最近暑いですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
自分は冷房の効きすぎた塾と灼熱のコンクリートジャングルを行き来する生活を続けております。
突然ですが、あなたは献血に行ったことがありますか?
一度も行ったことのないという人も多いのではないでしょうか。(以下数行いかがでしたかブログになります)
そもそも献血とは。
献血とは、病気の治療や手術などで輸血を必要としている患者さんのために、健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアです。
血液は、栄養や酸素の運搬、免疫など人間の生命を維持するために不可欠です。現在、血液の機能を完全に代替できる手段はないため、医療において輸血は欠かすことができない治療法となっています。皆さまの献血が輸血医療を支えています。
輸血用血液製剤の多くは、不慮の事故等に伴うものではなく、がん(悪性新生物)の患者さんの治療に使用されています。
「はたらく細胞」を観た人には伝わりやすいですね。あの時あの身体や赤血球たちが助かったのは献血のお陰というわけです。
基本的に献血は足りていません。そのため献血へ行くとたいていすごく感謝されます。
さて、自分が献血に行くのはこれで2回目です。1回目は身分証明書(学生証)を持っていかなかったのでいろいろバタバタしましたが、結局受けられました。
献血というのは思ったよりも悪くなかったので、そのうちまた行こうと思っていたところ、夏期講習の合間に3時間ほど暇ができたのです。
献血ルームに入ると、優しそうなスタッフさんに迎えられます。前回はここで「身分を証明できるものはありますか?」「あっ……」ということになりましたが、今回は大丈夫。
スッ!と学生証を差し出します。
「前回登録した暗証番号をこのボタンに押してください」
「あっ……」
いえ、大丈夫です。右手中指の静脈(だったっけ)を前回測っていたので、それで証明できました。
というか生年月日とかペットの命日とかの思い当たる番号は全部ハズレだったんですが、一体自分は前回何を入力したんでしょうか。
話を戻しましょう。
献血を受ける人は、いくつかの項目をクリアする必要があります。
例えば、
・3日以内に出血を伴う歯科治療(抜歯、歯石除去等)を受けていないか
・4週間以内に海外から帰国(入国)していないか
・1ヶ月以内にピアスの穴を開けていないか
など。献血ルームにて二重にチェックをします(プライバシーは守られます)。
ちなみに、エイズの血液検査なんかはできません。
そういった場合は専門機関へ。
献血が可能とわかったら、次は血圧と脈拍を測ります。
温泉によく置いてあるあの機器で最高血圧と最低血圧、そして脈拍を測定。医師の方から簡単な説明を受けた後、血液の濃さを見ます。
ここで1回目の注射です。
両腕の肘の裏の血管を見て「どちらの腕で献血するか」を決め、「その反対の腕」で血液検査をします。
やはり刺す直前は少し怖いですが、やってみると思ったほどの痛みではないですね。足つった時のが5倍くらいキツいです。
そこまでクリアしたらあとは献血をするのみです。
献血ルームには、紙コップを取り出すタイプの自販機が設置してあります。自分の行った献血ルームだけかはわかりませんが、無料でいくらでも飲めます。
またお菓子も置いてあります。チーズおかき美味しい。
これらを食べながら献血の順番が回ってくるのを待ちます。マンガもあったのでエヴァンゲリオンの1巻を読みました。シンジの初出撃で2巻まで行くんですね。思ったより長い。
ちょうどエヴァが暴走し始めたところで順番が回ってきました。いよいよ献血です。
献血は歯医者の背中が倒れる椅子のような器具の上に寝て行います。個別にテレビがついていて、好きにチャンネルを変えられます。いないいないばあ見てました。
ここで2回目の注射です。さっきよりも太い針ですが、最初「あっ痛いな」と思ったら後はそう大したことはないです。
貧血防止に足の軽いストレッチをしながら、献血が終わるのを待ちます。うーたんが踊るのを眺めます。どうでもいいですけどいないいないばあのボールをいろんなところに持っていくコーナー好きだったんですよね。今もやってるかなあ。
献血は意外と早く終わります。しばらくリストバンドをつけて待った後、外します。ここで記念品が貰えます。
今回はクリアファイルとハーゲンダッツでした。久しぶりにハーゲンダッツのストロベリー食べた。やっぱり美味しい。
スタッフさんたちは優しくて、いくらでもいていいて言ってくれましたが、次の講習があるので1時間ほどダラダラした後帰りました。
献血と聞いて、あなたはもしかしたら面倒、痛いといったイメージを抱くかもしれません。
しかし、意外と面倒でも痛いものでもありませんよ。
タダでジュース飲みたいとか、冷房の聞いた部屋でダラダラしたいとか、どういう理由でも誰かの助けになることは変わりません。
一回行ってみると、印象も変わります。是非。