僕のヒーローアカデミア〜最強の呪術師に転生してハチャメチャするお話〜 作:クロノヒメ
ヒロアカ、友達から借りようかな・・・。
ある日の夕暮れ時。
教師という役割を果たし、あまり馴染みのないみずらの家の帰路に着いた五条はいつもならブラブラと文字通り道草を食って帰るのだが、この日は違った。
雄英高校、もとい呪術科はとてつもなく広い雄英の敷地内にある。というより、分けられている。
敷地内の四分の一、とは言えその光景は圧巻であり、多くの和風の建築物や神社仏閣、果てには五重塔みたいなものまである。
その奥に雄英高校呪術科、また別の名を都立呪術高等専門学校と呼ばれている。
前者は一部のヒーローやその卵、後者は呪術師がそう呼んでいる。
話は戻るが、五条 悟は家に帰っている途中である。
もっとも、家と言うよりは家という機能を果たしている場所である。
ただでさえ人がいないこの業界では仕事が多い。
特級術士程になれば自分の家に帰らないことなどざらにある。
・・・脱線してしまったが、あの五条 悟は珍しく家に帰った。
玄関の扉を開け、家の中に入る。
靴を脱ぎ優雅な足取りでなかに甘味しかない冷蔵庫を開け、中からバニラアイス、メロンソーダを取り出し殺風景な部屋のテーブルにそれらを乗せる。
五条 悟は甘党である。
しかもかなりの甘党であり、彼を知る人物からは大きくなった子供という印象がある。
といっても、その印象は食事だけなのだが。
さて食べようと思った時、テーブルの上に封筒があるのを見つける。
雄英高校の文字が印刷されており、どうやら先の試験の結果である事は一目瞭然だった。
なにこれ?と思いつつも手を伸ばし封を切る。
すると中から謎の機械が出てくる。
見ると機械は円形で窪んでおり、見ると底にはレンズがハメられてあった。
付いているボタンを押すと機械から光が溢れ、その場でスクリーンを作り出す。
映し出されたものに映っていたのは――
「これはこれは、No.1ヒーローのオールマイトじゃないの」
そう。
世界の誰しもが認める英雄、オールマイトが映っていたのである。
『私が投影されたッ!!!ハッハッハ、good night 五条君』
「good night オールマイト。それにしても、僕並に暇がないヒーローがどうしてスーツを着込んで目の前にいるのかな?」
『ん〜!相変わらず君は飄々としてるね!流石はそっちの世界のヒーローだ』
「当たり前でしょ。だって僕だよ?天才イケメン特級呪術師の五条 悟さんだよ?」
『ハッハッハ!それもそうだね!』
オールマイトと五条。
2人には少なからず接点はあるが、今は置いておこう。
「それで?って聞くのもナンセンスなもんか。大方、今から始まるのは受験の合否発表ってところかな?」
『YESッ!その通りだ!』
そこで息を吸い、結果をペラペラと言っていく。
『受験点数はギリギリセーフ。でも実技はほとんどロボットを倒していない。もちろん、不合格だ』
続いて言おうとするオールマイにすかさず言葉を挟み込む。
「でも実際は合格。でしょ?オールマイト」
『ッ!?・・・君は何故それを知っているんだい?』
オールマイトの雰囲気が変わり、真面目真剣モードになる。
五条はソファーに手をかけ上を見上げため息をつく。
「自分がヒーローと同じ体でやる模擬市街地演習。僕は実践的だと思うんだよね。ロボットをヴィランに見立て、尚且つ」
カランッ、と氷の音がする。
「周りがピンチ、そしてそれを救った者には別ポイントがある。そうだろう、オールマイト?」
『・・・君には全てお見通し、って訳かい?』
「ご生憎様、眼がいいもんで」
『そう!先の入試、君が言う通り見ていたのは敵ポイントのみにあらず!』
オールマイトの姿が変わり、薄暗い部屋の中に切り替わる。
そこにはテレビが複数台置いてあり、見る限りだとその全てに模擬演習の映像が映っており、それを眺める教師一員と、見たことがある人物を見つけ、五条はどおりで試験の場にあるカラスが沢山いた訳だと納得した。
高くついたであろう値段を考えると、スケールの違いを思い知らさせる。
などと言っているが、この男も稼ぎは十分、いや、かなり良いのである。
「人助け、言ってしまえばヒーローにとって正しいことをしたものを否定するヒーロー科なんて」
『――あってたまるかって話だよ!』
『
『五条 悟 96点!敵ポイントと合わせて100点!この数字は雄英高校の入試で初めての3桁台だよ。もう君プロヒーローでいいんじゃないかな?』
呆れた半分でオールマイトがありのままのことを口走る。
実際、普通の人間はそう思うだろう。この試験はまだヒーローの卵である者たちが行うもので、ぶっちぎり最高得点を出しているのである。
五条はいつも通り当たり前に思う。流石僕と。
だが、今回ばかりはおかしすぎる。
「それにしても、なんでこんなに高いの?僕、そんなにレスキューしてないよ?」
『出血している少女を助け、更にあの超大型巨大ロボットをぶっ飛ばしたのは久しく見ていないらしいからね。でも今回は君以外にもう1人いたんだよ。今年は豊作だと他の先生方もそう言っていたよ』
「へぇ・・・僕以外にもそんなことをしたのがいるんだ。レベルが高くて上々。やっぱ最近のヒーロー界も質が良くなってきてるね」
『何はともあれ・・・合格おめでとう、五条君。』
ピッ、と音を出して機械が役目を終え停止する。
ポケットからスマホを取り出し電話をかける。
数コールした後、イライラしたような声で電話の向こうから応答があった。
『・・・なんですか五条先生』
「お疲れ恵。さて、いい報告といい報告、どっちから聞きたい?」
どちらも同じではないか、何が言いたいんだこの先生は、と伏黒は思った。
『はぁ・・・それじゃあいい方からでいいですよ。なんですか?』
「僕、雄英高校ヒーロー科に受かったよ」
『・・・は?本当ですか?』
「マジだよマジ。あぁ、そしてもう1つの嬉しいことはね」
『っ、は、はい』
「僕、今年の君の学年の担当だから。つまるところ1年生の先生だね。感謝していいよ?なんてったって天才イケメン特級呪術師の五条悟が先生なんだからね」
『・・・・・・・・・・・・』
ツ、ツー、ツー、ツー・・・。
「あれ?切れちゃった?」
まぁいいか、といいアイスを食べる。やっぱり甘いものは美味い。
五条の報告を聞いた次の日、伏黒は胃薬を箱買いした。
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時はオールマイトが五条に合格を報告した所まで遡る。
久しぶりにあった彼は、前に会った時とほとんど変わっていなかった。元気に過ごしていたようだ。
ふと、実技総合成績が出たときの反応を思い出す。
『爆豪勝己、まさか救命活動P0で2位とはなぁ!』
『
『派手な個性で寄せ付け迎撃し続けた。タフネスの賜物だな』
『緑谷出久、対象的に彼は敵P0で8位。
他にも評論していて教師達だが、やがて1人の生徒に辿り着く。
『そして何より・・・今回の1位』
『8位と似ててほとんど救命活動Pでランクイン・・・』
『アレを思いっきりブッ殺しつつ、更に他のピンチの生徒を救助して応急処置までこなした』
『そして何より・・・』
『『『呪霊を祓った』』』
『これに関してはあの場で祓えるのは1位しかいなかったからな・・・』
『それにしてもいいのか?アイツ、呪術科の教師なんだろ?ぜってぇー16歳じゃねぇだろ?』
『だが、国の記録にはそう書かれているからなぁ』
結局入学が決まったのだが、オールマイトは考えていた。
先程の会話で聞こうとしたが、あと少しで口から出そうだったが、出てこなかった。
――君は何故、ヒーロー科に入ろうと思ったんだい?
五条 悟君。
終わりが中途半端なのは許してお兄さん。
あとここで1つなんですが、僕って呪術廻戦は単行本勢でヒロアカはアニメ勢なんですよね。
最近知ったんですが、五条悟のワープ、改めて高速移動って赫じゃないんですよね・・・初知りでした。
という訳で番外編の説明を書き直します。
番外編に個性(術式)とかの解説
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解説あった方がいい
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解説なくてもいい
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五条さんイケメン過ぎマジ最高