お前のハーレムをぶっ壊す   作:バリ茶

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決着の時

「うぅ~、さっむ」

 

 寒風吹き荒れる曇天の下、コンビニで買ったおでんを片手に美咲家へと向かう。

 冬休みに入ってからそろそろ一週間だが、ほぼ毎日のように俺は美咲と遊んでいた。今回みたいに美咲の家にお邪魔したり、逆に美咲が俺の家に訪れたり、ゲームセンターまで遊びに行ったりと日によってさまざまだ。

 

「……んっ?」

 

 ようやく美咲家が見えてきてホッと一息つくと、不思議なものが見えてきた。

 

 派手に美咲家の玄関が開かれ、そこからトレーニングウェアに身を包んだ小春と美咲の弟が出てきた。

 多分運動か何かなのでそこまでは至って普通なのだが、どうも小春の様子がおかしい。

 

 

「ららららー♪ ドゥンドゥンドゥン♪ ウィンウィンウィンー、たったらー♪」

 

 

 見て分かる通り正気ではない。こわい。

 

「あ、あの、小春さん? 大丈夫ですか? 体調が悪いんだったら……」

 

「なんのこれしき全然平気! 走ろう走ろうさぁ走ろう! 走って動けば欲望消滅煩悩滅殺! 爆走お散歩レッツゴー!!」

 

 勢いよく捲し立てた小春に急かされる形で、朝陽君は彼女と共にジョギングを始めた。

 あまり早すぎず丁度いいペースで美咲家を離れていくその二人を見れば、彼らが普段からあぁいった運動をしていたのだと察せる。

 

 

「……いや、重症だろ」

 

 

 呆れつつ俺は美咲家へとお邪魔していった。

 

 彼女のアレには心辺りがある。冬期休暇前に俺が美咲の家に泊まった前日のことだが、あの日美咲は『小春たちには我慢をさせる』といった意志を俺に伝えていた。勿論乱れた生活に怒った俺への配慮もあるのだろうが、それ以前に美咲が自分の時間を作る為に。

 

 一体どういう方法であの性欲旺盛三姉妹(トライスクワッド)を納得……というより黙らせたのかは知らないが、小春の様子を見るにかなり強引な手を使ったのだろう。さっきの小春は自粛というより何かに押さえつけられている雰囲気だった。

 

 

「やぁ呉原くん。夜なら自分の部屋にいるよ」

 

「あ、お邪魔します」

 

 リビングで掃除をしていた美咲の父親に軽く会釈し、階段を上って美咲の部屋へ。

 

 程なくして到着した彼の部屋のドアを開けると、美咲はリアの姿でコントローラを握り締めてテレビ画面とにらめっこしていた。

 

「おかえり! おでんサンキュ!」

 

 顔を此方に向けず言葉だけで反応する美咲。どうやら格闘ゲームのネット対戦中ゆえに手が離させないらしい。

 

「なぁ、美咲?」

 

「あん! なんですかい!」

 

 ガチャガチャとスティックを動かして小刻みにボタンを叩いて離して。そんな彼に構わず俺は言葉を続ける。

 

「何か小春、変だったけど……アレ大丈夫か?」

 

「へーきへーき! 平気だから! 今は待って──あ゛ぁっ!」

 

 画面にはでかでかとYOU LOSEの文字が。俺のせいで集中力が切れて負けたのだと言いたげな目で俺の方を向く美咲を見て、流石に少し申し訳なくなった。

 

 

「はぁー……なぁ呉原。俺、ほぼ毎日休むことなくあいつらの相手してたんだ。それこそ腰が痛くて動けなくなるくらい」

 

「そりゃあ、まぁ、お疲れ様って感じだ」

 

 嫌味は感じない。目の前の美咲からはただただ『苦労』の二文字が伝わってくる。

 

「あの三人だって俺の事情を優先してくれてもいい筈だろ? 今のレン達のアレは淫紋でも何でもないし、本当にただの我が儘なんだから、我慢だって普通に出来るはずだ」

 

「そだな」

 

 プクーと頬を膨らませる美咲。確かに付き合わされてる美咲の気持ちを考えれば、あの三人は我慢できて当然だ。なんせほぼ毎日、俺に愚痴る程にまでされているのだから、それでも満足できないと開き直られたら流石の美咲でも怒るだろう。

 

「ほら、そんなことよりゲームしようぜ!」

 

「おう」

 

 おそらく一時的に性の呪縛から解放されたいのであろう美咲は、切り替えて俺にコントローラを渡してきた。

 何はともあれ、こいつのストレス発散になるのであれば俺も快く手伝ってやろう。

 

 

 

★  ★  ★  ★  ★

 

 

 

 冬休みに入ってから約二週間。あともう少しすれば年を跨いで年始だ。

 

 そんな折、両親は年末二人で旅行に行き、更に姉も大学の友達と年末を過ごす──とのことで、まるでライトノベルかギャルゲーの主人公の様に都合良く俺以外誰もいなくなった家には、相変わらずリアの姿をした美咲が滞在していた。

 

 年末は俺も美咲家にお邪魔することになっているので、今日はゲームや着替えなどを準備する日だ。美咲はわざわざ迎えに来てくれたらしい。

 

「呉原ー、お前何時からウチに来るんだっけ?」

 

 部屋でバッグに荷物を詰めていると、いつの間にかエプロンを装着したリアが部屋のドア付近に立っていた。

 

「夕方かな。時間指定の郵便がその前に来るから、それまでは家にいるよ」

 

「ふーん。じゃ、俺も一緒に待ってるよ。………ということでお昼ご飯は俺が作ってやろう」

 

「……お前、ここんとこ毎日ウチで昼飯作ってくれてるよな。通い妻かよ」

 

「そうそう通い───へっ!? ばっ、バカ! 変なこと言うな!」

 

 俺の言葉を受けた美咲は分かりやすいツンデレヒロインの如く、赤面してバタバタとリビングへと戻っていく。そういうところだぞお前。

 

 

 最近はこうやって美咲をからかうのも楽しい──なんて考えて荷物を詰めていた、そんな時。

 

 

 

「ウウウウゥゥオォォォォォォォォォッ!!!」

 

「ルクラ様ッ! お待ちになって!!」

 

 

 

 ……窓の外から奇声が耳に飛び込んで来た。

 

「なんだよ……」

 

 既に予想は付いているものの、一応の確認の為に窓から外を見てみた。

 

 そこには小春と同じくトレーニングウェアで、しかし彼女とは違って全力疾走で住宅街を駆けるルクラと、それを必死になって追いかける真岡の姿があった。

 

「あーははっはははは! たーのしーっ! ほら従者、狩りごっこなんだから私を捕まえてくれないと!」

 

 その目は狂気に染まっていた。まるでタガが外れたかのように大笑いしながら高速で足を動かしている。

 

「る、ルクラっ、様っ……はぁ゛っ、はぁ……! ちょ、ちょっと休憩を……」

 

「ダメ! 止まったらダメ! 動くのを止めたらムラムラが──ああああぁぁぁぁうわああぁぁぁぁぁ!!!」

 

「まってぇ……! 体力どうなってんのよ、もう……!」

 

 

 あっちもあっちで大変なんだなぁ、なんて思いつつ俺はリビングへと移動した。

 そこにはルクラの死ぬ気の禁欲など露ほども知らない少女が、鼻歌を歌いながらチャーハンを作る姿があったのだった。

 

 

 

★  ★  ★  ★  ★

 

 

 

 年を越して年始の三日目くらい。

 

 俺は不思議な光景を目の当たりにして恐怖していた。

 

 場所は美咲の部屋。床にオセロの盤を置いた状態で、レンと小春が対峙していて審判をルクラが勤めている──のだが。

 

 

「まず私がリアちゃんと最初に約束したから必然的に最初の順番は私からになる訳だけどそこはお兄ちゃんもルクラちゃんも焦らないで聞いて欲しくてトップバッターの私がリアちゃんに電気を少々与えることで脳を揺さぶって一時的にまともな思考回路を奪っておくことにしたんだけど」

 

「ちょっと待ってルクラも落ち着いていいかな小春お前は今朝陽君が変身しないと能力を使えない筈だけどそこはどうするのまさか彼にも協力を仰ぐことはできないし万が一朝陽君に協力させたことが明るみに出たらその時はオレたちまとめてリアに殺されることになるけどそこの算段はついてるのか聞きたい」

 

「聞いてお兄ちゃん実は私変身する度に少量の電気をアクセスウォッチに蓄電していたのそれを使えば普段通りとまではいかないけど少しなら能力を使えるんだもちろん戦いに使えるような電力は出ないけどリアちゃんの思考回路をえっちな方向に切り替える程度の電力ならあるからそれを使用してリアちゃんを『そういう』モードにしてからが本題」

 

「私の予想では海夜小春の電気でリア(アイリ)の警戒を解いてから様々な手段を用いて彼女たちを私たち無しではダメになってしまう程の快楽漬けにしてやろうという作戦に聞こえるのだがそれで間違いはないかそれなら私も大いに賛成だ」

 

 

 聞こえてるんだよ全部。こえぇよバカ共。オセロやるフリして作戦会議とか極端すぎるしすぐバレるっつーの。

 

 にしてもヤバいなコイツら。俺には分からんけどこの三人にとってあれからの三週間は地獄すら生ぬるい過酷な状況だったのかもしれん。

 

 だって基本的に善性のコイツらが悪役染みた思考に陥るまで追いつめられてるからね。思考が書き換わってるからね、ヤバいね。

 

「「「ふふふふ………」」」

 

 三人揃って血走った眼で怪しく笑っている。小声でブツブツいいながらオセロを打つその姿は一種の儀式だ。

 

 

 ……どうするかなぁ、これ。

 いやまぁ、元を辿れば俺の言葉で美咲が『我慢』を思いついたんだけど、我慢以前のあのままの状況を放置するのも良くなかったと思うし……でも、そもそも本来は俺が関わるべき事態ではない気もする。

 

 確かに深入りをするべきではないけど、助言しといて傍観するだけってのも些か趣味が悪いな。

 明日にでも一応美咲にこの事を伝えておこう。三姉妹には悪いが、俺はあくまで美咲の味方なので。

 

 

 

★  ★  ★  ★  ★

 

 

 美咲に危険を伝えた3日後。

 俺は偶然にも公園のベンチに座って物思いに耽っているリアを見かけた。腕に付けたアクセスウォッチの時計盤が光っているので確実にアイリではなく美咲だった。

 

 こんな寒い日に1人で何やってるんだ……と、そう思って声をかけると美咲は何やら虚ろな目をして返事を返してくれた。

 

『大丈夫……大丈夫。だいじょーぶだよ、呉原。またあそぼ』

 

 どう見ても大丈夫などでは無かったが、心配になって事情を聞こうした時に、タイミング悪くその場にレンと小春が現れた。

 

『リーアちゃん♪ 早く帰ろっ!』

 

『迎えに来たよ。いこ、リア』

 

 そのセリフに、美咲はゆったりと答えながら俺に手を振った。

 

『今いく……今日は、レンと……ルクラだよね、ごめんね、すぐ戻るからね……』

 

 明らかに普通ではない状況に困惑し、俺は去りゆく美咲の背中に向かって声を掛ける。

 すると彼女は、光を灯していない瞳で俺に笑いかけたのだ。

 

『大丈夫だよ、くれはら。大丈夫だから』

 

 

★  ★  ★  ★  ★

 

 

 公園での邂逅から一週間後。

 

 とても心配になってしまったので、俺は海夜家の玄関前に訪れていた。

 

 

 この一週間と数日はいわゆる解禁日というヤツだったらしいのだが、彼らの関係にあまり口を出しすぎるのも良くないと思って俺は黙ってこの一週間を過ごしていた。

 

 ……だが、解禁から一週間が経過した現在も、未だ美咲からは連絡が来ていない。

 

 ゆえに不安を募らせた俺はこうして海夜家に訪れているわけだ。美咲家には本人たちがいなかったので、残る心当たりのある場所といえばここしかなかった。

 

「……鍵、開いてる」

 

 そっとドアに手をかけると、何の抵抗もなく扉は開いた。鍵すらかかっていない状況に焦る俺は、ゴクリと喉を鳴らして唾を飲む。

 

 

「お邪魔し───まっ!?」

 

 

 言葉の途中で、俺は驚愕して思わず数歩後ずさった。

 

 

「ぅ……ぅあ、ぐ……」

 

 

「こ、小春!?」

 

 玄関を超えた先のフローリングで、呻き声を挙げながら小春が倒れていた。

 焦って駆けより彼女の様子を見ると、派手な外傷や血痕などは見受けられないものの、衣服が乱れていて相当体力を消耗している事に気がついた。

 

 ただ事ではない。

 

 ──まさか、怪人の襲撃……?

 

「オイ! おいしっかりしろ! 何があった!」

 

 俺の激しい声でうっすらと我に返った小春は、仰向けのまま震えた声音で喋り始めた。

 

「り、リアちゃ……ん、が……」

 

「リアが何だ! あいつがどうした!」

 

 このまま小春が意識を手放さない様、わざと大きな声で質問を繰り返す。何ともしても彼女が眠る前に情報を聞き出さねば動こうにも動けない。

 

「……リア、ちゃんが……その、あの……」

 

「口籠るな! いいから全部話してくれ! 頼む!」

 

 酷な事を強いているのは理解しているが、状況が状況だ。甘いことは言ってられない。一刻も早く今の状況を整理しなければならないのだ。

 

 俺に揺さぶられた小春は数秒考え込むように黙ると、意を決して口を開けた。

 

 

「さ、最初は微量の電気でリアちゃんを、その、正直に求めてくれるレベルにしようとして、電気を与えたんだけど……」

 

 

 ……言いたいことはあるが、今は黙って全部聞かねば。

 

 

「私と、お兄ちゃんと、ルクラちゃんの三人で一旦ローテーションが終わった後、また四人で楽しもうとして、調子に乗ってまたリアちゃんに電気を与えたら……うぐっ」

 

「うぉっ!?」

 

 話しをしている途中で小春が鼻血を出した。そんな彼女に驚いて慌ててハンカチを鼻に当ててやった時、俺はあるものを見てしまった。

 

 小春の首元には、いくつもの『噛まれた跡』のようなものが散見された。そしてよく見れば、それは鎖骨の辺りや腕、スカートから見える太ももにも存在していることが分かる。

 

 

 

「リアちゃんが、人が変わったように暴走して……! こ、ここっ、殺されるかと思っ──ウゥッ」

 

 

 

「あっ、おい! 小春! 小春!」

 

 言葉の途中で小春は気絶してしまった。体力の限界を迎えてしまった彼女はもう、何度声を掛けても意識を戻すことはない。 

 

「何だってんだよ……!」

 

 芳しくない状況を察した俺はすぐさま小春から離れ、ドタドタと二階へと駆け上がっていく。1階に人影は感じないし、リビングに誰もいなかったので人がいるとすれば二階の、おそらく蓮斗の部屋だ。

 

「うぉっ!?」

 

 そして二階に到達する直前、階段付近でぶっ倒れているルクラを目撃して思わず跳ね上がった。

 

 すぐさま脈を確認してみると、息はある。

 しかし先程の小春とは違って彼女は既に意識を手放してしまっている。話を聞くのは無理そうだ。

 

 

「蓮斗の部屋……ドアが」

 

 

 ドアが開いている。この状況を察するに、恐らくあの部屋からルクラと小春は逃げ出してきたのだろう。

 だが途中で力尽きてあのようになってしまった。気絶するほどの消耗を既にしていたのだ。這いつくばって前に進むので精一杯だったのだろう。まるで死体の様に気絶しているルクラを見ればすぐに解る。

 

「美咲、レン……!」

 

 未だに姿を見せていない二人を危惧し、蓮斗の部屋に入ると───

 

 

 

 

 

「た、たすけて……!」

 

「だぁーめっ♥♥♥ レンってば逃げちゃだめでしょう? ()はまだ満足できてないんだから♥♥♥ ほら、またキスしよ♥♥ もっとトロトロにしてあげるから、もぉーっとレンの可愛いお顔見せて♥♥♥♥

 

「ヒィっ……!」

 

 

 

 

 ───なんというか、言葉にし難い光景がそこにはあった。というか言いたくない。

 

 ともかく美咲はリアの姿で目がピンク色に発光していて、レンは涙を流しながら恐怖で青ざめている。

 ベッドはビショビショ、床には謎の液体や怪しい玩具たちが散乱していて、部屋全体がまるで空き巣に入られたかのように散らかっている。

 

 

「……そうか」

 

 

 なるほどな。完全に理解した。

 

 最初は小春の電気で『いつも通り』に近い、美咲はいわゆる快楽堕ちの状態にされた。

 そしてそのままレン、ルクラときて最後は皆で──といった所で調子に乗った小春の電気が災いして、美咲は逆に覚醒。

 

 あの無敵とも思えた絶倫三姉妹を腹上死させかねないレベルの最強の狂戦士(バーサーカー)となり、この一週間で好き勝手してきた三姉妹を返り討ちにしてやった、ということか。

 この状況を見るに、返り討ちどころか死体蹴りまでしているようだが。

 

「レン♥♥ すき、だーいすき♥♥♥ もっとえっちしよ♥♥ かわいい、かわいいね♥♥♥♥

 

「ンギッ。……し、しぬっ、死んじゃうよぉ……! ごめんなさいっ、ごめんなさ──うああぁぁ!!」

 

 

 だが、これはきっと美咲の意志ではない。

 

 彼ほどの心優しい人間がここまで(性的に)他者をいたぶる筈などない。今は小春の電気によって脳の回路が一時的におかしくなってしまっているだけだ。

 

「待ってろ」

 

 俺が美咲を救わないと。

 元を辿れば彼の状況に八つ当たりをした俺に責任があると言っても過言ではないのだ。尻拭いは俺自身の仕事だろう。

 

「今助けてやるからな」

 

 蓮斗の部屋へ足を踏み入れる。

 親友に手を出す、その覚悟を胸に右拳を握りしめた。

 

 ベッドの前で、レンの腰を掴んでいる美咲の前で立ち止まる。

 大きく振りかぶり、狙いを定めた。

 

「えへへっ♥♥ レン、レン♥♥ …………ん、あれ、だぁれ? 邪魔しないで──」

 

 

「目を覚ませ美咲ィィィィィィィィッッ!!!」

 

 




呉原:(●`・ω・)=O)`-д゜)ポカ

夜:_(´ཀ`」 ∠)_…………( ゚д゚)ハッ! (俺は今まで一体何を……!?)


【おめでとう! レン・小春・ルクラは 覚醒したリアと腹上死への恐怖で 『節度』 を覚えた!】


覚醒形態:アルティメットフォーム
 リアの覚醒した姿。あらゆるものを(性的に)食らう怪物。誰も勝てない。
 小春の電気を食らうと変身できる。親友のパンチで戻る。
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