1ヶ月近く開けちゃいました。
本編どうぞ!
「…………………」
あぁどうしよう。更識さんが先程から全然復活しない。部屋の隅で体育座りをしてさめざめと泣いている。
どうしたものかなぁ………………。
「あの……………更識さん?」
「ワタシ………ナンテ………グスッ。」
どうしたらいいんだ。
「バナナもたいへんだねぇ♪」
原因は布仏さんなんだけどね。当の本人は全く気にしておらずポッ○ーをポリポリと食べている。
ちなみに俺はポッ○ーよりトッ○のほうが好きなんだよなぁ。
だってさ、最後までチョコたっぷりなんだぜ?
………そんなことはどうでもいいんだ。この状況を打破しないと!
「更識さん。別に気にしてないから泣き止んでくれないかなぁ?」
「だって……わたし……命の恩人の名前を……うぅ。」
あぁ、悪化してしまった。俺は更識さんを慰めることができずただおろおろするだけだった。そんな中整備室の扉が開いた。
◇
バーナードさんの壊れたラファール・リヴァイヴの修理の手伝いをしにわたくしは整備室に向かっている途中です。最近バーナードさんとの距離が少しだけ近づいた気がします。さて、今日もバーナードさんの手伝いを頑張りますわよ!
わたくしは整備室の扉の前で少し高ぶった心を静めてドアを開ける。
「バーナードさん。手伝いにきました……ってなんですのこの状況?」
開けたドアの先の光景は
○ッキーを食べる布仏さん。
体育座りで整備室の隅で泣く髪の蒼い女の子。
おろおろしているバーナードさん。
カ、カオスですわね。ま、まさかバーナードさんが女性を泣かした?!
とりあえず状況の整理ですわね………。
◇
「バナナ…………ですの?原因は?」
「うん♪」
本音から事情を聴いたセシリアは眉間を押さえる。
この状況の原因がお礼を言いに来た更識簪がバーニィの名前を間違えて言ってしまい落ち込んでいる。そしてバーニィはどうしたらいいのかわからずおろおろしている。
「…更識簪さん?そこまで落ち込まなくていいと思いますわよ?」
セシリアは優しく簪に話しかける。
「でも……………」
「バーナードさんはそんなことで怒ったりなんかしませんわ。わたくしだって彼と初めてお会いしたときはまぁ酷いことをいったりしましたけど彼は許してくれましたわ。」
それを聞いてバーニィは出会った当初のセシリアのことを思い出す。はじめと今では全く違う。良き理解者であり、親友とも言える人にまでなった。バーニィははっきりいってここまで仲良くなれるとは思っていなかった。
「だから、泣くのはこれでおしまいですわ。ほら、改めて彼にお礼を言えば終わりですわ。」
簪は眼鏡を外し涙を拭いた後、バーニィに向かい合う。
「ば、バーナード・ワイズマンさん。この前は…助けていただいて……あ、ありがとうございました。貴方は私の命の恩人です。」
その言葉を聞いたバーニィに異変が起こる。
「バーナードさんどうして泣いていますの?」
「え?あ、あれ?」
頬をつたう涙。
バーニィ自身、なぜ涙を流しているのか分からなかった。
◇
「はぁ……………」
わたし篠ノ乃箒は今打鉄を借りて一人で素振りをしている。
今までわたしは専用機さえあれば、一夏と並ぶことができる。強くなれると思っていた。
しかし、わたしのその考えをあいつは………バーナードは否定した。あいつはラファール・リヴァイヴでセシリアのブルーティアーズを追い詰めた。所属不明機をトリッキーな戦い方で大破させた。機体の性能差が勝敗をわかつ絶対条件ではないことを証明している。それは恐らく彼の日頃の努力の成果と言えるのだろう。セシリアいわく、授業が終わった後わからなければ山田先生に聞きに行く。そして放課後は機体の整備及び訓練。ひたすらボロボロになるまで訓練するらしい。その後また整備を自分でした後、部屋に帰りご飯を食べてシャワーを浴び、その日に学んだことの復習、そして予習をして寝る。それを毎日繰り返しているらしい。
わたしは…………ただ求めるだけだった。自分から何かしようとしなかった。ただ一夏に近づきたいから……一夏の隣に並んでいたかったから………。そんな幼稚な気持ちで力を求めてはいけないんだ。それをあいつは気づかせてくれた。
「わたしも変わらなくちゃいけないな。」
今は自分にできることから始めなければな!
◇
「話は以上だ。」
「…………はい。」
アンドレイは社長室にシャルロットを呼び出し、IS学園への転入の詳細を話している。
「指示は向こうに着いたら与える。それまで女とバレるなよ。いいな?」
「はい。」
アンドレの命令に淡々と返答するシャルロット。
そんなシャルロットに残酷な指示が出された。
「それと、お前の…………お前の名前は転入したらシャルル・デュノアだ。シャルロットと言う名前を忘れろ。」
「ッ!………………………は…い。」
「話は以上だ。早く支度して準備をしておけ。明日の朝には日本に向かってもらう。」
「……はい。デュノア社長。」
シャルロットは泣きそうになるのを必死に我慢して社長室から出ていった。小さく震えるシャルロットの姿を出ていくまでアンドレは黙って見つめていた。
「…………すまない。…………本当にすまない。シャルロット。」
一人でそう呟くアンドレ。
その言葉がシャルロットに届くことはなかった。
◇
「ラウラ・ボーデヴィッヒ隊長!いってらっしゃいませ!」
ドイツ軍。シュヴァルツェ・ハーゼの部隊員達が綺麗に整列をして一人の少女に敬礼をして見送っていた。
「うむ!行ってくるぞ!見せてもらおうか!日本の新しいISの性能とやらを!」
そう呟きラウラ・ボーデヴィッヒ隊長は日本へと向かうのだった。
こうしてまた物語が大きく動こうとしていた。
「あ!しまった!パスポートわすれた!」
空港でそう叫ぶラウラ・ボーデヴィッヒ隊長であった。
急いで書いたからちょっとぐだぐだ。
修正いれていきます。