─矛盾─   作:恋音

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3.セブルス

 

「おい、見てみろよシリウスー!上空から失礼しまーす」

「おやおやおやおや?これはこれはスリザリンのスネイプではございませんか?我が寮のコワルスキーと揃って何をしているのやら」

 

「っ、ポッターにブラック……。な、なんだよ」

 

 若干震える声でセブルスが赤いローブを着てふざけている2人を睨む。

 

「そんな姿すら可愛いとかセブルスなんなの?キレそう」

「勝手にキレてろ馬鹿」

「馬鹿って言った! セブルスが馬鹿って言った! 可愛い! ジェームズとシリウスには苦手意識あるのに迷いなく私を罵倒してくるそんな扱いも私にとってはご褒美です!」

 

 私に対しての扱いが雑過ぎて新たな扉を開きそうだわ。

 そう考えながら私は一呼吸置いた。

 

 天地を巡る魔力よ、お願いだからここに集まってから私の力となれ…──

 

「──上がれッ!」

 

 

 

 

 

「「ブハッ! やっぱり逃げた!」」

 

 ジェームズとシリウスが声を揃えて笑う。

 私の手の中に収まる筈だった箒はぽん、ぽん、と軽快なリズムで私から距離を取っている。

 

「なんで逃げるの! なんで!? 私渾身の力を込めて念じたよ!? うわぁん子供の頃から箒に乗れる貴族なんて墜落してしまえッ!」

 

 セブルス、顔を背けたって震えてるの分かってるからね。天使なら許す、笑っていいよ? 虚しくなるだけだけど! それで天使に笑顔が訪れるなら私は道化にでもなんにでもなろうじゃない!

 

「ミリー、キミってホント才能があるよ。まさか箒が逃げ出す程の才能だと思わなかったけど!」

「こりゃまた良質な驚きをくれるとはなァ、相棒」

「ね、相棒」

「この魂の双子、天文台からコードレスバンジーでもさせたくなる」

 

 あっという間に心の道という舗装されてない山道を爆走した双子(遠い親戚)はこうなる事が必然だったんと言わんばかりに気が合う。今や悪戯仕掛け人と名乗っていた。

 可愛らしい悪戯の矛先は大体スリザリンで、緑のローブの方々は『スネイプアイツらがまたやった!』と知り合いでもあり家系のカースト制度に無関係なセブルスに押し付けている。なるほど、こうすれば自然とセブルスと会話出来るんだなと目を剥いた。

 

「フーチせんせぇ!」

「セブルス・スネイプ、エミリー・コワルスキー」

 

 上がれ、と言ったセブルスはゴンッと額に箒が強打した。痛みに打ち震えているセブルスの姿を空中から大笑いしているのは誰よりも早く成功させたジェームズとそれに続いたシリウス。

 

 1年生のみ行われる飛行訓練。その監督教授であるロランダ・フーチ先生─別名マダム・フーチ─は鷹のような鋭い目を優しく下げて、私とセブルスの肩を優しく叩いて、優しく告げた。

 

「見学をしましょう。今は飛べなくても、いつかは飛べるようになります。学校の箒は扱いづらいので気を落とさないでください。それに姿くらましを習えば移動手段には困らないのですから」

 

 遠回しに言われた惨事を生まない内に大人しくしとけという牽制にちょっと泣きそうになった。そして厳しいと噂のフーチ先生に気を使われて本格的に泣きそうになった。いいもんエミリー魔法生物がいるもん。いつかドラゴンの背に乗って空を飛ぶもん。ヒッポグリフのリーフに乗せて貰うもん!

 

 

「癖があるって分かってるならなんで箒を買い換えないんですか」

「……伝統があるのですよ」

「安全に飛行する為には慣れることから始めないといけないですよね、マグル出身も受け入れる学校なんですから」

「…………伝統が」

 

「やめてやれコワルスキー、教師として買い換える金が無いとは言えないんだから」

「分かったよセブルス」

 

 フーチ先生は無言を貫く事にした。若干遠い目をしてるのが特徴的だ。

 

「お前、やっぱりアメリカ人だな」

「ハッキリ言うのがお国柄なのよ」

 

 アメリカとイギリスは似てるようで正反対。ぶっちゃけフレンドリーな関係はまず築けないと思っていい。

 

 私は全く、謙遜とか自嘲とか理解が出来ない。自分が出来ることを相手に紹介するのにどうして己を下にして話さないといけないのか。

 

 

 お国柄って難しいな。

 

「僕もはっきり言うのはあんまり好きじゃないが、一つだけはっきり言えることがある」

 

 見学の指示に従うことにした私たちは拙い様子でも飛行を繰り広げる同級生を尻目に壁際でお喋りに興じた。

 セブルスは空を見上げ忌々しいというような視線で例の双子を視界に捉えていた。

 

「──あいつらは腹が立つ」

「わかる」

 

 膝を抱え完全に目が据わった2人で、バレない箒の墜落事故を考えていた。イラッとくるもんな、あの自称双子。煽り顔とか腹立つもんな。

 

「サッカーボールぶつけるとか」

「……? サッカー? フットボールだろ?」

「あァ、こんな所に異国文化の壁が。この壁呪い殺してくれるわ……!」

「呪い、そうだ錯乱呪文を掛ければいい。僕らの歳で高度な闇の魔術を使えるだなんて思わないだろ?」

「ナイスアイディア! キミってホント最高! 私は変身術のマッチ棒も呪文学もぜーんぶ実技はうんともすんとも言わないの!」

「はは、大袈裟だな」

 

「お二人共、私の前で話してるんですからそれは計画だけにとどめておいてくださいね」

「「はーい!フーチ先生」」

「よろしい」

 

 良い子の返事をするとフーチ先生は生徒の方に向き直った。決して実行させまいと思っているのが私達2人から離れない。

 結構結構本気だったのかセブルスは小さな舌を打ちをして顔を背けた。

 

「なぁ、コワルスキー」

「どうしたの?」

「お前、確かグリフィンドールでリリーと同じ部屋だったよな」

「そうだよ、リリーとイヴァナ・ドイルっていう何でも爆発しちゃうアイランドの女の子と一緒。ほら、あそこで箒爆発させた」

「……なるほど、すごく濃いキャラしかいない部屋だということがわかった」

 

 フーチ先生が慌てて駆け寄る。青い目が素敵なイヴァナは、どんな授業でも、どんなものでも爆発させてしまう不思議な才能を持っていた。ウンともスンとも言わない私よりはずっとマシだ。

 

「……お前に」

 

 セブルスは小さな声で呟く。

 

「寮の垣根なんて無いという馬鹿だということはおそらく全学年に知れ渡っている」

「待って、私今褒められた?」

「そういうところ、僕はいいと思うよ。扱いやすくて」

「私に対して地味に当たりが強い、最高! 私に全く遠慮しないセブルスとか、私得過ぎてホグワーツに来れてよかったなぁって心からしみじみと思うよ」

 

 呆れた表情のセブルスが私をじっと見る。ハッハッハ、そんな目をされても、私にはご褒美になるだけだぞ!

 

「お前、スリザリンの上級生に嫌味を言われても全く気付かないどころか口説きにかかっただろ」

「だって、あの先輩たちかわいくない? 流石に嫌味を言ってることは分かってたよ、『銃社会の凶暴種』とかって。いやぁ、銃社会って魔法界でも有名なんだね」

「……それより前に言われていた『さすがクリフィンドール生ね』という嫌味に気付いてないだろ」

「あれ、褒められてるんじゃなかったの?」

「『傍迷惑の代名詞だ』って意味だよ、お前が全く気づかないから上級生が心を粉砕してはっきり言ったんじゃないか。スリザリン生は大概湾曲した物言いで相手をバカにするのが得意なのに」

 

 それセブルスにも言えることなんじゃ、と思ったけど私はいい子なので流石に口を噤んだ。

 砕くどころか粉砕させてしまったか……。

 

「コワルスキー。僕にたくさん話しかけてくれないか」

 

 膝に顔を埋めながらチラリとこちらを見るセブルスが流石に可愛いすぎてしんどい、叫びたい。えっ、これ素で話してるの? ハニートラップとかじゃなくて?

 私セブルスの両親に感謝したい。貢ぎたい。最早セブルスだけじゃなく彼の存在を世界に産み落とした両親に感謝の心を込めてチップ100%で支払うべき。

 

「現金、札束で受け取ってもらえるかな」

「どうしてそういう発想になるんだよ」

 

 頭が痛いと言った様子でセブルスはとても深いため息を吐いた。

 

「遠回しに言っても伝わらなければ、ハッキリ言っても誤変換。素直に頭大丈夫か?」

「辛辣過ぎて胸がときめく」

「変態」

 

 私の脳みそは昔から変わっていないので全くブレてくれない。これもアメリカ人のお国柄なんだよ!

 ……信じてくれなかった。はい、素直に言います私の性癖です。アメリカという大国なら戯言も黙認してくれると思ったんです。

 

「とりあえず、コワルスキーが話しかけてくれるなら同室のリリーとだって話しやすい」

「私という存在はホグワーツでどうなってるの?災害?」

「凄いじゃないか、自分の事をよく分かってるんだな!」

「おっと……ここまで大興奮したお褒めの言葉が飛び出てくるとは……。想定外だ」

 

 

 泣いてない。笑顔が可愛すぎて逆に嬉しい。

 

 

「おーいスネイプ! コワルスキー! 見てみろよ! 秘技、アクロバット飛行! はは、悔しけりゃ空に来てみろ!」

「スネイプ! ミリー! どうだった僕の華麗な飛行!残念だったね二人共……でも悔やむ事はないよ、なんてったって天才である僕が同じ学年にいるんだからどうしても飛べなくなるって!」

「撃ち落とす」

「やめろコワルスキーまともに杖を使えない人間が無闇に振るな、……──僕が撃ち落とす。バレたくないから罪を被ってくれ」

 

「Mr.スネイプ、Ms.コワルスキー」

「「何もしてません」」

 

 私達はクスクスと笑いあった。

 可愛いは世界を救うと信じて止まないエミリー・コワルスキー11歳。セブルスは天使、絶対異論は認めない。

 

 

 

 ==========

 

 

 

「あの馬鹿共に対して合法的に仕返しが出来る日が1ヶ月後に迫ってきた」

「ハロウィンね、ハロウィン」

 

 セブルスが私の目の前でそう告げる。

 可愛い子に目がない私はセブルスの手足、もちろん従いますとも、己の欲望に。

 

「僕はもうそろそろ我慢の限界だ」

「いつも悪戯の餌食だからねぇ」

 

 毎日と言っていいほどジェームズとシリウスに絡まれるセブルスは、苦手意識もあってかそう強く言い返せていない。そこに付け上がる悪戯仕掛け人の双子はここぞとばかりに絡んでいた。

 いじめとか悪戯と言うより弄っている様子なので私のエヴィルの出番は無い。アイツら無駄に賢いから私のアウトとセーフの見極めが上手かった。

 

 勉強出来る馬鹿な優等生は滅べばいいのに。

 

「ところでセブルス。私、その計画に関しては全くもって大賛成なんだけどさ」

「何が問題なんだ?」

「今この場所」

 

 私達はレイブンクロー寮3階の女子トイレ。嘆きのマートルが居るし、よく水をかけられるのでホグワーツでは誰も寄り付かない。むしろここへ向かう途中で忠告を受けたくらいだ。……あと、セブルスに2階に行くぞって言われたと思ったんだけど、向かった先が3階だったのでとち狂ったのかと思った。アメリカではイギリスの3階が2階です。

 

 余談だけどレイブンクローは他寮の談話室と違い、入るにはブロンズ色のワシの形をしたドアノッカーが出す問題に答えれば入れる。セブルス、キミって賢いんだね。

 

「嘆きのマートルの許可はとったよ」

「ついでにピーブズもね!」

 

 面白そう! と混ざったピーブズがワクワクしながら洗面台に腰掛ける。と言えど、ピーブズはポルターガイストなので物は触れないが。

 

「……まぁそれならいいか。ピーブズ、何かあったり人が近付いたら教えてよ、絶対ね!」

「任せてよ! あの悪戯仕掛け人相手にやらかそうだなんて面白いこと混ざるしかないんだモンな! あと赤と緑が結託のとか面白いに決まってるじゃーん!」

 

 親指を立ててド派手な色をしたピーブズが笑顔でそう言う。セブルスはよろしい、と言い返した。

 

「ピーブズは長年ホグワーツに住み着くだけある、話を聞くだけで面白いよ」

「セブルス・スネイプって強かだよネー! 頭でっかちのクソ真面目な奴かと思えば、こんな奴だもん」

「可愛いよね」

「かわ、えっ、これ可愛い?」

 

 ケラケラと笑うピーブズは楽しそうだ。流石混沌の生霊、アーガス・フィルチがカンカンに怒鳴りながら追い払う悪戯好きだ。

 

「私ピーブズは悪戯仕掛け人の味方するのかと思ってた」

「えー、あのさァ、悪戯仕掛ける側が悪戯されるの見てて楽しいじゃん? いーーーっつもしたり顔のドヤ顔で悪戯してるんだヨ?」

「分かる」

 

 ピーブズの言葉にセブルスが頷いた。

 ちょっと分かるぅ。

 

「あっ、そうそう。私は主に魔法生物の素材とか餌に使われてる物とかの調達係として呼ばれてるのかな?」

「うん、そうだ」

 

 セブルスが私にも頷く。

 しかし何故かフリーズして考え込んだあと小さな声で呟かれた言葉に私は未来を察した。

 

「……あと最近コワルスキーが居ないと、さ、寂しい」

「死にます」

 

 約束通りリリーを連れた時は必ず声をかけてるし、周りからのカモフラージュと銘打って天使に絡みたいが為にリリーが居ない時も話しかけに行ってるから、私は本当に幸せです。まさかこんな、こんな。嬉しすぎて泣きそう。可愛い。天使。

 

 馬鹿、と頭を叩かれて軌道修正する。私は正気に戻れと言われたことがない、なぜならずっと正気だからだ。

 

 

 

「ぶっちゃけ計画は全く無い。ここで悪戯のスペシャリストピーブズ氏の出番だ」

「おまかせください」

 

 ピーブズは恭しく帽子を取って貴族の礼をした。

 

「魔法薬学のスラグホーン先生が僕を気に入ってくれてるみたいだからガンガン利用するつもりだ」

「私もツテがあるからお金かけた薬品でも取り寄せられるよ」

「……? 伯父か?」

「ううん、それとは別。伯父さんには餌しか頼んでない。この前その同志にカメラ貰ってさ、その方の守備範囲私より広いから私以上彼以下の『可愛い子』の写真で買収しようと思って」

「どうせポッターとブラックを売るんだな?」

「正解」

 

 たまたま見つけた私の同志。彼も私の見た目が守備範囲内だし、私も彼の美しさに目を奪われているので需要と供給が成り立つ自家発電の仲だ。自撮り写真も入れておこう。

 ちなみにツンデレの婚約者がいるらしいので紹介してもらえる。その婚約者も同志だし、自家発電の間柄だ。

 

「セブルス魔法薬作るの得意だよね」

「え? あぁ」

「良かったら私と共同講座作らない? 魔法薬品研究とかしたいんだー。私の子達から出る素材とか売ればお金になるし、そこから費用に出来るから材料費とか賄えるし」

「良いな、それ! 賛成だ!」

 

 嬉しそうに目をキラキラさせてセブルスが喜ぶ。その姿を見れるだけで私はこの世に生を受けた事に意味を見い出せた。可愛い。

 セブルスはなんでも新しい事に胸踊るタイプだよね。自分で出来るという感覚が楽しくてたまらないみたい。

 

 あー、だから成績がいいのか。特に実技。魔法とかもそうだし、魔法薬学とかも。

 

「でも、なんでいきなり?」

「魔法生物にかかる病気を予防したり出来る限り軽減したり治してあげたい、それは可愛い子にも適用出来る」

「……魔法生物どれだけ好きなんだ」

「多分キミの闇の魔術愛以上には」

 

 なんと言っても一に魔法生物、二に魔法生物、三にも四にも魔法生物。多分父さんに『見合いするならどんな人がいい?』って聞かれても『魔法生物一択で』って答えるわ。

 可愛い子とは結婚したいけど信仰に近いから支え合うなら魔法生物がいい。魔法生物に恋してる。

 

「ごほんっ、では本題に入ろう。何を作るか考える必要がある」

「はーいスネイプ先生!」

「なんだねMs.コワルスキー」

 

 手を挙げて質問だとアピールするとノリノリのセブルス(可愛い)が私を名指しした。

 

「えっ、何その教師像可愛い」

「理想の教師像だ。厳しい姿が教師って感じがする」

「可愛い」

 

 威厳を見せる姿が可愛いけど、実際居たら絶対嫌われる先生ナンバーワンじゃん。頭カチ割ってどんな思考回路してんのか調べてみたいけど、可愛くないのにセブルスがやるとめちゃくちゃ可愛くなるのなんなの。死にそう。

 私スネイプ先生の教え子になりたかった。でも友人という立場を手放したくない私は世界で1番贅沢な悩みを抱えていると思う。

 

「それで質問なんだけど、あとピーブズにもね。コレ、7年間続ける?」

「「楽しそう!」」

「私はその一言で7年を生きる術を身に付けた」

「僕お前のポジティブで理想主義的な所好きだな」

「私はセブルスの悲観主義的な所大好きだよ」

「イギリス人の発音真似するのやめとけ、馬鹿みた…──馬鹿だったか」

「だってイギリス発音素敵なんだもん…」

「不愉快だ、グリフィンドール50点減点」

「凄い!圧倒的な私情でここまでの減点量!」

 

 グダグダと遊んでいたら大分時間が経ってしまった。私達はスイッチが入らないと集中出来ないらしい。

 とりあえず何をするかの計画だけ立て、話し合いは休み時間や放課後、実験は休日を使う事になった。

 

 

 帰り道、セブルスはポツリと腑に落ちた声で呟く。

 

 

「コワルスキーは前衛的で盲目的な馬鹿だから僕みたいな典型的なイギリス人と話せるんだが、イギリス人とアメリカ人の気が合わないのは知ってた。それと僕とポッターは驚く程気が合わない」

「お、おう」

「──アイツはアメリカ人だ」

 

 ジェームズ・ポッターは紛れもなくイギリス人なんだけど、セブルスがそれなら仕方ないという表情をしていたので最早種族が違うと判断したらしい。

 可哀想に、文化に慣れないんだな、と呟くから私の腹筋は限界を迎えて、翌日ジェームズの顔を見て医務室送りになった。

 

 セブルス・スネイプ、恐ろしい子……!


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