戦姫絶唱シンフォギア 輝ける星の聖剣   作:茶久良丸

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今回もクリスちゃんいじめです。
あれ~、作者(茶久良丸)はクリスちゃんが一番好きなのにどうしてこうなった?
まぁそれは置いといて続きをどうぞ!


未来(明日)現在()の自分の行動で決まる

 昨日事だけど正直色々やらかしちゃった。

 

 まず初めのやらかしとしてあの白い鎧の子。本当はある程度攻撃して戦意喪失させてから色々話を聞きたかったんだけど加減間違えておもっきし無言の腹パンしちゃった。まさか過呼吸するほど深めに入るなんて想像してなかった。

 

 続いて青色の子。白い鎧の子を殴った後、心配になって近づこうとしたらいきなり月牙◯衝ぽいのブッパしてきてマジでビビった。[直感]スキルで何とか踏み止まったけどあのまま進んでいたら確実に当たってたよね?そんで手出し無用とか言ってきてメッチャ睨んできたけど何か目の奥に覚悟の様なモノを感じてもしかしたらこの状況を何とかしてくれるかもなんて希望的観測して離れたけどまさかあんな自爆技するなんて…。

 

 そして一番のやらかしはオレンジ色の子に対してだ。正直あんな言い方するつもりは無かった。単に

「もし戦うのが怖くなったなら私がやるから戦うのを止めてもいい」って言おうとしただけなのに私の口下手とセイバー口調のお陰でかなり厳しい言い方になっちゃった。

 

 てか何が「貴女にその様な覚悟はありますか?」だよ…。

 なんで上から目線?覚悟うんぬん言う前に私が覚悟あるかどうかだよ。あの青色の子は文字通り命懸けの覚悟をしてたってのに、あのオレンジ色の子だって少なからず覚悟みたいなのはしてたはずなのに。

 

 対して私はどうだ?日夜[直感]スキルが教えてくれるノイズの出現とその被害、そこに住む人達の助けを呼ぶ声に脅迫概念を覚えて仕方なくって建前で戦っていた様なものだ。覚悟も何もないやれるからやってたそれだけだ。私なんかより彼女達の方がよっぽど立派だ。大層に説教なんて出来る訳が無い。

 

 あーヤバイ自己嫌悪でマジで消えて無くなりたい。チーズ蒸しパンになりたい。

 

 だがそんな私の思いとは裏腹に時間は前にしか進まないのである。

 

「…そろそろバイトですね」

 

 ふて寝を決め込んでいたベッドから起き上がり玄関に向かう私。この時間は他の事は考えず仕事の事だけ考えられるから気楽だ。

 

 そんなことを考えた私は自分を卑怯者と罵った。

 

━━━━━━━━━━

 

 それからしばらく、不気味な程ノイズの出現はなかった。アレだけ連日連夜出てたのに急に静かになるなんてやっぱりあの白い鎧の子がノイズを操ってたからなのかな?今は多分青色の子の自爆技でのダメージが残ってるから回復するまで動けないとか?それとも嵐の前の静けさとか?いずれにしても出てこないならそれに越したことはない。店長に言ってバイトの時間もうちょっと長くして貰おうかな?

 

 で、やっぱり回収されるフラグ。

 

 何日かぶりに[直感]スキルがノイズの出現を予感させた。う~ん、やっぱり行動前に説明口調でいるとフラグは回収されるのか?

 

 んなくだらない事を考えながら私は第二霊基になりその上にレインコートを着込み、[騎士王の宝財(ゲート・オブ・キャメロット)]から[約束された勝利の剣(エクスカリバー)]と[ギネヴィアの隠れ布(ハイド・オブ・ギネヴィア)]を取り出し現場に向かう。ただ今回ちょっと現場が遠いらしい…。今までサーヴァントの身体能力を使ってビルからビルに飛んで渡ってたけどこれ見た目以上にキツい。やっぱり何かしら移動手段が必要なのかな?

 

━━━━━━━━━━

 

 フィーネから完全聖遺物[デュランダル]の強奪を指示されたアタシは移送中を狙って[ソロモンの杖]でノイズを呼び出し襲撃させることに成功する。

 その後、例の融合症例が迎撃に出てきたので相手をしていたら[デュランダル]が起動状態になっていた。どうやら融合症例の歌で起動したらしい。アタシですら[ソロモンの杖]を起動するのに相当苦労したってのに…。そんな劣等感を感じながらも目標の奪取すべく手を伸ばしたのだがそれを融合症例に邪魔され逆に[デュランダル]を取られてしまう。

 

 そこから融合症例の様子がおかしくなった。

 

 [デュランダル]から神々しい黄金の光が放つと同時に融合症例の全身が真っ黒に染まり目も充血とは違う目その物が真っ赤に染まったようになった。まるで獣だ。理性の枷から抜けた本能の獣そのモノだ。

 

「■■■■■■■■■■!!!」

 

 およそ人間の上げる声とは思えない絶叫と共に私に向かって[デュランダル]を振りかぶる融合症例。

 アタシは命惜しさと同時に任務えの遂行と言う二つの考えに葛藤が生まれる。こんなとこで死ねない、まだ何も成し遂げてないのだから。だがこれ以上の任務の失敗はフィーネの失望に繋がる。フィーネとの縁を失いたくない。だからだろうほぼ間近にまで迫っていた[デュランダル]に気付かなかった。

 避けることができない事を悟ったアタシは一か八か[ネフシュタンの鎧]の再生能力に賭けガードの態勢を取る。

 たが不意に[デュランダル]が接近が止まる。

 何事かと思い見てみると。[デュランダル]が何か(・・)によって止められていた。やがて[デュランダル]による衝撃波で発生した突風によってそれの正体が分かった。突風は何か(・・)の被っていたモノを吹き飛ばしその正体を露見させた。

 

「な…て、テメェは!?」

 

 そこにはあの時の都市伝説野郎(セイバー)がいた。ソイツは透明な何か(約束された勝利の剣)を使って[デュランダル]と鍔迫り合いをしていた。

 

「はぁぁぁ!!」

 

 都市伝説野郎(セイバー)は叫びと同時に[デュランダル]を弾き飛ばした。

 

「下がりなさい!アレ(デュランダル)は貴女の手に負えない!!」

 

 そうアタシに言い放つと都市伝説野郎(セイバー)はあの時と同じ高速移動(魔力放出)を使って融合症例との間合いを詰める。そして至近距離でまた鍔迫り合いをする。アタシは反論しようとしたが都市伝説野郎(セイバー)に言われた言葉が妙に心地良いと感じ迷った末、少し離れることにした。

 

「落ち着きなさい!貴女はその剣の力に飲まれている!」

「■■■■■■■■■■!!!」

 

 都市伝説野郎(セイバー)はそう言って説得しようとしてるが、融合症例はそれを無視して再び[デュランダル]を振り上げる。都市伝説野郎は苦い顔をしながら手にしていた透明な何か(約束された勝利の剣)を振り上げた事でがら空きとなった融合症例の腹に叩き込んだ。

 

 ドボッウ!

 

 まるで重い鈍器に殴られた様な音と共に融合症例の体がくの字に折れ曲がる。都市伝説野郎はそれに畳み掛けるように今度は右肩に透明な何か(約束された勝利の剣)を振りかぶりそのまま融合症例の左首筋に向かってそれを振り下ろした。

 

 バジャン!

 

 首筋に叩き込まれたそれによって融合症例はそのまま地面に倒れ伏す。その際[デュランダル]を手放したらしく全身の黒いのが無くなっていくのが分かる。

 融合症例を無力化した後、都市伝説野郎(セイバー)はアタシを見てきた。アタシは状況の悪さからこの場を退くことにした。

 アタシは困惑した、あの融合症例がデュランダルを起動できた事、あの都市伝説野郎(セイバー)がアタシを助けた事、そしてアタシがアイツ(都市伝説野郎)の命令に素直に従ってしまった事。あの状況で多くの事が起こりすぎて処理が追い付かない。

 

「畜生…」

 

 ただ真っ先に思い立ったのがフィーネのアタシに対する信頼の低下だ。目に見えた未来があるのにそれをどうにも出来ない事実だけがアタシを惨めにした。

 

 

 




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セイバーのステータス表作るべき?

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