僕のヒーローアカデミア〜最強の呪術師に転生してハチャメチャするお話〜   作:クロノヒメ

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いつもの。
不定期投稿って書いてるじゃん?(震え声)


贋作の決意、改め成長

やはり時間が過ぎるのは早い。

 

 

時間が過ぎるのは早い。

保育園での日常は退屈だった。それもそうだろう。

今更そんなことをやっても新しい発見がないし、なにより歳が歳だ。

 

いや、一概にもそうは言えないが、どっちみち、暇だったことには変わりなかった。

 

 

・・・友達?え?響香ちゃんがなんだって?

 

 

 

まあご想像の通り、友達と呼べるのは響香ちゃんぐらいしかいない。

他の子とも仲良くしようとしたが、上手く行かなかったんだ・・・。

 

 

ま、そんなことより。

 

 

「さとるくーん!早く早くー!ウチたち、同じになれるかなぁ?」

 

 

 

「うーん、どうだろうねぇ?ま、一緒じゃないかなぁ?」

 

 

「一緒がいい!」

 

 

 

横でぴょんぴょん跳ねる響香ちゃんを尻目に考える。

 

ちなみに言っておくが、変な事じゃなくただ純粋に小学校のクラスについて言ってるだけで特に下心はない。

 

 

 

 

 

・・・ないからな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校にて。

 

 

 

結局、僕と響香は同じクラスになった。しかも隣の席。

 

心の中でガッツポーズをとる。

 

 

 

「やったねさとるくん!ウチたち一緒だよー!」

 

 

 

隣に座っている響香が嬉しそうにイヤホンを動かしている。

 

・・・あ、そうだ。今更ながらも響香ちゃんの個性について話しておこう。

 

響香ちゃんの個性は『イヤホンジャック』。

 

イヤホンの先端にあるあれを両耳から下げている。

 

見た目に反し、イヤホンをさしたところなら分厚い壁の向こうまで音が聞こえる。中々使い所がある個性だ。

だが人一倍耳の感度がいいため、大きすぎる音を聞くと耳がダメージをおう。

 

「そうだね、一緒でよかったよ」

 

 

そんな日頃の小さなことで駄弁っていると、教室の前からガラガラと、扉が開く音がする。

 

 

先生だろうか?という俺は教室の前を見て、二重の意味で驚いた。

 

1つ目は先生と思われる人物の方に、変なものが乗っていた。

 

人の頭1個分より小さい。が、その体色は淡い肌色で、何より体からはみ出してる天使の羽が明らかに異形の存在であると語っていた。

 

 

俺はコイツを知っている。

 

呪術廻戦で出てくる、『呪い』だ。

 

名前は確か蠅頭(ようとう)と呼ばれている呪い・・・。

 

だが、それほど強い呪いでは無い。近くにいたり、憑いたりするとその人の体に悪影響・・・例えば、眠りが浅い、気分が悪い・・・など、それくらいしか影響は無い。

 

 

「・・・?どうしたの?さとるくん?そんな慌てた顔して?」

 

 

「・・・いや、なんでも」

 

 

 

ない、と言い切る前に。

 

 

 

俺は少し遅れて先生の顔を見た。

 

 

サングラスをかけ、髪は横と後ろを刈り上げ、髪を上に上げている。口周りにはヒゲがあり、ガッデム!と叫びそうな見た目だ・・・って!

 

 

 

この人夜蛾 正道(やが まさみち)さんじゃないか!?

 

なんで!?あの人呪術学園の校長で五条悟のせんせ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言えば俺、五条悟じゃん。

 

・・・まてよ、ということはこの世界って呪術廻戦の世界?

 

いや、でも隣には響香ちゃんがいるし・・・。

 

 

 

まさか・・・。

 

 

 

なんて、ちょっと察したら。

 

 

 

 

『せいかぁ〜い!ヒロアカと呪術廻戦の要素、どっちも存在しちゃってるよー!いやー、これがホントのクロスオーバーっ、てね。良かったねぇーさとるくうん?』

 

 

 

 

ハデスぅ!?コイツ、脳内に直接!?

 

待て、ツッコミたいことが多すぎる。

 

1つずつ整理していくか・・・。まず、お前神か?

 

 

 

『いぇす!I'm GOD!!!』

 

 

 

あーはいはい。脳内で叫ぶなうるさい。

 

んで、なんで急に話しかけて来たんだよ。

 

 

 

『えぇ〜?そんな冷淡なぁ・・・まぁいっか。えーっとね、ちょっと大事なこと伝え忘れたんだよね〜』

 

 

 

はぁ・・・。んで?あくしろよ。

 

 

 

『1つ目は、この世界のこと。既にお察しの通りヒロアカと呪術廻戦、本来混じることのないものが混ざっちゃったとんでもない世界線だね〜。個性もあるし、術式も存在してるよ〜。いやーすごいねぇ』

 

 

 

・・・まあ、ちょっとはそんな気がしてた。

 

いやさ、たまにね?心霊スポットとかに黒ずくめの人達がいたからさ・・・。

 

ん?というかそれならなんで俺は今まで呪いが見えてなかったんだ?

 

『ふふ、君自分の呪力の量分かってるの? 』

 

今までは呪力が少なすぎて見えなかったのか?

なるほどな・・・。

 

『んで、2つ目は・・・家に帰ったら分かるよ〜。私からのプレゼントだ』

 

 

うわぁ・・・ろくでもなさそう。

 

 

『な、なにをー!・・・はぁ。折角君を思ってプレゼントしたのに・・・』

 

 

・・・したの?

 

 

『いえす。もう君の家の机上にあるよ。ま、家に帰ってからのお楽しみってことでね』

 

 

 

はいはい。分かりましたよと。

 

 

 

『あぁ、最後に言っておくけど』

 

 

 

ん?なんだよ急に改まって。

 

 

 

『君、今は最強じゃないからね』

 

 

・・・具体的に言うと?

 

 

『確かに五条悟と同じ能力を使える素質はあっても、磨かなきゃただの石と同じことって意味だよ〜』

 

 

 

そりゃあそうだろうな。努力しなきゃ強くなれないなんて、そんなこと当たり前だろ。

 

 

・・・というか、そのために夜蛾さんがいるのでは?

 

 

神との脳内会話ではなく、当の本人に目を向ける。

 

 

 

ごつくも繊細で細かい動きが出来る右手を開いたまま肩まで持っていき、蠅頭の頭に乗せる。

 

 

・・・おい、もしかして

 

グチャッ

 

おーう。中々グロいな。

 

何が起こったのかは分かったと思うが、夜蛾さんが握りつぶした。文字通り、グーを握るかのように。

 

 

 

『と、ゆうことでね』

 

 

 

ハイハイ。どーせ夜蛾さんに呪力教えてもらえってことだろ。

 

 

 

『察しがいいな少年。賞味期限切れの牛乳でもあげようか?』

 

 

 

誰がいるんだよそんなもん。

 

 

『この世界で生き残れよ、五条悟?』

 

 

言いたいことを言って、神様の声が聞こえなくなる。

 

・・・さあ、やるか。

 

 

 

「初めまして、このクラスの担任になった夜蛾 正道だ。みんな、今日からよろしくな」

 

 

 

「「「「はーーーい!」」」」

 

 

 

「うむ!元気があっていいな!・・・とりあえず、自己紹介しようか。1番前の君から頼むぞ」

 

 

 

ビシッと俺に指を指す夜蛾さん。

 

 

 

机を引いて立ち上がり、先生の目を見て言う。

 

 

 

「五条悟です。これからよろしくお願いします。夜蛾先生」

 

 

 

ここからだ。

 

 

まだ俺は五条悟じゃない。

 

 

オシャレで、気楽で、最強じゃない。

 

 

でも、素質があるって。

 

 

言われたんだよ、神様に。

 

 

なら、不思議と出来るって思うんだよね。

 

 

 

という訳でカット!

 

 

え?と思うけど許してね♪これはまだプロローグに過ぎないんだよねー。

 

 

 

改めて・・・カットだよぉ!

 

 

 

 

 

――9年後

 

 

 

 

 

いつも通りコーヒーに角砂糖を6つドバドバと入れながら優雅な朝のティータイムを過ごす。 

 

いつも通りなどと言ったが、実際は違うか。

 

呪術界ではいつも人手不足。こんな時間は無いようなもんだけどね。

 

そんなことも考えつつ、手で喜久福の抹茶生クリーム大福を頬張る。

うん美味い。買ってきて良かったねぇ。

 

最近起こった出来事を考えながら机の書類を整理し、伊地知の机に調べるものをドンっ、と乗せる。

がんばれ伊地知。

 

机に戻りコーヒーを飲み、顔を上げ時計を見る。

 

あ、気づいたらもう8時過ぎ。

 

僕は何も持たずに職員室を出る。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

AM:8時30分

 

扉を開け、教室の中に入る。

 

扉を開けた途端、メガネを掛け鋭く睨んでくる禪院 真希と狗巻(いぬまき) 棘、そしてパンダ。

 

彼らは五条悟の教え子達であり、全員が全員、とても優秀である。

 

「おはよー。出席とるよー、うん、全員いるね。いやぁ真希のことだから居ないと思ってたよ」

 

「ふざけんな、おせぇよバカ。つーか3人しか居ねーんだからすぐ分かんだろ」

 

「まぁまぁ、そうカッカすんなよ真希。バカが遅れてくるのはいつものことだろ」

 

「しゃけ」

 

「酷いなー、皆して。そんなに僕のこと嫌いなの?ねぇねぇ、どうなの?ねぇねぇねぇー」

 

「うざい」

 

「同意だな」

 

「しゃけ」

 

「ははは、みんなして冗談が上手くなったなぁ。可愛いもんだよ」

 

さて、と話しを切り変える。

 

「さて、いつも通り任務について貰うとして・・・」

 

椅子に座り机に手を組んで置き、いつになく真剣な顔で話す。

 

空気を読んだのか、目の前にいる2人と1匹。

 

「僕さ、じつはこの春・・・」

 

そういい伝えるか迷う――振りをしつつも心の中で早くこの事実を伝えたい。

 

「勿体ぶらず早く言えや」

 

「そうだぞそうだぞー」

 

「ツナマヨ」

 

「あのさ、僕・・・」

 

スウッと息を吸って、言葉を吐き出す。

 

 

「この春、雄英高校ヒーロー科に受験します!いぇーい!」

 

 

シーン・・・。

 

「・・・は?」

 

最初に真希が鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしている。

 

「・・・何言ってんの?」

 

パンダが冷静に五条に問う。

 

「おかかぁ・・・」

 

え、なんでそう思ったの棘?

 

この後全員から質問攻めにあっちゃったよ。全く、これだからモテ男は困るね。

 

「あ、そうそう。言い忘れてたけど僕まだ16歳だからね?」

 

「「お前みたいな16歳がいてたまるかぁ!」」

 

真希とパンダの声が響く。

 

狗巻はどこか呆れた様子で「高菜」とおにぎりの具を呟いていた。

 

これは、そんな春の出来事である。

 

 

 




補足ですが、今の主人公の実力的にアレが使えます。
え?アレって?アレはアレですよ。

※2020年1月21日に内容を変更
こっちの方がよくない?・・・よくない?

※2020年7月27日にセリフ変更

番外編に個性(術式)とかの解説

  • 解説あった方がいい
  • 解説なくてもいい
  • 五条さんイケメン過ぎマジ最高
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