは「いつも通り」じゃないのか。

 

 

 

 

 

 

 

蘭「………」

 

 

 

 

 

 

八幡「ヒェ…

ま、まあ、近いうちどこかで会ったりするだろ」

 

 

 

 

 

怖すぎて変な声出たって。

口に出してないはずなのに……

 

 

対応が冷たくなったとか言われてるけどそんなことは無い。

されてる対応をそのまま返しているだけである。

特に宇田川と青葉にはもう気を使う必要はない。

こいつらいつもからかってくるし……

 

美竹も最近は遠慮が無くなってきてる気がするし、

上原はまぁ、うん、仕方ない。

 

 

 

 

 

 

つぐみ「あ、あのっ!!」

 

 

 

 

 

八幡「……!!

お、おう……どうした…?」

 

 

 

 

 

 

大きい声で言われたから驚いたってのもあるが、なんか近いし、恥ずかしいのか少し顔に赤みがかかってる羽沢さん。

こいつら5人の中でも1番まともというか、俺の数少ない知り合いの中だがトップレベルでまともな人。

それゆえ距離感が掴みづらいというか、お互い自分から話すタイプではないので会話量とかは5人の中でも1番少ない。

マジで優しくて良い子ってことはわかっているが、いくら羽沢さんでもアイツらと同じで演奏とかしてくれと言われたって流石に断る。

 

 

 

 

 

 

つぐみ「わ、わたしは、そのっ、比企谷さんが時間ある時でいいから、キーボード教えてほしい…かな!

その、迷惑じゃなければ……」

 

 

 

 

 

 

 

八幡「全然迷惑じゃないし、いつでもいいぞ?

まあ俺が教えられることがあるのかどうか分からないけどな」

 

 

 

 

 

 

つぐみ「ほ、ほんとに……?

わたしもっと上手くなりたいから同じキーボードの人からアドバイスとか聞きたいなって!」

 

 

 

 

 

 

八幡「確かにそれはそうだな。

それなら俺からもお願いするわ」

 

 

 

 

なんて努力家なのだろうか……

俺も見習って行かなきゃな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「…………」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「なんか明らかに私たちと対応違くない!?」

 

 

 

 

 

 

モカ「はっちーさー……。」

 

 

 

 

 

 

 

巴「つぐみに弱すぎるだろ…」

 

 

 

 

 

 

蘭「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと、何やら冷たい視線がするが気のせいだろう。

ていうか羽沢さんに甘いとか言ってるけど、こんな優しくて努力家でつぐってる子に優しくしない訳ないだろ何言ってんだコイツら……。

 

 

 

 

つぐみ「そ、そんな事ないですよね!」

 

 

 

 

 

八幡「そんな事ないぞ」

 

 

 

 

 

巴「そんな事しかないだろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怖いね〜この若さ〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同い年だったわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「ていうかお前ら時間大丈夫なの?

時間的にもうスタジオには入れないし、あと15分でロビーも閉まるけど?」

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「え……うそっ!

もうこんな時間!?」

 

 

 

 

 

モカ「ちょっとだけ休憩するつもりだったのにね〜」

 

 

 

 

 

八幡「ほら、そういうことなら早く帰った帰った。

お前らしかお客さんがいないから、お前らが早く帰れば少し早く店を閉じれるんだよ」

 

 

 

 

 

 

今日は結構暇だったし、コイツらと話してる間にも閉めの作業をしていたのでこれは過去最速で早く終わらせて帰れるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「……へー。」

 

 

 

 

 

巴「それはいいこと聞いたなー」

 

 

 

 

 

モカ「あと15分ゆったりしますか〜」

 

 

 

 

 

 

八幡「お前らなぁ……」

 

 

 

 

 

 

ひまり「ひっきー……

 

 

 

 

 

 

八幡「あ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そりゃ悪手じゃよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか険しい顔で変なこと言ってる上原は無視する。

 

 

 

 

こいつら(4人)絶対許さん。

 

 

 

 

そして「あはは……」と苦笑いをしてる羽沢さんと目が合うと、ごめんなさいと表情、ポーズをする羽沢さんはやはり天使なのは間違っていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてあいつらは結局閉店3分前までいやがった。

 

 

 

モカ「3分も早く上がれるじゃ〜ん、いやーよかったねー」

 

 

 

八幡「いや、お前らが帰った瞬間帰れる訳じゃねーから。

もうほとんどいつもと変わんねーよ!」

 

 

 

 

去り際に青葉に言われたけど、本当にいい顔してた。

同姓だったら殴ってたいい顔。

 

 

 

ドアを開ける音が聞こえる。

たまに大人気ないことをしてくる月島さんではないか。

 

 

 

まりな「あ、八幡君!

私はこのあと少し残ってやることがあるから、もう終わって大丈夫だよ!

お疲れさまー」

 

 

 

 

訂正、GOD MOON ISLAND (神の月島さん)

 

 

 

 

 

 

 

八幡「それでは俺はこれで失礼します。

お疲れ様でした。」

 

 

 

 

 

 

外に出ると当然暗く、夏に近いのか服一枚でも寒さを感じずに過ごせるくらいの気温になっている。

さて今日は帰ったら何をしようかと考えながら、駐輪場に停めていた自転車を取りに向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よう、にいちゃん。ここに何のようだい?」

 

 

 

「サドル高いね〜、下げてもいい?」

 

 

 

 

 

八幡「もしもし警察ですか?

自転車が不良(笑)に盗まれそうなんですが。」

 

 

 

 

 

 

ひまり「わー!冗談だよじょうだーん!」

 

 

 

 

 

蘭「いやひまり、あっちも冗談だから。」

 

 

 

 

 

つぐみ「モ、モカちゃんっ、本当にサドルを下げないで!」

 

 

 

 

 

 

お前は本気なのかよ……

 

 

 

 

 

 

八幡「………?

まぁ、別にお前らがここで何してても問題さえ起こさなければいいんだけど、夜も遅いんだしそんなに重要な用事じゃなきゃ帰った方がいいぞ。

それじゃあ。」

 

 

 

 

 

 

青葉が俺の自転車に座っていたので、降りろよと素振りを見せ、鍵を外してこの場を去ろうとするのだが……

何とも言えない空気というか、そんな空気を作り出してる奴らが冷ややかな目で見てくる。

 

 

 

 

 

 

 

巴「おいおい、待ってたのに1人で帰るなんてひどいだろ」

 

 

 

 

 

 

 

八幡「……え?待ってた?

誰が?誰を?」

 

 

 

 

 

ひまり「早く上がれるって聞いたからさ、ヒッキーのこと待つって話になってて。

でも自転車だから私たちと合わせることになるけど……それくらいいいよね?」

 

 

 

 

 

八幡「……なるほどな。

別に帰るのは構わないが、お前らが俺に合わせろ。」

 

 

 

 

 

 

ひまり「鬼!?」

 

 

 

 

 

 

蘭「はぁ……つぐみ。」

 

 

 

 

 

 

つぐみ「え!?

あ、ええと、その……比企谷さんが迷惑じゃなければいいかな?」

 

 

 

 

 

 

八幡「よし、一緒に帰ろうそうしよう!

おい、お前らなにしてんだ、早く行くぞ」

 

 

 

 

 

 

ひまり「つぐに甘過ぎ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

モカ「はっちー、後ろ乗せて〜。

さあ、しゅっぱ〜つ!」

 

 

 

 

 

 

八幡「お、おい!やめろ、っていうか2人乗りはダメだろ。

ここは小町専用だ。」

 

 

 

 

 

 

モカ「こまち?だれー?お米?」

 

 

 

 

 

八幡「お米じゃねえよ……。

俺の妹だ。」

 

 

 

 

 

巴「八幡も妹いるのか!

私にも妹がいるんだけど可愛くてな!

Afterglowの中でも私しか妹がいないからなんか嬉しいよ」

 

 

 

 

 

 

 

コ、コイツ!

妹の話になった途端、聞いてもないことベラベラと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「さてはシスコンだなおめぇ?」

 

 

 

 

 

 

巴「いや、シスコンではないって!」

 

 

 

 

 

 

「「「いや、割とシスコンだと思うよ?」」」

 

 

 

 

 

 

 

巴「み、みんなまでか!?」

 

 

 

 

 

 

 

八幡「まあシスコンって別に悪い言葉じゃないだろ

妹想いの姉ってことでいいだろ」

 

 

 

 

 

 

巴「ぐっ、まあそうだけどさ。

比企谷は妹さんのこと好きじゃないのか?」

 

 

 

 

 

 

八幡「は?

 

 

 

 

……はぁ、いいか?小町はな、可愛いんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「……え、あ、うん??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふっ、仕方ない。

そんなに小町を知りたいのなら答えてあげるのが世の情け。

世界の破壊を防ぐため、世界の平和を守るため、愛と正義の悪を貫いてやるか。

 

 

 

 

 

 

八幡「そんで可愛いだろ?

さらに才色兼備、成績優秀、可愛い、性格めちゃくちゃいい、家事料理全般得意、可愛い、コミュニケーション能力がすごく高い、そして俺に似ず可愛い」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「うわぁ……」」

 

 

 

 

巴「可愛い何回言ってんだよコイツ………」

 

 

 

 

 

 

羽沢さん含めて全員ドン引きな反応を見てふと我に返る。

まあ全然後悔はしてない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「も、もしかしてヒッキーもシスコン?」

 

 

 

 

 

 

 

八幡「は?俺は全然シスコンじゃない。

妹を愛してるだけだ」

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「それもっとやばい方!!?」

 

 

 

 

 

 

モカ「まさか、はっち〜がシスコンだったとはね〜」

 

 

 

 

 

 

つぐみ「あ、あははは……妹想いなんですね」

 

 

 

 

 

 

 

蘭「いや、そんな可愛いらしいもんじゃないでしょ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「ま、そういうことだから俺の後ろに乗るな。

ていうか今降りて押して歩いてるんだからそもそも出来ねーよ」

 

 

 

 

 

モカ「え、乗って押してればいいだけだから出来るよ〜?

ていうかー、そんなに言うなら妹のこまちちゃん?に会って見たいね〜」

 

 

 

 

 

つぐみ「うんっ!仲良くしたいね!」

 

 

 

 

 

 

 

巴「その時はうちのあこも連れて行きたいな!」

 

 

 

 

 

 

 

あこ……?

はて、、、どこかで聞いたことある気がするな………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あこの演奏聞いてくれましたか!?」

 

「おねーちゃんは、もっーと凄いんだよ!」

 

 

「りんりーーーん!

あこね!この難しいところ出来た時、紗夜さんに褒められたんだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

「おい宇田川。

俺は別に白金さんより全然すごくないからね?

てかそもそも比べないで?

俺がすごく可哀想」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇田川 あこ

 

 

 

宇田川 巴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいつかー!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「ん?どうしたんだ?」

 

 

 

 

 

蘭「ちょっと、急に止まったかと思えば急に動くし……

大丈夫なの?」

 

 

 

 

 

 

苗字は一緒だったけど、見た目は似てないからそこまで疑わなかった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇田川を疑わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇田川を

巴「ひきがや」

八幡「何も言ってません。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあでも俺も小町と似てないからな、否定する材料には全くならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「ふふっ、でも良いよね兄弟とか姉妹って。

すっごく楽しそう!」

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「うん!

私は妹はいないけど、お姉ちゃんがいるからすっごく甘えさせてくれる!」

 

 

 

 

 

 

 

モカ「つぐ〜、モカちゃんと蘭がここにいるからねー。

今日から私たちは三姉妹だ〜」

 

 

 

 

 

 

蘭「ちょ、ちょっとモカ!!やめてってば」

 

 

 

 

 

 

 

巴「おいおい、あたしも仲間に入れてくれよ!」

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「わ、私も〜っ!!!」

 

 

 

 

 

 

宇田川姉妹を特定していたら、いつの間にか5人で仲良くゆりゆりしていた。

 

 

 

 

 

モカ「ん〜?はっちーも入りたい〜??」

 

 

 

 

 

 

八幡「いや、全然全く。」

 

 

 

 

 

 

巴「うーん、八幡は弟も違うし兄とも違うなぁ……。」

 

 

 

 

 

え、なに?

それならペット?

 

 

 

 

 

 

巴「双子で兄側とか?」

 

 

 

 

 

八幡「発想が独特だな……ていうか一応兄じゃねーか」

 

 

 

 

 

仮の兄弟姉妹の話で、双子とか出てくるやつ何人いるんだろうか。

絶対数少ない逸材だぞ。

 

 

 

 

 

 

蘭「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「ら、らん…?

まあ私もヒッキーは兄って感じかなー。

下の子も欲しいと思ったことは何回もあるけど、結局甘えちゃいそう!」

 

 

 

 

 

八幡「だから入んないって言ってんだろうが。

ていうか俺の妹は世界で小町ただ一人だ!」

 

 

 

 

 

 

モカ「ハッチーはねー、モカちゃん的には弟かな〜」

 

 

 

 

 

 

 

八幡「いや、だから聞けよ。」

 

 

 

 

 

お前が姉とか想像するだけで嫌なんだけど。

姉だからとか言ってやりたい放題してくる未来見えたって。

 

 

 

 

 

 

つぐみ「え、そ、そうかな?

私は、その、お兄ちゃんかなーって///」

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「??????????」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっふ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ままま、待て待て!

これくらいで揺らいでどうする?

いくら羽沢さんだからって妹はないだろう。

 

 

落ち着け、深呼吸だ。

………ふぅ、落ち着いてきた。

 

 

うちの小町は言うなれば、小悪魔的天使。

あざと可愛いってのが似合うし、イタズラされても全然許しちゃう可愛さ。

溢れ出る妹オーラは、世界的に見てもみんなの妹になっちゃう。

いや、誰にも渡さんけど。

 

 

 

 

そんな小町とは違う羽沢つぐみさんは、

言うなれば100%の可愛さを発揮してくる天使of天使。

小町と2人姉妹になってしまえば、必然的に姉が羽沢さんになる。

 

 

そうなると大天使ツグミエルと妹の小悪魔天使コマチエルの2人が誕生???

ヴェ?何これ?他に何もいらないじゃん。

 

 

 

 

 

 

 

小町以外兄弟も姉妹もいらないと思っていたが、なるほど…………

考えてみれば意外と良いのかもしれない。

この2人がいれば俺は何だってやってあげちゃうし、日本兄代表とかも名乗り出るレベル。

小町だけでも充分すぎるのになんてことだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「あちゃー……

つぐが破壊力のある一言言うからヒッキーがトリップしちゃった。」

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ「え、ええっ!私のせい!?

ど、どうしよう!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「もうほっといていいでしょ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日の教室

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「…………それで?蘭は結局どうなんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

蘭「……?

どうって、何が?」

 

 

 

 

 

 

 

モカ「ずばりはっちーが兄弟だったら~」

 

 

 

 

 

 

ひまり「あ、私も気になる〜!」

 

 

 

 

 

 

つぐみ「わ、私も……」

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「………別にいいでしょ、そんなもしもの話」

 

 

 

 

 

 

モカ「もしもの話だからこそいいじゃ~ん。

想像出来なかったのー?」

 

 

 

 

 

 

巴「そうそう。気軽に出来るもしもの話だよ。

いま、比企谷もいないし」

 

 

 

 

 

 

 

蘭「………1番最初に自然に思ったのは巴と一緒で双子の兄かな。」

 

 

 

 

 

ひまり「おぉ〜!」

 

 

 

 

 

つぐみ「やっぱり兄が多いんだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「……でも」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「……でも??」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭「……やっぱりなんでもない///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「えー!なんでよー!!」

 

 

 

 

 

巴「おいおい、そりゃないぜらーん」

 

 

 

 

 

モカ「あれ〜?蘭顔真っ赤だよ~??」

 

 

 

 

 

つぐみ「た、確かに気になる感じだったね………」

 

 

 

 

 

 

蘭「ほら、もうすぐチャイムなるよ。

みんなも教室戻らないと」

 

 

 

 

 

 

モカ「後で絶対教えてねー!!!」

 

 

 

 

 

 

蘭「絶対にイヤだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





小町「はっ!?こまち、妹の座が奪われそうな予感!?
でも姉が出来そうな予感も!?」
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