─矛盾─   作:恋音

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4-2.クィディッチワールドカップ

 

 

「印を送るのだ。昔の同胞を呼び寄せよ……」

 

「ナギニからの知らせだ。部屋の外に庭番の老いぼれマグルが居るそうだ。……そこをどけワームテール──歓迎申しあげねば」

 

 

 

 ==========

 

 

 夏休みの終わりごろ、魔法界ではイギリスだけじゃなく世界的に大盛り上がりを見せるお祭りが行われた。

 

「わ!皆〜。久しぶり」

「ハリー、貴方もしかして今年もまたミリの家に居るの?」

「よくやるよ、あんなのと一緒にいるなんてさ」

 

 クィディッチワールドカップ、というものだ。

 レギュラスは用事があるから居ないのだけど、ハリーとシリウスと一緒にアメリカからポートキーで会場までやって来ていたのだ。

 レギュラスとシリウスがわざわざやってきた理由は、このワールドカップに誘うためだったのだ。

 

 魔法族、一体どこに隠れていたんだという程の人数が集まっている。

 

「このテント、すっごいね」

「そうだろうとも……。ブラック家専用のテントだ」

 

 テントには拡張魔法が使われていた。

 黒を基調とした豪華な外観、内装も広々としていて、中にはジニーとハーマイオニーの他に、ロン、ネビル、アーサー、フレッド、ジョージがいた。

 

 嬉しそうに挨拶を交わす彼ら。

 

「いつも仲良しのメンツなんだろ?呼んでおいた」

「ありがとうシリウス!」

 

 ハリーの可愛らしい喜びの声に浄化されそうだ。

 

「ハリーはシリウスと一緒に来たんだね」

「そうなんだよ。ネビル、オーガスタさんは?」

「おばあちゃんは興味無いみたいでね」

「そうなんだ。シリウスは逆にうるさいくらいでさ、おかげで選手の名前全部言えそう」

「あはは!」

 

 するとジニーが私のそばまでやってきた。

 

「ミリ、大丈夫なの?」

「可愛い……」

「大丈夫そうね。そういえばエイモスさんっておじさんが、ミリのこと探してたよ」

「エイモスが……?」

 

「さっきまでセドリック達が居たんだ」

「そうそう、俺たちの同士の」

 

 私が見上げると、ジニーじゃなくて双子が私を見下ろしていた。

 

「やぁミリ、相変わらずポートキーは苦手か?」

「仕方ないな、そんなミリにこれをやるよ」

「「ズル休みスナック」」

「紫を食べると元気が出るんだ」

「ただし、オレンジを食べたあとじゃないと意味が無い」

「え?オレンジは何かって?」

「なんてことない、体調不良になるだけさ」

「……ありがとう」

 

 突っ込む気がわかなくて私は素直に受けとった。こんなのいたずら専門店にあったかな……。

 

「そういえばドラコは?」

 

 ハリーがキョロキョロと辺りを見回す仕草をすると、テントの入口から声が聞こえた。

 

「僕は魔法省の貴賓扱いなんだ。コーネリウス・ファッジ直々のご招待でね」

 

 ドラコの可愛い声だ。へへ、ここが天国。目が回る。

 

「ドラコ!」

「やぁポッター。君がテントに入っていくのを見て遊びに来たんだ」

「ルシウスさんもこんにちは」

「……こんにちは」

 

 ルシーが少し躊躇った様子で返事を返したような気がする。

 

「席がどこなのか分からないんだけど、きっと似たような場所で見てるよ」

「やった、ホグワーツで感想言い合おうよ」

 

 可愛い子供たちの仲良しを微笑ましい気持ちとはいでそうな胃の中というスペシャルブレンドで聞いていると、シリウスが私の背中を擦りながらルシーの顔を見た。

 

「ウィーズリーと喧嘩するなよ」

「あぁ、あそこの貧乏臭い男ですか。しませんよ、子供達同士は仲良いようですしね」

「ルシウス・マルフォイ!」

「おや、あちらは敵意剥き出しのようだ。どうしましょうかシリウス・ブラック様?」

「マルフォイ……」

 

 煽り散らかしているルシーが性格最高すぎてテンション上がってしまう。テンションと比例して胃液まで上がってきそう。

 

「今夜は子供たちをつれて、さっさと帰った方が良いかと思いますよ」

「なんだと……っ!」

「……せいぜい楽しむといい、今のうちに」

「──ルシウス!どういう」

「まぁまぁ、ウィーズリーもマルフォイもここでは一旦やめておけ。コワルスキーが吐きかねん」

 

 シリウスが喧嘩の仲裁に入るとか珍しすぎて涙が出てきそうだけど、その前に胃が出そうでヘルプサインを出す。

 

「ちょっと待って……私ほんとに、吐きそうだから、外いる……」

「近くにいろよ、絶対」

「私が支えましょう」

「ルシー愛してる……」

 

 世界的なお祭りなので、防衛の観点から一部の闇祓い以外は、ポートキーじゃ無ければ会場まで来れないのだ。

 おかげで気持ち悪くて仕方ない。

 

 ルシーが背中をさすってくれ、私は外の空気を吸うことが出来た。うーん、土埃。

 

「……私はこの後、別の場所に行きます」

「うん……」

「いいですか、絶対、誰かと一緒にいるように。出来ればハリー・ポッターと共に」

「言われず、とも……」

 

 『いい子ですね』と頭を撫でてくれたので、口からエクスペクトパトローナムが溢れた。愛。

 

 

 

 

 

 

 試合が始まる前、私たちはブラック家のために用意したブラック家専用特別貴賓席のボックスにいた。私の体調はすこぶる良好。

 ちなみに、別の場所とか言っておきながらルシーはこちらの貴賓席の真隣に居た。子供たちが最前列で楽しそうにお話している。私も混ざりたい所だけど、クィディッチ、ルールすら怪しいから……。

 

 その代わり、あとから来たパーシーが合流して、久しぶりの挨拶を交わした。

 

「やぁミリ」

「パーシー、元気そうね」

「ミリこそ」

 

 さっきまで死にかけだったのはかっこ悪いから言わないものとする。

 徐々に貴賓席は埋まってきて、シリウスが謁見を受ける王さまのように挨拶を交わし、ルシーやアーサーさんが続いて握手をしている。

 多分、貴族とか重要なポストに付いてる人が多いんだろうな。

 

 すると、挨拶にはコーネリウス・ファッジも現れた。

 

「あら、ファッジじゃない」

「相変わらずだねミリ」

「魔法大臣!!」

 

 パーシーはびっくりして頭を思いっきり下げたせいでメガネが割れた。

 

「やぁハリー、君も元気そうだね」

「お久しぶりです。おかげさまで、元気です。シリウスの釈放もありがとうございます」

「何、大したことはしてないさ。ハリーの為なら、なんてことはない」

 

 ファッジは、金の縁取りをした豪華な黒ビロードのローブを着た男性に声をかけた。連れがいたらしい。

 

「紹介しましょう、彼がハリー・ポッターです。ほら、ご存知でしょう、例のあの人から生き残った男の子で……」

 

 男性は『彼があの!?』と興奮したように声を上げた。

 

「なかなか通じないものだ……」

 

 ブルガリア語だった。シリウスが挨拶として握手を交わしている。

 

「こんにちは、今回はよろしく頼む」

「『貴方がシリウス・ブラックですか。名前はかねがね』」

「こちらの方はブルガリア魔法大臣閣下のオブランスク大臣──オバロンスクだったかな。まぁ、英語がわからんみたいで、こちらの言葉は伝わりはしないのだが……」

 

 ファッジの困り顔に私は思わず笑い出す。

 

「いやだわ、オブランスク小父様ったら意地悪な人。英語わかるくせに」

「へ?」

「ファッジ、この人英語分かるわよ?なんてったって、外国人が身振り手振り説明する姿を見るのが大好きな、困ったひとだもの」

 

 小父様は私の英語にギョッとした表情をした。

 

「コワルスキー……お前なぁ……」

「Ms.コワルスキー、どの繋がりですか、吐きなさい」

 

 シリウスが呆れ顔で、ルシーが肩を掴んで私と目を合わせた。

 

「えっと、まぁ、昔ルサールカを調べたりアストロノフ家にお邪魔しに行った時の帰りなんだけど」

「アストロノフ……?」

「アベル・スキャマンダーのお嫁さんの実家」

「あぁ、彼の」

「当時東ローマ帝国を調べたかったのもあって、ブルガリアで覚えたてのブルガリア語で色々調べてる時、ポートキーに詳しい人がいて。おかげで色々現地調査が出来て」

「なんかそのエピソード覚えがある……」

「それが彼、オブランスク小父様。意地悪い顔だけ覚えてた」

 

 シリウスが天を仰いだ。

 

「あーーーー。本当にさぁ、こいつさぁ」

 

「なんだ、つまりどういうことだ?」

「ファッジに簡単な説明すると、私の親戚にブルガリアの純血貴族がいて、ブルガリア魔法大臣にお世話になったことがある、ってこと」

「なん……だと……?アメリカだけじゃなくブルガリアまで気を回さねばならないのか……!?く、ミリ・コワルスキーは渡さないぞ」

 

 あら嬉しい。でもゴメンね、アメリカ人なの私。

 

「……ヴぁほう生物の少女?」

「覚えててくれて嬉しいわ!」

「いや、ドゥーして姿が……!?なに、ぅあ、あった!?」

「説明すると長くなるんだけど、短く言うと愛よ」

「愛……愛ならしかたない……」

 

 そうよ、仕方ないの。

 子供たちとファッジはちんぷんかんぷんだったけれど、ルシーとシシーとシリウスは互いに肩を叩きあっていた。シリウス、そこ変わって。

 

 

 

 

 

 私はクィディッチのルールをあまり分からないので、可愛い子ハンティングをしながら過ごした。

 ヴィーラにメロメロになっていたけれど、気付けば試合は終わっていた。ブルガリアのシーカーがスニッチを取ったけど、アイルランドの勝利になったらしい。よく分からない状態だ。

 

 ちなみにイギリスの皆が応援していたのはアイルランドチームの筈だったんだけど、テントに戻っても語っているのはブルガリアのシーカーのクラムって人のことばかりだ。

 

「クラムって最高、まるで鳥になって飛んでるみたいで、スポーツ選手ってより芸術家だよ」

「ロン、クラムに恋してるみたい」

 

 フレッドとジョージが盛り上がりも冷めず、歌ったりクラムの名前を連呼している。

 楽しそうなハリーも一緒に歌っている。

 

 外も興奮が覚めないのか、いまだに騒がしい。

 と、思ったら、外からシリウスが飛び込んできた。

 

「ハリー!コワルスキー!今すぐ逃げろ!」

「シリウス……っ」

「アーサー・ウィーズリー、子供たちの引率を頼む」

「待って、シリウスどういうこと」

 

 

死喰人(デスイーター)が集まっているんだ」

 

 テントの外に出ると、逃げ惑う人達がいた。

 

 夜空は赤と橙に染まり、黒煙が渦を巻く。あちこちのテントが燃え上がり、人々が必死に荷物を抱えて逃げていく。混乱の渦の中、仮面をつけた黒いローブの集団がゆっくりと進み、怯える群衆を追い立てていた。

 

 皆逃げ惑う。

 

死喰人(デスイーター)って、トムやオリオンさんが言ってた……!」

 

 ハリーの強ばる声を遮るように、シリウスが真剣な声で私の肩を握った。

 

「コワルスキー、俺は行く。だから、絶対に、死なないでくれ。頼む……。お願いだ」

「シリウス……」

「逃げるぞ!」

 

 シリウスの手が肩から離れ、黒いマントが炎に照らされてひるがえる。私は返事をする前に、人波に押され、ハリーの姿を見失った。

 

「ハリー!」

 

 ロンにハーマイオニーを頼み、ハリーを探し叫びながら駆け抜けると、人垣の中で倒れているハリーを見つけた。服は泥だらけで、胸のあたりには靴跡がくっきりと残っている。

 

「ハリー!」

 

 肩を揺すっても反応がない。私はスーツケースを取り出し、迷わず地面に置くと、その中へ飛び込んだ。

 

「クィレル!ハリーが気絶しちゃったの」

「なんだと」

「スーツケースそこら辺に置きっぱなしにしちゃったけど、多分燃えない、とは思う」

 

 慌てて駆け寄ってきたクィレルにハリーを託し、私は薬棚から気絶回復薬を探す。

 

 だが、クィレルが杖を振ると、ハリーは目を見開き、息を荒げながら上体を起こした。

 

「さ、最悪の寝覚めって感じ……っ!」

「ハリー!良かった」

 

 私が抱きつけば、ハリーはキョロキョロとみわたしてスーツケースの中だと気付く。

 

死喰人(デスイーター)達は!?」

「分からない。内側からは聞こえないけど、外側の音は一応聞こえなくは無いから、静かになったり名前を呼ばれたら出ようと思ってる。場所はスタジアムのそばよ。ハリーが倒れたの見て先にしまっちゃった……」

「しまっちゃった」

「というか外で何が起こっているんだ……?」

 

 混乱するクィレルに私とハリーで一生懸命説明した。

 

 説明を聞いたクィレルは、頭を抱える。

 あはは、抱えたってヴォルちゃんは居ないってば。

 

 はい、黙ります。不謹慎でした。

 傷抉っちゃってごめんね。

 

「私は一応死喰人(デスイーター)じゃないしそもそもこのスーツケースの外に出ることはほぼ無いから知らないが、何かしらの合図でいっせいに動いたのだろう」

「心当たりのある死喰人(デスイーター)って、誰かしら。あまり知らないのよね」

「えっと、レギュラスさんとルシウスさんは確定でしょ。腕にマーク付いてた」

「あ、あとはピーターもそうかしらね」

 

 セブルスも怪しいけど、一旦明言されてないから置いておこう。

 

「ピーターさんと言えばさ、僕今朝夢に出てきたよ」

「そうなの?」

 

 ピーターの夢見れるだなんて、幸せな目覚めだったのね。

 

「──夢の中のピーターさん、農夫っぽいおじいさんと狂気じみたおじさんと一緒にお茶会してた」

「どういうこと……?」

「多分おもてなししてたんだと思う」

「どういうこと……???」

 

 夢の中に付いてあーだこーだ言ったって無意味、よね?

 

 

 

 ==========

 

 

 

 静まり返った空間。こっそり、スーツケースから顔を出す。

 月か登っていて、ところどころ炎の跡が見える。

 

 煙たい空気で遠くまでよく見えない。

 

 けれど、薄暗い空に骸骨と蛇の光が点っていた。

 

「……人は?」

「シッ、気配はする」

「気配……?」

「まだ中にいて」

 

 階下からハリーの声がするけれど、野生の勘とも言えるものが背筋をチクチクと突き刺し、警戒を促しているを

 

「──ステューピファイ!」

「っ!!」

 

 赤い閃光が爆ぜた。私は慌てて頭を下げて避ける。

 

「貴様か!貴様が犯人だな!?」

 

「──やめろクラウチ!それは俺の友だ!」

「……シリウス」

「杖を下ろせ!」

「誰があれを出した!あの!空に浮かぶ!印を!」

 

 クラウチという可愛らしい名前なのにちょび髭のじじいが私に杖を向けてきた。興奮したように敵意を向けてくる。

 

「コワルスキー、無事か、無事だな?良かった、ハリーは」

「中にいる。落ち着いたら出すよ」

「良かった………」

「──正直に言え!」

 

 杖を喉元に向けて来るクラウチ。

 

「ちなみに、あれってなんだっけ?」

「闇の印!ヴォルデモートの!……むしろお前なんで知らないんだ?」

「初知り〜!」

 

 ケラケラと笑って見せれば、シリウスは頭痛を抱えたような顔をした。

 

「動く光を空に打ち上げるだなんて、とっても難しそうなことを考えるものだわ」

「そういう問題じゃないだろ」

 

 相も変わらず、クラウチは私の喉元に向かって杖を向けていた。

 

「──クラウチ。その杖を下ろせと、私は言ったぞ。誰に向かって杖を向けている」

 

 私を庇い、シリウスが前に出てとんでもなく低い声で警告を放つ。

 シリウスの手がかすかに震えている様な気がした。

 

「なーんか、シリウスがいたらあとはどうでもいいや。一安心って感じ」

 

 魔法省の人達なのだろう。彼らはシリウスの剣幕にたじろいで徐々に杖を下げた。

 

「コワルスキーに杖を向けるやつを、私は何人足りとも許さん」

「それは言い過ぎ」

 

 私がシリウスにチョップを放つと、魔法省側でも騒ぎがあった。

 

「──クラウチさん、杖が見つかりました」

 

 杖?

 

「あっ」

 

 シリウスの背中で見えないが、シリウスが小さく驚きの声を上げた。

 なになになになに、見せて見せて。

 

 シリウスを避けてクラウチの手元を見れば、見覚えのある、というか見覚えしかない杖があった。

 

「私の杖じゃん」

「──なんでだよ!!!」

 

 シリウスがひっくり返って私を見る。

 

「お前魔法使いだろ!?なんで杖無くしてんだよ!」

「いつの間に……」

「いつの間に、じゃねぇ!俺の苦労を返せこのバカ!」

 

 怒るシリウスからそっと視線を逸らす。ごめんって。ほら、そもそも未成年って魔法使えないじゃない?前世でホグワーツ生だった時も未成年で卒業ずらしてなかったし、なんなら実技使えなかったんだから、杖を携帯するという意識がなくったって、しかたないじゃない。

 

「この杖がお前のだと?」

「お前っていうのやめてよね。私ミリちゃんっていうの、よろしくね。ミリ・コワルスキーで覚えて」

「容疑者が名前を述べてくれるのは助かるな」

「助かるならお礼を言いなさいよ!ありがとうは!?」

「ありがとう」

「よろしい」

 

 私の杖を何度か調査したのか、結果が出たようで、クラウチは私をキッと睨みつけたを

 

「ミリ・コワルスキー!貴様の杖から闇の魔術を使用した形跡が発見された!至急取り調べを受けてもらおうか!」

「私が闇の魔術なんて高度な魔法を使えるわけがないでしょ!拳一択よ!」

「なんだと!?」

「実技劣等生舐めないでちょうだい!1、2年ならまだしも、3年レベルの魔法になったら途端に怪しくなってマクゴナガル先生に呆れられたんだから!私が出来るレベルの高い魔法は守護霊くらいよ!」

「貴様に出来るのであればな、使ってみろ!」

「上等よ、私の渾身のエクパトお見舞してあげるわ。まずハリーのことを思い返すだけで水漏れのように出てくるわ!」

「気持ち悪いな、お前」

「シリウス!あんたは敵なのか味方なのかちょっとハッキリしてくんない!?さりげなく私を傷付けに行くのやめて!」

 

 

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