ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~目覚めるその魂~   作:シエロティエラ

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ベルのヒロインや、メインキャラとならない傍観キャラなどの紹介をこちらに記載します。


設定2 サブキャラ枠

 

 

【ロキ】

 英雄級の冒険者を多数抱え、迷宮都市「オラリオ」に置いてもトップクラスの探索系ファミリア【ロキ・ファミリア】の主神。何故かえせ関西弁で話す。

 普段は飄々とした物腰である。しかし不審な物事や策動、陰謀や暗闘などのキナ臭い話にも目鼻が鋭く利き、アギトの話を耳にしたときは、警戒するような言葉を紡いでいた。心根はひょうきんもので真意を悟らせないが、自身のファミリアの子供たちへの愛情は強い。

 アギトに関しては静観を主とする中立派。警戒する理由としては、アギトの力が神をも殺し得るものであるため。自身や自分のファミリアに牙をむく時は、天界送還のリスクを犯してでも戦う心算。

 原典は恐らく北欧神話の「終わらせるもの」。神々の敵であるヨトゥンの血を引いている。巨人の血を引きながらもオーディンの義兄弟となってアースガルズに住む。本家では性別が男性だが変身術を有しており、女性に化けたりもする。

 神話の三匹の有名な怪物は彼の子供であり、それぞれ大蛇ヨルムンガンド(大地の杖)、狼フェンリル(地を揺らすもの)、冥界の支配者ヘル(秘密にする)である。因みにオーディンの愛馬として有名なスレイブニールは、ロキが雌馬に化けて魔法の馬スヴァジルファリとの間にもうけた馬である。

 怪物祭(モンスターフィリア)において変身後のベルを見るが、力を制御していると判断し、静観の意思を示す。

 

 

 

 

【ソーマ】

 ソーマ・ファミリア主神。長い前髪で眼が隠れた少年の姿をした男神。

 人以下の力でありながら、飲んだ者を魅了する神酒ソーマを作ることができるが、神酒造りにしか興味がなく、他の神々との親交も全くなく、ファミリアの運営にも全く興味を失った。

 本作では、所属団員たちは我先に報償の神酒を得るために他者を蹴落とす荒くれ者と化していたために、ヒトに愛想をつかしたことになっている。

 原作とは順序が異なり、リリの脱退と説得が早まったことにより、ヒトに再び興味を持つ時期も早まった。今まで酒造以外をないがしろにしてきたことを反省し、自らのファミリアを改善し、また巣立っていったリリも見守っていく姿勢を示した。

 アギトに関してはロキ同様中立を貫いており、自らの酒造りを邪魔したり、それ以外にも「世界の理」に抵触しない限りは、静観を貫く構えでいる。

 元ネタはおそらく、インド神話に登場する神々の飲み物。神話では祭事につかう一種の興奮飲料とされており、酒とは明記されていない。

 この飲料を人が飲むと、栄養と活力を与え、寿命を延ばし、霊感をもたらす霊薬とされている。『リグ・ヴェーダ』第9巻全体がソーマ讃歌であり、非常に重要であることが伺える。

 ヒンドゥー教では月が神々の酒盃と見なされたためにソーマは月の神とも考えられ、ナヴァグラハの1柱である光と月の神チャンドラと同一視されることもある。

 

 

最初のルートのヒロイン①

  • アイズ・ヴァレンシュタイン
  • ヘスティア
  • リリルカ・アーデ
  • リュー・リオン
  • レフィーヤ・ウィリディス

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