5人中4人が卒業してしまうRoselia。
唯一の在校生のあこは4人に感謝の気持ちを伝えようと決意する。

『2人の笑顔は夕陽に輝く』の番外編です。

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 FIRE BIRDを聞いてて考えた話です。オリジナル解釈あり


卒業

 今日、羽丘と花咲川の卒業式が行われた。

Roseliaはあこを除いて4人が3年生ーーもう卒業しちゃったから正確には卒業生?ーーなんだよね。

 

 まず、ボーカルでリーダーの友希那さん。

音楽に関してストイックで、超超超かっこいい! かっこいいんだけど、音楽にスペックを全降りしているからなのか、時々抜けていることもある。あとは、ネコが大好きで

 

「にゃんちゃん、にゃ~んちゃん」

 

 って呼んだりしている。本人は隠してるつまりだけど、そんなギャップもいい! Roseliaに入ってなかったら分からなかったことだね。

 

 

 次にギターの紗夜さん。

まさしく、『THE 風紀委員』って感じの真面目でかっこいい人。

 最初の頃はよくお姉ちゃんのこと話して怒られたっけ。当時は何でだか分からなくて、ただただ紗夜さんが怖かった。

 でも、日菜ちーと仲直りしてからは丸くなってーー太ったわけじゃないよ!ーー今でもNFOを一緒にする仲。意外と凝り性みたい。

 

 次はベースのリサ姉。

Roseliaに入る前から色々と頼りになるお姉さん! で、Roseliaの頼れるお母さん!

 

「あたし、こんなに子ども産んでないんだけどなぁ~☆」

 

 と、笑いながらもいろいろとやってくれるRoseliaの大黒柱……あれ? 大黒柱ってお父さんだっけ?

とにかく、リサ姉がいなかったら……て場面が結構あるだけに欠かせない人。

 

 そして、我が友。キーボードのりんりん。

あこのよき理解者で、リアルでもNFOでも幾度とあこを助けてくれた大親友! 控えめだけど何気にスペックが高いんだよね。

 

 

 そんな大好きな4人だけど、みんな進路はバラバラで、リサ姉は調理系の大学に、りんりんは服飾系へ、友希那さんも紗夜さんも別々の大学へ進学することが決まっている。

 

(またみんなで会うことも難しくなるのかな……)

 

 何度かすれ違ったり、あるいは解散手前までいったことはあるけど、それでも時にはぶつかり合い、時には話し合い乗り越えてきた。

 でも、今回はそれぞれが別々の学校へ行くため今まで以上に顔を合わせること事態が難しくなる。

 

(友希那さんはハッキリとは言ってないけれど……)

 

 1つの結末が頭をよぎる。

(以前はそうならないためにりんりんと何が出来るか考えたっけ……)

 

 でも今回は『ソレ』が『最悪の結末』ではなく、『いつかは来るもの』ということを分かっている。

 

(いつまでも4人に甘えるわけにはいかないよね!)

 

 4人とも優しいから、あこを思って無理に予定を合わせようとしてくれるかもしれない。でもそれは4人の負担にしかならない。

 

(あこが4人のために出来ること……)

 

 まだ高校1年生のあこには4人のためにしてあげられることはけして多くない。何かをしてあげようとしても、彼女たちの方がはるかに出来てしまうから。

 

 そんな時、『彼』に教えてもらったことを思い出した。

 

「自分の気持ちを伝えることは……出来る!」

 

 そう思い立ち、何度もあこだけじゃなく、Roseliaが困ったときに何度も助けてくれた彼に連絡をとった。

 

 

 

「誰が22世紀から来たネコ型に見えない青だぬきだよ?」

 

「そんなこと、あこ言ってないからね!?」

 

(確かに便利と言えば便利だけど)

 

 連絡をとった相手ーーゆう兄こと氷川夕輝は詳しい話を聞きたいと、あっさりと会う約束を取りつけてくれた。約束通りに羽沢珈琲店に行くと、すでに店内で待っていた。もともとここにいたのか、連絡もらってすぐ来たのかは分からないけど、こういう早さが今はありがたい。

 

「冗談だよ。で~……感謝の気持ちを伝えたいんだっけ?」

 

 つぐちんにミルクティーを注文しながら訊ねる。

 

「うん。みんなのために何が出来るかなって考えて……」

 

「なるほど。あこも成長したなぁ~」

 

 そう言いながら立ち上がると、いつものようにあこの頭を撫で始める。ただ、ゆう兄の身長は高いわけでもないから、わりと必死に伸びているのがかわいらしい。

 

「よし、俺が奢ってやる。好きなもの頼め!」

 

「本当!? じゃあ、ここからここまでをーー」

 

「あこ~? 世の中には限度っていうものがあるんだぞ~?」

 

「あはは……」

 

 口調は優しいもののガチなトーンのゆう兄と、それを見て苦笑いのつぐちん。

 

「冗談だって! パンケーキとココアでっ!」

 

「かしこまりましたっ」

 

「で、俺は何をしたらいいの?」

 

 注文を受けたつぐちんが下がってから本題に入るゆう兄。

 

「とりあえず、場所をどこか確保してほしいんだけど……あ、でも4人の予定を聞かなきゃ!」

 

「んじゃ、あこは感謝の気持ちをまとめておいてくれるかな? 場所の確保と4人の予定の確認はこっちでやるから」

 

「えっ!? いいの!?」

 

 それだとゆう兄の負担が大きいと思うんだけど……

 

「まぁ、気にするな。負担が大きいように見えて……」

 

 ゆう兄がスマホを弄りながら答えるとーー

 

 ピロリン ピロリン ピロリン

 

「わりとすぐ終わるんだこれが」

 

 ゆう兄のスマホが通知音を3回響かせる。

 

「燐子さん、リサさん、友希那さんはOKだとさ」

 

「はやっ!?」

 

「ちなみに姉さんも明日は予定がないから問題なし」

 

 まさかの紗夜さんの日程も確認ーーん!?

 

「明日!?」

 

「善は急げって言うでしょ?」

 

「お待たせしましたっ」

 

「早すぎるよー!?」

 

「へっ!?」

 

 ゆう兄に突っ込んだつもりだったのに、タイミングよくつぐちんが来てしまい、つぐちんは目を大きく見開いて驚いた。

 

「あ、ごめん。つぐちん」

 

「ううん。ごゆっくり」

 

 気にしてないよ、とつぐちんはお仕事に戻っていった。

 

「まぁ、とりあえず明日までになんとかまとめてくれるかな? それとも、そっちの方も手伝うか?」

 

「ううん。これはあこが決めたことだから!」

 

「そうかい」

 

 ゆう兄は目を細めて微笑んだ。

 

 ピロリン

 

「あ、場所も決まったわ」

 

 ……手伝い、お願いした方が良かったかな……

 

と、いうのが昨日の話でーー

 

 

 

「何でここ?」

 

 そこはGALAXYのスタジオだった。

不満げにゆう兄に視線を向けるとーー

 

「Σb( `・ω・´)グッ」

 

 サムズアップしてた。

確かに人目につかないけどさぁ……

 

「これもこれでアタシららしいけどね~☆」

 

「それであこ。話って?」

 

「何か伝えたいことがあるとか……」

 

「あこちゃん……聞かせてくれるかな?」

 

 お膳立てはした。ここからは俺はノータッチ、とでも言うようにゆう兄は壁にもたれかかる。

 

 

「友希那さん、紗夜さん、リサ姉、りんりん。今日はわざわざ来てくれてありがとう。

 実は、4人に気持ちを伝えたくて、手紙を書いてきました」

 

「「「「!!!」」」」

 

 まさに『驚いた』って顔をする4人。確かにあまり書いたことないから驚かれるのも分かるんだけどさぁ……そこまでかな?

 

『友希那さん、紗夜さん、リサ姉、りんりん。ご卒業おめでとうございます。

 こんな形で手紙を書くなんて、あまりないことなので形式が分からないけれど、そこは目をつぶってくれると嬉しいです。

 4人とRoseliaとして活動してから今日まで色々なことがありましたね。

 りんりんと2人で友希那さんのライブを見に行ったあの日。友希那さんの歌声に心を惹かれて、毎日のように友希那さんのところに売り込みに行って、紗夜さんに門前払いされて……あの時は正直紗夜さんが苦手でした』

 

 チラリと紗夜さんを見ると、怒っている様子はなく、驚いた顔をした後、苦笑いを浮かべていた。

 あの時は紗夜さんも余裕がなかったんだよね。

 

『断られて、りんりんとゆう兄に相談して、3人で色々考えて、リサ姉にも力を貸してもらったあの日。ゆう兄が友希那さんを煽った時は本当に驚きました』

 

 

 

「まだギターしか集まっていないんですよね?」

 

 

「リズム隊もいない状況、メンバー探しはしているけど、妥協したくない。でもこのままじゃあ、FWFに出場はおろか、オーディションすら受けられない」

 

 

「そもそも出場資格すらクリアできてませんしね?」

 

 

「さて、運のいいことに、『偶然』ここにフリーのドラマーがいるわけですし、どうでしょう? 1度演奏してもらうっていうのは」

 

「それであなたのお眼鏡にかなうようなら加入してもらう。ダメならスッパリと諦めてもらう。簡単なお話でしょう?」

 

 

 

 友希那さんとリサ姉、紗夜さんは懐かしむような目をしていた。

その話をりんりんにした時はりんりんも驚いていたっけ。

 一方でゆう兄は顔を両手で覆っていた。多分、ゆう兄の中では黒歴史なんだろうね。

 

『その後、リサ姉と一緒に加入して……りんりんも加入して、ようやくRoseliaとしての第一歩を踏み出しました』

 

 そう、りんりんがピアノ弾けるなんて知らなかったから驚いちゃった。でも、りんりんのかっこいいところをまた見つけられて嬉しかったなぁ。

 

『ただ、全部が全部楽しい思い出ばかりじゃありませんでした』

 

 友希那さんがF.W.Fに出場したいがためにバンドを組んだんじゃないか、って疑問を持ったり、紗夜さんと日菜ちーの確執だったり、お互いにギスギスして、解散手前までいったりもしたっけ……

 

『時には意見の食い違いで衝突したりしたけれど、それでも乗りこえてきました』

 

『それでも辛いときも楽しい時も一緒に過ごしてきました』

 

 一緒にNFOをプレイしたり、海に合宿に行ったり、プールにも行ったっけ。今年の合同文化祭もRoseliaとして出演したし……何より今年はF.W.F出場をして、去年の雪辱を果たせた。

 

『これからはみんなバラバラの道を進み、これまでのように会う機会が減ってくると思います』

 

 自然と手紙を持つ手に力が入り、視界が滲んで歪む。

 

(泣いちゃダメ! 泣かないって決めたんだから!! 妾は聖堕天使、あこ姫! 涙などいらぬ!!!)

 

『そ、それでも、あこにとって、Roseliaは……みんなは……いつまでも……かっこいい存在だから……!』

 

 泣くな! 泣くな! 

 

『だからみんな、ありがとう!! 大好き!!』

 

 最後の意地で笑顔を浮かべる。

友希那さんは泣いているのを隠そうと上を向いている。

紗夜さんはただただ静かに涙を流している。

 

「あこぉ~」

 

 リサ姉は泣きながら抱き締めてくれた。

 

「あこちゃん……」

 

 りんりんも同様に抱き締めてくれる。

ダメだ。涙が我慢できなくなる!

 

「リサ姉、りんりん! あこ、トイレっ!!」

 

 なんとか2人の拘束を振りほどいて部屋を出た。

 

 

 

 

「ティッシュ、いります?」

 

 あこが部屋を出てすすり泣きだけが支配する空気。それを壊すべく声をかける。

 

「もらえるかしら……」グスッ

 

「こっちも……」グスッ

 

 上を向いている友希那さんと、涙を拭っている姉さんにティッシュを渡すーーボックスで。

 

「リサさんと燐子さんも要ります? 一応1人1箱目安ですけど……」

 

「ちょうだい……」グスッ

 

「ありがとうございます……」グスッ

 

「夕輝、さすがにこれは聞いてないわよ……」グスッ

 

「安心してください。ここまでは俺も予想外です」ズビッ

 

 おかげで重度の花粉症かというレベルで俺も涙と鼻水が止まらない。

 

「友希那。こんな状態で歌える……?」グスッ

 

「最高のパフォーマンス、とは言い難いわね……」グスッ

 

「私も……スコアが見えません……」グスッ

 

「かといって、後日なんていきませんよ?」グスッ

 

「仕方ない。はいみんな深呼吸。吸って~」

 

「「「「すぅ~」」」」

 

「はいて~」

 

「「「「はぁ~」」」」

 

 俺の掛け声で全員で深呼吸して気持ちを落ち着かせる。

 

「落ち着きました?」

 

 俺の問いに全員が頷く。

 

「じゃあ、あこを呼んできますんで、チューニングお願いします」

 

 今回の集まり。まだまだ終わらない。

 

 

 

「あこ? 落ち着いた?」

 

 トイレで一通り泣いて、顔を洗って出ると、ゆう兄が待っていた。目を真っ赤にして。

 

「あそこまでとは思わなかったぞ」

 

 そう言いながらフェイスタオルを渡してくれた。

 

「ありがとう。泣かないって決めてたんだけどなぁ……」

 

「いやいや、偉い。で、早速で悪いんだがみんな待ってるから戻ろう?」

 

「うん……」

 

 ゆう兄の後に付いていく形で部屋まで戻る。

 

「お待たせしました~。1名ご案な~い」

 

「へっ!?」

 

 戻ると、みんな楽器をセットしてスタンバイしていた。

あれ? 今日、練習ーー

 

「あこ、そこに座ってちょうだい」

 

 友希那さんが指差した先には何の変哲もないパイプ椅子が1脚。

訳もわからず、言われた通り椅子に座ると、ゆう兄はドラムへーー

 

「あこ。先程は感動的な手紙をありがとう。お返しに私たちからは音楽をプレゼントするわ。RoseliaのRoseliaによるあこのためだけの単独ライブよ。味わいなさい」

 

(え!? どういうこと!?)

 

「まずはメンバー紹介。ギター、氷川紗夜!」

 

「『あこさん』、素敵なお手紙をありがとう。私たちもあなたに音楽で気持ちを伝えるわ」

 

「ベース、今井リサ!」

 

「あこ。かっこいいアタシたちを、しっかり目に焼きつけてね!」

 

「キーボード、白金燐子!」

 

「あこちゃん、私も大好きだよ……」

 

「臨時ドラム、氷川夕輝」

 

「あこには及ばないかもだけど、全力でやらせてもらうよ」

 

 パフォーマンスがわりにみんなが一言言ってくれる。

 

「そして我らがボーカル、湊友希那!」

 

「Roseliaは永久に不滅よ。例えみんなどこにいても……『FIRE BIRD』」

 

 

 

 

 

「あこ……あなたには謝らなきゃいけないことがあるの」

 

 演奏が終わり、友希那さんがおもむろに話し出す。

ゆう兄はそれを察知すると、部屋を出ていった。

つまり、友希那さんが話すことは、これからのRoseliaのこと……

自然と握った手に力が入り、喉が渇きを覚える。

 

「私たち4人で話し合って決めたことで、事後報告になってしまうのだけれど……」

 

 遂に来るべき時が来てしまった。いつかは来ると分かっていたけれど、この時が来なければいいとも思っていた。

 

(覚悟は決めていたけど、こんなに早くなくても……)

 

「F.W.Fの後に、とあるプロダクションの方が来たんだけど……」

 

 ……ん?

 

「『ウチからメジャーデビューしないか?』って言われたわ」

 

「え!?」

 

 初耳なんだけど!?

 

「それで、すぐにあなたを除いた4人で集まって相談したのだけれど、お断りしたわ」

 

「ど、どうして!?」

 

 友希那さんの、Roseliaとしての目標は『頂点になること』。だったらメジャーデビューすることはその一歩になるはず。

 

「私たちは卒業したけど、あこにはあと2年。学生生活が残っている。あなたは青春を謳歌して、高校をちゃんと卒業しなさい。それが私たち4人の意見よ」

 

「友希那さん!!」

 

「ただし、時間が合わなくても、自主練習はしっかりしなさい。いいわね?」

 

「はい!」

 

 あこたちはRoselia。5人で更なる高みを目指すーー

 

 

 

 

 

 

 




『Roselia卒業組+夕輝』


「あこに音楽でメッセージを送りたいと思うのだけれど?」

「いいと思います……」

「テーマは~?」

「そうですね……『1人じゃない』とかどうでしょう?」

「じゃあ、ぴったしの歌がーー」

「アレだね☆」

「「『ひとりじゃないんだから』」」

「Roseliaの曲じゃないわよ?」

「まぁ、やってみよ~☆」

Vo 彩→友希那

「声の圧が……」

「『よいしょ』の力強さよ……」

「……締めるわよ?」

Gt モカ→紗夜

「もう少し力抜いて~」

「モカってない」

「モカるとは……」

Kye つぐみ→燐子

「つぐってこ-!」

「つぐってこ-!」

「え、えっと……」

Ba リサ→リサ(まんま)

「今井さん、ずるくないですか!?」

「ずるくないずるくない」

Dr 花音→夕輝

「ふえぇ~……」(涙目)

「ちょっ……ポーズもやるの!?」

「内股で、膝軽く曲げて、手はこの辺りで……ふえぇ~」

※大爆笑のため練習中断


「これは……良くないわ」

「この曲はやめましょう」

「じゃあ、この曲なんてどうです?」

『キミがいなくちゃっ!』

「これは、ハロー、ハッピーワールドの……」

「テーマにはそっているかと……」

「じゃあ、やってみよ~☆」

Vo こころ→友希那

「こころはキレッキレなんだけど……」

「友希那は運動神経が……」

「……締めるわよ?」ゼェ、ゼェ

Ba はぐみ→リサ

「ここまでテンション高めのリサ先輩ってないかも」

「小学生の時はこんな感じだったわ」

「やめて~」

DJ 美咲→燐子

「燐子さん、本当にやるんですか!?」

「私だけやらないのもどうかと……」

(サイズ、大丈夫かな~?)

Gt 薫→紗夜

「やぁ、こっ、ここここ」

「鶏かな?」

「焼き鳥かな?」

「……焼き鳥、食べたい……」

「「えっ!?」」

「そうよ!『FIRE BIRD』にしましょう!」

「え?」

「悪くないね~☆」

「そうですね……」

「じゃあ、決まりってことでーー」

「待ってください! 夕輝がまだ!」

「あれ? ハロハピのドラムって……」

『松原花音』

「じゃあ、私が花音さんやるよぉ」

「「「「」」」」プルプル


「じゃあ、私がミッシェルに入るよぉ」

※大爆笑のため本日の練習、続行不可能




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