ゆるゆるだっていいじゃない   作:すたーだすと


原作:BanG Dream!
タグ:オリ主 キャラ崩壊
微笑みの鉄仮面と呼ばれる彼女がもし、ゆるゆるだったら?というだけの短編です

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注意事項 作者の知識はハーメルンの二次創作とwikiだけです。こんなの千聖さんじゃないと言われてもどうしようもありません

ただ単に怖くなくて可愛いだけの千聖さん小説があってもいいじゃないかという短絡的考えで書きました


ゆるゆるだっていいじゃない

物心ついた時には妹のような娘の面倒を見ていた。その娘は、幼い頃から芸能界で活動していたために住む世界が違うという奴もいたが、俺からしてみればただの女の子である。

訂正しよう。ただの女の子ではない。テレビでは微笑みの鉄仮面と不名誉なあだ名を付けられているが、彼女のプライベートを知っている人からすればゆるふわJKそのものであると言い切れる。彼女の親友である極度の方向音痴少女とその後輩にあたるブシドーハーフを纏めて花咲川ゆるふわ同盟と呼ばれることもあるそうだ。

 

さて、何故俺が冒頭からこのようなモノローグを垂れ流しているかといえば、現在進行形でゆるふわ同盟の一人にして、妹のように面倒をみてきた白鷺千聖その人がとてもテレビでは流せないようなゆるゆるな笑顔を浮かべて俺の膝の上に頭を置いているからである。俗にいう膝枕というものだが、これは本来女性が男性にしてあげることで好感度を上昇させるものであり、間違っても男性が女性に対して行うものではな(ry

 

「なんか難しそうなこと考えてないで頭なでてー」

 

「いや、おかしいのはお前の方だからな!?どこの世界にテレビで人気のJK女優がいきなり男の家に訪ねて来たかと思えば、ソファーに座っていた家主の息子に膝枕してもらう奴がいるんだよ!?」

 

「えー?だってここにいるじゃない。それにJK女優に膝枕できるなんてそうそうないんだからその幸福をかんじゅしなさーい」

 

「どんな理論だよ・・・」

 

そう何をかくそうこの白鷺千聖テレビの収録で疲れたり、ストレスが溜まって限界を超えると我が家に突撃訪問を慣行し、俺がいればゆるゆるになって甘えてくる。仮に俺がいない場合でも俺の部屋に侵入し勝手にベッドに潜り込んで寝ているという花の女子高生がそれでいいのか?疑問を持つ以外ありえない行動でリフレッシュする。今回は膝枕されながら撫でて貰うのが要求らしい

 

「お前ももう高2なんだからいい加減昔のノリで俺に甘えるの辞めたらどうだ?最近の女子高生らしくタピオカミルクティー片手にショッピングでもしてくればいいだろうに」

 

「いやよ面倒くさい。そもそもあのタピオカミルクティーは悪魔の飲み物よ?1つ500円以上する上にカロリーはとんでもなく高い。あんなものを飲むくらいなら素直に豚骨ラーメン食べにいくわ」

 

どうやら女優としてカロリーを気にする女子高としてタピオカミルクティーは許すことができない代物のようだ。その証拠に今までゆるゆるだった表情が鉄仮面を被ったかのような無表情になっている

 

「それにあなたに甘えるのを今さら辞める?それこそ無理な話ね」

 

そう言い切る彼女の表情は憂を帯びていて

 

「どこにいっても女優としての白鷺千聖を求められる私が唯一素の自分でいられるのは、家族と花音とイヴちゃん、そしてあなたの前だけだもの」

 

そしてどこか悲しそうだった。

 

「だからあなたにはわたしを甘やかすぎむがあるの。わかったらおみやげに買ってきたケーキをわたしにたべさせてー」

 

「っておい!?何今さっきまでしんみりした空気流しておいて一瞬でだらけモードに戻ってるんだよ!?さっきから突っ込んでばかりで疲れてきたけど言わせてもらうぞ!お前今までの演技だろ!?」

 

「ええそうよー。今じゃ私の素顔は学校でばれているもの。今さら取り繕っても無駄無駄」

 

とても良い笑顔で手を横に振るこのポンコツを今すぐ押し退けたい衝動に駆られる。休日にいきなり上がり込んできた挙句にこのようなやりとりをすれば誰だってそう思うだろう。いや、千聖のファンなら感涙を流しながら嬉々としてやるだろうが、俺はファンなどではない

 

「それに瑞樹が昔言ったんじゃない。【大変だったり辛かったりすれば何時でも俺のとこに来い。なんでもできる訳じゃないが、千聖が元気が出るまで一緒にいてやることはできる。俺にとっての千聖は、女優なんかじゃなくていつも一生懸命に目の前のことに取り組む1人の女の子なんだから】って」

 

「やめろー!?それはもう10年以上前の話だろ!?お前はいつまでその時の事を引き合いに出すんだよ!若気の至りってことで忘れてくださいお願いします!」

 

「いやよ。だって私にとってあの時のことは、いつまでも色褪せない大切な思い出なんだもの」

 

そう語る彼女の顔はゆるゆるだけど、笑っていて。そして幸せそうだった

 

 

 

ん?俺にとっての千聖はどういう存在なのかって?そんなもの今までのやりとりを見ていれば分かるだろ?

俺にとって白鷺千聖とは、いくつになっても手の掛かる妹のような存在で、日々努力を怠らない頑張りやな女の子だ

 




一応連載用の設定なども用意していますが、反響があれば書くという形で考えています。

予想以上にバンドリ小説が難しかったというのと、ブランクがありすぎて上手く書けなかったためです
ご了承下さい

一番の理由は、誰からも相手にされない作品を書くのは辛いというのがあるからですが・・・

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